「台風対策」 しなこ

8月14日

 午後の作業は台風対策をしました。
 最初にどれみちゃんたちとスモモのネット回収をしました。
 7月にお父さんとお仕事組さんとでかけたスモモ3本は、実が全部収穫されていて、スモモの時期もあっという間だったなと思いました。
 ネットかけのときはけっこう大変だったので、外すのも大変なのかなと思っていました。脚立と竹の棒を用意して、どれみちゃんとなつみちゃんとせいこちゃんとで取り掛かりました。
 ネットが枝に引っかかっていて取り外しにくくはあったのですが、竹の棒を使ってネットを棒で押し上げるとネットが枝から外れて、竹もいいアイテムでした。
 どれみちゃんとなつみちゃんが脚立に乗ってネットを送り、私とせいこちゃんは竹部隊でネットが送れるように引っ掛かりを解消していきました。
 ブドウ側にある木はすんなりと外すことができて、真ん中の木も短時間で外すことができました。

 池下田んぼ側の1本は苦戦しました。
 細い枝が沢山あって、ネットに絡み付いていて、脚立を立てる位置も難しかったりして最初苦戦しました。枝のひっかかりが一部解消できたと思ったら、違うところにひっかかったりして、大変だと思っていましたが、どれみちゃんが一番引っかかっているところをとってくれてから、どんどんネットを外すことができました。私も竹でネットを送り、みんなで少しずつネットを送っていくと、最後はスルスルとネットを外すことができました。文章では上手く伝えられなかったのですが、ネットを外し終えたときは達成感があったし、無事にできてよかったなと思いました。
 40分くらいでできたのかなと思って、思ったよりスムーズにできてよかったです。

 夕方はさくらちゃんとハウスの妻面のビニール張りをさせてもらいました。
 二重ハウスと崖崩れハウス北棟と、ユーノスハウスの妻面を張るミッションがあり、配膳の時間までに終えられるように時間も意識しながら進めていきました。
 ビニールの張り方はおよそはわかっていましたが、ビニールの重ね方(どちらが下にくるかなど)など細かな部分もさくらちゃんが教えてくれて、声をかけながら作業ができたのが嬉しかったです。
 少し余ったビニールの処理など、微調整はさくらちゃんに任せて、その間自分は次の用意をしたり、待つ時間や手が余る時間がないように自分なりに考えて動きました。
 崖崩れハウスの妻面を張っているときには、お父さんとお母さんが車で通りかかってくださったのが嬉しかったし、北棟は全ハウスの扉や巻上げなどを閉めるのも含めて50分目標で作業をしました。

 自分のやることなど「○○します」と声をかけながら作業をしていたのですが、そうすると、相手に自分がやることも分かってもらえて、もし間違っていたりしたら間違える前に修正できるなと思って、声を出すことは大事だなと思いました。
「いいペースでできてます」とさくらちゃんが途中で声をかけてくれて、よかったなと思ったし、終わったときは目標どおりの時間に終えることができて、ユーノスハウスに取り掛かることができました。
 配膳までのタイムリミットは迫っていたのですが、ユーノスハウスも張ることができました。
 台風までに間に合ってよかったなと思ったし、さくらちゃんとのハウス作業も楽しかったです。

 明日は台風の1日だということで、大きな被害がなければいいなと思います。