９月６日のなのはな
１２月のコンサートに向けて、楽器練習を進めました。何十曲もあるコンサートの曲目の中で、一人一つ楽器を持つビッグバンド演奏があったり、アンサンブル曲もいくつもあります。コンサートが迫ってきて、みんなと今から楽器の練習も積み上げていけることがとても嬉しいなと思いました。
今日の目標は、パート内で確実にピッチや質の揃った音を出せるようになるということです。私は、クラリネットパート、フルートパートのみんなと一緒に、練習をしました。
クラリネットの楽器ケースを開けるのが久しぶりで、とてもドキドキワクワクしました。吹いてみると、ちゃんと音は出て、少しほっとしましたが、吹いていくうちに、口の筋肉が衰えていることを感じて、これから習慣的に吹くことで修正していきたいと思いました。
ロングトーンの練習では、メトロノームを用いて、メトロノームのテンポに合わせて８拍ずつ音を伸ばします。最初は一音一音を途切れずに繋げてロングトーンしていたけれど、かにちゃんが新しいロングトーンの方法を話してくれました。
それは、一音を８拍伸ばして、次の音にいく時に２拍呼吸の間を開けて、また８拍伸ばす、という方法です。今までは音の出だし、終わりが曖昧になっていたけれど、新しい方法では音と音の区切れ目も分かりやすいし、出だしと終わりを、スパンとくっきり出せるようになりました。伸ばす長さは同じだけれど、その８拍を、クオリティ高く伸ばすことが出来るようになって、とても嬉しかったです。
音が見えるとしたら、羊羹のように最初から最後まで同じ太さで、四角い、というようなイメージを持って練習しました。メンバーのみんなと、音のイメージを共通認識するだけで、まとまって聞こえるような気がしたし、理想の音に確実に近づいていくことを感じました。
ピッチ合わせは、一人の人が伸ばす音にもう一人が重ねて、ぴったり合わせる練習をしました。あっていない時は、音に波が出来て、ウワンウワン響くように聞こえます。その波の速さを聞いて、どのぐらい合っていないのかを判断します。ぴったり合ったときは、自分の音が聞こえなくなって、二人の音が一つの音に聞こえます。そうなるタイミングを目指して、何度も合うまで同じクラリネットのりんねちゃんと一緒に練習しました。
また、ピッチの合っている音を、チューナーを見ずに一発で当てられるよう練習しました。チューナーを見て、針がぴったり中心を刺している時の音の高さ、口の力加減をインプットしました。一音一音試しているうちに、自然とぴったり合う音と、そうならない音があることが分かりました。ピッチが揺れやすい音、同じ口の力加減だと高くなりすぎてしまう音など、特徴も知る事が出来て、全体での練習に活かしたいと思いました。
楽器を置いて、腹式呼吸の練習もしました。
肺に入るなるべくたくさんの空気を吸って、８拍の間に全て吐く、ということを繰り返しているだけで、空気を吸い込める限度がどんどん広がっていくような気がしました。その後に楽器を吹いてみると、これまでよりも見違えるぐらい大きな音を、長く続けることができるようになっていました。
全体で合わせをするときであっても、基礎練習があるからまとまることが出来ます。これからも、パート内での基礎練習を大切に、コンサートに向けてみんなと積み上げていきたいです。
（りな）
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古畑のシャインマスカットの初収穫をしました。最近、この日をずっと待ちわびてまだかまだかとドキドキしていたので、念願の初収穫がとても嬉しかったです。
袋がけをしたときはまだ小さくて収穫サイズまでは遙か遠かったシャインマスカット。そのときは本当にこの日が来るのか、まだ想像ができませんでした。でも、雨にも負けず、強い日照りにも台風にも負けず、定期的に見回りに行くたびにシャインマスカットの実が大きくなっていく様子を近くで見てきて、ここ２週間ほどは毎日見に行く度に頑張って成長しているシャインマスカットを見て、自分も元気をもらえたなあと思います。
先日、お父さんに、試し穫りをしたシャインマスカットの味を見てもらいました。そのときにお父さんが一口食べて、「甘い！ この収穫基準で良いと思うよ」と言ってくださったことが本当に安心して嬉しかったです。
今日は夕方にななほちゃんを誘って一緒に初収穫をしに行きました。ななほちゃんが木になっているシャインマスカットを見てビックリしていたり、食堂に飾った房のを見てみんなもすごく喜んでくれて、みんなの笑顔が本当に嬉しかったなあと思います。
最初は雨の影響で病気がちになってしまっていて心配もあったけれど、みんなのおかげで収穫まで無事にたどり着くことができました。古畑のシャインマスカットの木は一本なのですが、１００房ほどついていて、これからの収穫もとても楽しみです。
（よしみ）
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