11月11日(土)「壮大で、美しい歌に 『エラスティック・ハート』コーラス練習 & 美野の敬老会へ向けリハーサルの日」

11月11日のなのはな

 今週の音楽合宿の目標の一つである、『エラスティック・ハート』のコーラス音入れ。
 この曲は、コーラスがとても効いていて、壮大で、歌っていても、自分がどこまでも自由になっていけるような感覚になる、私の好きな曲の一つです。
 そして、その曲のコーラスを、かにちゃんが音取りをして、昨日の音楽合宿の時間で、音入れをしてくれました。
 かにちゃんがくれた楽譜は、3パートにわかれていて、歌うところも沢山あり、一目見たところ、とても複雑に見えましたが、この曲が完成して、みんなで歌っていることを想像すると、本当に素敵な曲になると思って、とてもワクワクした気持ちになりました。

 でも、限られた時間の中で、駆け足での音入れだったため、音や歌詞が、まだ自分の中に入っていないという声を聞き、今日の午前のコーラスパート練習の時間は『エラスティック・ハート』のコーラス練習の時間になりました。

 せいこちゃんと一緒に、『エラスティック・ハート』を完成させる。
 みんなが自信を持って歌えるようにする。
 そのことを目標に、音楽室での練習が始まりました。

 

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 まず最初に発声練習。
 声を出しやすくして、コーラスへの気持ちを作りました。
 そして、昨日あゆちゃんが教えてくれたことを、みんなに伝えました。
 声の大きさが、あゆちゃんが思う5分の1しか出ていない。
 1人だけでも、自信を持って大きな声で歌えるように、正確な音とリズムを自分の中に入れる。そして、音のストライクゾーンが広い人がいるので、それを狭めていって、一発で角のある音が出せるようにする。ということです。
 また『エラスティック・ハート』のコーラスをあゆちゃんに聴いてもらって、喜んでもらえるような練習時間にしたい。ということもみんなと話して、楽譜を元に、練習が始まりました。

 この曲は、とにかく歌詞の言い回しが速くて、音と歌詞を同時に習得するのは難しい。
 まず「マママ…」という声で、音を確認し、繰り返し歌って、音とリズムが入ったら、歌詞を入れていく。というやり方で、せいこちゃんが練習を進めてくれました。

 

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 最初は、ソプラノとアルトで一緒にやっていたのですが、とにかく壮大な曲なので、途中からソプラノとアルトにわかれて練習をし、1時間後に合わせをすることになりました。
 ソプラノでは、まなかちゃんが力を貸してくれて、まなかちゃんがピアノを弾いて、リズムの難しいところを解読してくれる、というやり方で、練習を進めました。
 楽譜の最初から、少しずつ、音とリズムを入れて、歌詞を入れていく。その繰り返しで、どんどん進んでいきました。
 自分がわからないところは、みんなが助けてくれて、みんなで解読をしていく。という感じでした。
 言い回しやリズムが難しいところ、曖昧なところを、みんなが流さずに、正確に音入れをしたいという真剣な気持ちが伝わってきました。
 私も、絶対にこの曲を、もの凄く壮大で素敵なものにしたい。という気持ちで練習を進めました。

 何度も何度も同じところを繰り返すうちに、次第に音やリズム、歌詞がみんなの中で確実になっていき、自信を持って歌っていることを感じました。
 本当に、1つひとつ解読していく感覚でした。
 そして、1つひとつ確実に自分のものにしていく感覚でした。

 

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 1時間経って、アルトのメンバーと合流し、ゆっくりの速度で、最初から合わせをすることが出来ました。
 とても素敵なハーモニーで、まだ完璧ではないのですが、形にできたことがとても嬉しかったです。

 明日のイベントの場ミリに行っていた、あゆちゃんやみんなも帰ってきて、「凄い!!」と言って喜んでくれたことも、とても嬉しかったです。

 せいこちゃんやまなかちゃんがいてくれて、とても心強かったし、1人では諦めてしまいそうなことでも、みんながいてくれたから、粘り強く、最後まで進めることができたと思い、改めて、みんなの力の大きさを感じたし、仲間の存在の大きさを感じました。

 かにちゃんが作ってくれた、とても素敵な楽譜で、みんなとコーラスを歌えることが、本当に嬉しいです。
 そして、益々この曲が好きになりました。
 私たち自身の曲、なのはなの『エラスティック・ハート』になるように、これからまだまだブラッシュアップをして、コンサートのステージで、観て下さっている人の心を動かせるような1曲にしたいです。

(よしえ)

 

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〈『オブリビオン』『ホワイト・フラッグ』のダンスやフォーメーションをより正確にし、洗練されたものにするため、午後を通して体育館で集中的に練習をしました〉

 

***

 

 美野の敬老会への出演に向けて、会場となる吉野コミュニティセンターへリハーサルに行きました。
 敬老会は、コミュニティセンターのなかの、ステージがある部屋で行われます。
 部屋の入り口から、踊る場所までは少し距離があり、部屋に入ったときから、見て下さっている方に向けて笑顔で気持ちを伝えることを意識し、ステージの出はけを練習しました。

 

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 客席から地続きになっているダンススペースの後ろには、20センチほど段の上がったステージがあり、その上で踊る人もいるため、出のときのステージへの上がり方なども決めました。
 一番美しい形になるように、お父さんやあゆちゃんが前から見てくれました。

 演目は7曲あり、一曲一曲、ステージに立つのときの気持ちや演じ方を変えることを、あゆちゃんが教えてくれました。複数の曲に出るメンバーもいますが、すべて同じ人として踊るのではなくて、一曲一曲、違う人になってステージに立つこと。
 なのはなファミリーのステージでしか感じられない気持ちを、見てくださる方に届く演奏にしたいです。

 

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 意志を持って、仲間がいる強さを、こういう生き方をするんだという気持ちを前に出して、今回出演するメンバーはなのはなの全員ではないけれど、ステージに立つ後ろにみんなが見えるように、大きく踊り、バックグラウンドが見える舞台にしてきたいです。

 あの人のファンになった、と思っていただけるくらい自分を魅力的に見せることは、周りにいる仲間を守ることになり、そして、これから先のまだ見ぬだれかを守ることになる。あゆちゃんが教えてくれたことを思い出しました。
 どんなに能力が高くても、どんなに出来ることがあっても、仲間がいなければ1人は1人。仲間がいることの強さを、幻想の世界ではなくて、実際に私たちが証明するステージにしたいです。コンサートに向かうなかの1つのステージとして、気持ちを作り、美野地区の方に喜んでいただけるように、明日は、笑顔で華のあるステージをみんなと作ります。

(ふみ)

 

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〈リハーサルから帰る道すがら、那岐山を帯状に包むオーロラのような虹が見え、みんなで喜びました〉
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〈朝の収穫では、大根の初収穫がありました。最近はモロヘイヤが収穫を終えましたが、ナス、ピーマン、オクラ、イチジク、柿、カブなどが穫れています〉

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