10月14日
お父さん、お誕生日おめでとうございます。
今、心から「生まれてきてよかった」と思えるのは、お父さんに出会って、お父さんが私に生きる道を示してくださったからです。
自分の為には回復できないけれど、まだ見ぬ誰かの為なら回復することができる。
一度はあきらめかけた人生を、お父さんが救ってくださり、今、まだ見ぬ誰かのために、私たちと同じ苦しみを持った人に共感や癒しを与えられるように、強く生きたいと思えます。
お父さんと話していると、私のことを私以上に、どこまでも深く理解してくださっているのを感じます。何か質問したり、困ったときに相談に行かせていただくと、お父さんが私のバックグラウンドや、今の状態などを踏まえて、今一番、私にとって必要な答え、私にとって大切な答えをくださって、その時は理解できなくても、後からお父さんの言葉に救われて、お父さんの深い理解に涙が出ることがあります。
今年は、保育の勉強を始めたこともあり、これまでずっと桃作業ばかりしていた私にとっては新しい展開や新しい学び、新しいことばかりの半年だったけれど、保育の勉強を通しても改めて、なのはなで教えてもらっていること、お父さんの考えが全部、活かされて繋がっているのを感じます。
勉強をしていても、子どもとのかかわり方、児童養護施設の子ども達への対応、癒しにおいて、なのはなで教えてもらっていることや、考えに救われる子どもたちがたくさんいるだろうと感じるし、本当に求めている子ども、助けを求めている子や、心優しい子どもが今の世の中で希望をもって生きていくには、なのはなファミリーのような場所が必要なのを感じます。
勉強をしていても、なのはなで教えてもらっていることを基盤に考えていくと、すごくわかりやすかったり、自分の意志や考えもまとめやすく、今のところ、レポートや試験もいい結果で返ってきていて、なのはなのお陰だなと感じます。
また、スクーリングや科目試験などで外の人と関わる機会、接する機会も増えたのですが、なのはなの子として、なのはなの気持ちでいると、自分もぶれずに、堂々となのはなの子としていられ、なのはなの輪やなのはなの考えを広めていき、仲間を増やしていくことができます。
スクーリングでなのはなのことを伝えたり、「今日のなのはな」や「お父さんに聞いてみよう」を同じクラスの子たちに見せたりした時、その子たちが口をそろえて、「お父さんって、すごいね」「これ、発信しているの良いね」「ホームページがあるから、支えられている人もたくさんいるだろうね」と言ってくれました。
そして、なのはなのことを好きになって、なのはなのような場所があることがすごいと言ってくれました。
「なのはなファミリーのような場所があるんだね」「私も、なのはなファミリーのようなところで働きたい」「なのはなファミリーで色々な活動をしているから、ななほちゃんはどこか、飛んでいるところがあるんだね」「うちの子もななほちゃんのように純粋に育ってほしい」と大学で出会った子たちが声をかけてくれたように、なのはながあるから、私は外へ出ても堂々といられるし、なのはなで一から生まれ直し、育ってきた私は、たくさんの新しい仲間を増やしていくことができると信じることができます。
なのはなに来て、これまでの価値観から全く違う価値観を教えてもらって、今、なのはなの子として生きていられることが幸せです。
本当になのはなで教えてもらうこと、お父さんの考え方は最先端で、どこへ行っても普遍的なものとして通用するし、私もなのはながあるから、今、希望をもって生きることができます。
なのはながあるから、未来を信じることができるし、お父さんがいるから絶対にあきらめないと思えます。
なのはなファミリーという居場所があること。今の私たちにとっても、過去の卒業生にとっても、そして未来に出会うべくして出会うまだ見ぬ誰かにとっても、心の故郷であり、居場所であるなのはなファミリーに出会えて、なのはなの仲間として生きていられることが幸せです。
お父さんのように、どこまでもあきらめずに、粘り強く、自分にしか果たすことのできない使命を果たしていけるよう、これからも成長していきます。
本当にお父さんがどこまでも深く理解してくださり、大きく受け入れてくださり、私たちの回復を信じ続けてくださって、本当に幸せです。
お父さんが私のことを私以上に理解してくれるから、今私は、例えこの先に何があろうとも、諦めずに前を向き続けることができます。
どれだけ大変なこと、壁にぶち当たることがあったとしても、私には今、逃げるとか、諦めるという選択肢はどこにもなくて、壁にぶち当たることすら楽しめるのは、それを絶対に乗り越えられる、乗り越えた先に希望や、よりまだ見ぬ誰かのために生きられる自分がいると思うと、希望をもって乗り越えていけます。
そのことがどれだけありがたいことか、言葉にできないくらいにありがたいです。
お父さんが絶対にあきらめないから、私もあきらめないと決めたし、お父さんがどこまでも私たちがよく生きられるためにあきらめずに真正面から向き合ってくださり、信じてくださっていることがありがたく、私ももっともっと成長していきます。
一生懸命で、努力し続けるお父さんの姿を目に焼き付けながら、私もまだ見ぬ誰かのために成長し続けます。
上手く言葉にできないのですが、優しくて、一生懸命で、諦めないお父さんのことを尊敬していて、大好きです。
お父さんの子どもとして、なのはなの子として、なのはなの子としてあり続けます。お父さんや、仲間と理想の社会、あるべき社会を目指して、どこまでも力を尽くしていきます。
・極楽鳥花
2週間ほど前から、極楽鳥花のつぼみができ始め、お父さんのお誕生日で飾りたいとずっと思っていました。
まだ完全には咲いていませんが、これから1週間、花が開く過程を見ていけるのが楽しみです。
・永禮さん
今日は永禮さんの地元、一宮へ行き、明日の鵜の羽フェスティバルに向けて現地での確認やリハーサルを行いました。
昨日も永禮さんが遠くまで、桃の肥料やりで使うダストを2往復、取りに行ってくださっていて、古吉野にいても永禮さんのトラックの音が聞こえてくるたびに、嬉しい気持ちになりました。
明日は鵜の羽フェスティバル本番なので、永禮さんへ日頃の感謝の気持ちを込めて、精いっぱいで向かいたいです。
今日はお父さんのお誕生日で、いつもよりも日記を書くのを楽しみにしていたのですが、一度書いた日記が全て、消えてしまい、大急ぎで書き直しました。
書ききれない分は他の仲間や、卒業生が代わりにお父さんへ伝えてくださっていると思い、(日記が消えちゃったけれど、まあいいか!)と自分に納得させながら日記を提出します。
まとまりのない急ぎ足の日記になってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。