12月13日(水)「仲間と奏でる『金太郎囃子』」

12月13日のなのはな

 金時太鼓の練習に行きました。
 ウィンターコンサートまで、あと11日。本番のステージである勝央文化ホールで練習させてもらえることが有り難く、今日は竹内さんが、実際に使用する太鼓をどの太鼓にするかを、音を聞いて決めてくださいました。

 『金太郎囃子』を1回通して、竹内さんが細かいところを見てくださって、締め太鼓のソロ、最後のフレーズのクレッシェンドなどを、もっと盛り上げ、最後の一打は一番大きく出すことなどを話してくださいました。

 音を流さないで演奏をすることも教えてくださって、1音1音、意味のある音にしたいと思いました。
 気持ちの面でも流さないで、今は誰を立たせて、自分はどういう役割をしているのかということをよくわかり、みんなのなかで1パーツとなって演奏したいです。

 

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 『金太郎囃子』では、最初に締太鼓が叩き、次に、囃子太鼓、次に篠笛、チャンチキという鉦が入り、その次に宮太鼓、大太鼓と音が重なって増えていきます。
 どんどん仲間が増えていく感じが、私はとても好きです。集まった仲間一人ひとりを大切に、仲間の音を聞いて、そのなかで自分の役割を果たし、ソロはバトンで繋ぐように、その人へと気持ちを向けて演奏をしています。

 コンサートでは、照明も当たります。照明を担当する人が、今はこの人にスポットを当てたらいいんだなと解るくらいに、気持ちもクレッシェンドをしていって、全体のなかでの役割を果たしていきたいです。

 後半は、みんなで自主練習をしました。
 半分の人数で前から聞く人、演奏をする人を作りました。前からみんなの演奏を聞くのは初めてで、一人ひとりの表情や動きがすごく良く見えました。
 表情は、締太鼓を真ん中で叩いている、つきちゃんの表情に合わせようと決めて、つきちゃんの表情を見ていると、笑顔のなかにも強さがあったり、一つひとつのフレーズで表情に少し変化があって、表情をみているだけでも、伝わるものが大きいのだと感じました。

 

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 みんなの演奏を聞いて、自分も含めて、ここをもっと流さないで叩きたいというところが解り、みんなで練習をしました。
 コンサートのなかの一部として太鼓を叩かせてもらえることが嬉しいです。竹内さんが練習の最後に、「頑張って」と言ってくださり、竹内さんが毎週水曜日の夜に太鼓を教えてくださって、なのはなを応援してくださっていることが本当に嬉しくて、応援してくださっている方がいることが、すごく力になることを感じました。

 みんなでいい演奏にできるように、精一杯で頑張ります。

(ふみ)

 

 コンサート練習では、ダンスの習慣練習や、『エラスティック・ハート』のコーラス練習、主人公たちを中心とした演劇の練習、『イエローストーン』のドラム練習などが進みました。今は、それぞれの部屋で、体育館で、また体育館が空いていないときには廊下でも、いつも、何かの準備や練習をするみんなの姿があります。

 

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〈舞台背景係では、ステージにスケール感や彩りを加える、サテン布の仕込みを行いました。ホール入りしてからは、ステージを使える1分1秒が大切です。色の並びを決め、ドレープや角度を計算してセットしておくことで、短時間で吊り込みをできるよう準備をしました〉
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〈竹の枝を金色に塗った、不思議な飾りも、ステージのどこかに見つかるかも?〉
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〈衣裳係は、虹色のチュールを使ったフリルや、花型のブローチづくりを行いました。ダンスや役者の衣裳も日に日にアレンジが加わっていっています〉

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