5月27日(土)「桃畑、田んぼ、畑!」

5月27日のなのはな

 桃の袋がけをしました。
 来週から天気予報で雨が降る予定なので、雨前に、中手品種の袋がけを終わらせる目標で進めました。

 

 

 

 開墾26aと17aの白鳳の袋がけをして、白鳳の実は、6㎝くらいになっていました。私は、先週に袋がけに入らせてもらっていて、先週から1週間経った桃の生長が見られて嬉しかったです。

 

 

 美しい実だけに袋をかけていきました。私は、桃の袋がけをしていて、桃の木の好きなところがあります。
 桃の木の背面側で、そこは、あんなちゃんも日当たりがいいので、背面側も袋をかけるようにと教えてくれます。
 脚立をセットして、桃の木の背面側に少し体を入れて、顔を出すと、違う空間に来たような気持ちになります。
 日当たりがよくて、桃の木の力が集まっているような空間に感じます。桃の木の背面の空間が、私は桃の木で好きな場所の1つです。

 背面側の実も忘れずに、袋をかけて、みんなで集中して進めていきました。
 お昼前に、17aに移動し、1本残してお昼の時間になりました。

 

 

 午後は、桃の水やりをしました。あんなちゃんの判断のもと、みんなでペアやトリオになって、それぞれの桃畑の担当を決めて、水やりにいきました。
 私は、つきちゃんとペアになって、新桃畑の桃の木の水やりをしました。
 今日は蒸し暑く感じて、桃の木も水を欲しがっていると思うと、早く水やりをして、桃の木を守らなきゃという気持ちで、場所は違っても、他の桃畑で水やりをしているみんなと気持ちが繋がっているように感じて、みんなと協力して進められた時間が嬉しかったし、みんなのなかで桃の木のために動いていると、桃の木を守る戦士のようになった気持ちにもなりました。
 水やりをすると、日に反射して、ホースから水が出ているところに虹が出来ていました。
 水やりをしながら、上をみて、桃の木や実も見ると、桃の木が気持ち良さそうで、喜んでいるように感じて、嬉しかったです。

 これから、硬核期に入る品種もあって、繊細な時期に入るとあんなちゃんが教えてくれて、みんなでこれからも協力して頑張りたいです。

(ふみ)

 

 今日は1日、お父さんが石生田んぼ方面の代掻きを進めてくれました。
 私は、まえちゃんとまことちゃんと、お父さんが代掻きしてくれた田んぼを追いかけながら畦塗りをして田んぼを回っていきました。

 

 

 お父さんが石生田んぼを代掻きしてくれているのを感じながら、私たちは桃横田んぼで代掻きの一日がスタートしました。
 まえちゃんが泥をまず畦に上げて、少し硬くなってから畦塗りをしていき、モグラなどの穴から水が抜けないように畔塗りしたいと話してくれました。畦塗りで水持ちも変わり、これからの水管理にも繋がるのだと思い、気持ちが引き締まり、ちゃんとこれからにつながるように今日1日進めていきたいと感じました。
 まことちゃんと追い越し方式でどんどん畦に泥を上げていき、畦の端まで行きついたら、こんどは畦塗りにギアチェンジして畦に力を込めて塗り上げていました。
 ずっと腰を屈めて畦とのにらめっこで進めていて、振り返ると、まえちゃんとまことちゃんと塗り上げた畦がきれいに並んでいて嬉しかったです。

 

 桃横田んぼも終わり、お父さんが代掻きしている石生田んぼに向かいました。
 お父さんの代掻きも、残り田んぼの4分の1ほどになっていました。
 お父さんが代掻きしてくれた石生田んぼの水面が、キラキラと光って鏡のようにきれいに広がっていました。
「あっ、お父さんがきた!」
 お父さんのトラクターがまっすぐこちらに向かってきて、お父さんがターンをするときの機械さばきや、お父さんがトラクター越しに振り返りローターの深さなどを確認したりギアチェンジしてまた進んでいく姿がかっこよかったです。

 

 

 ちょうどそのとき他の作業が一段落したメンバーたちが、お父さんの応援に来てくれていました。
 「せーの、おとうさ~ん!」
 と声を合わせてお父さんに声援を送り、お父さんが笑顔で手を振ってくれていました。こういう瞬間、とても安心した気持ちになるなと感じます。

 

 

 そのあとはお父さんは石生田んぼを終え、山裾東の田んぼに移動して、私たちは石生田んぼの小畔づくりを進めて午前は終了。また午後も頑張ろうねという気持ちを残して古吉野なのはなに戻りました。
 道中、石生田んぼでは、田植えを進めている地域の方々も多かったです。車で走っていると、苗箱が乗った軽トラが止まっていて、家族総出で田植えに来ていて、子供たちが田植えの手伝いをしながら、川から流れる水を浴び遊んでいる姿がありました。すれ違うときに笑顔で会釈を交わすことが、「また田んぼの季節が始まりましたね」とお互い挨拶しているようで、こんな出会いも今の時期しか味わうことのできない喜びだなと感じ嬉しかったです。

 午後からは、お父さんが山裾西田んぼ、石生西田んぼを進めてくれて、今日で4枚の田んぼの代掻きが終わりました。
 私たち畦塗り隊も山裾西の田んぼ進めることができました。
 畦塗りで回った1日に、たっぷりと田んぼの中で過ごした喜びと、今日の夜はぐっすり眠れるだろうと感じる疲れを感じながら、まえちゃんの「帰ろっか」に「うん」とうなずき、田んぼをあとにした畦塗りの1日でした。

(どれみ)

 

 夏野菜の定植が続く中、ピーマンももうすぐ定植の時期を迎えます。
 先日、畝立てをした滝川横畑。いよいよ、支柱立てに取り掛かっています。
 支柱立てのスタートダッシュとして、基礎となる縦竹の打ち込みをしました。
 約660本の竹を、かけやを使ってコンコン打って支柱の骨組みを作ります。
 事前に縦竹が立つ場所に、米ぬかでしるしをつけていたことで、穴あけがスムーズに進みました。

 

 

 よしみちゃんが穴あけドリルを使って、ずっと穴をあけてくれていて、私たちはペアになり、かけやで打ち込んでいくという流れで支柱を立てていきます。
 

 

 ピーマンの支柱は、撤去する12月までの半年間、畑に滞在することになるので、美しい支柱を意識してやりたいと思いました。
 通りがまっすぐで、正面から見ても、横から見ても、竹がまっすぐになるように、地面につけた印と心の目を使って、みんなでまっすぐにすることを意識しました。

 作業の途中には、たけちゃん、たいちゃん、ゆりちゃんたちが手伝いに来てくれました。
 小さな手で竹を差し込んでくれたり、カラフルなジョーロで水やりをしていたりと、一緒にいるだけで背中を押してもらっている気持ちになりました。さらに、最後の30分で、ほかの作業を終えたみんながヘルプに来てくれてうれしかったです。
 終わるかどうか厳しい時間になったとき、ピッチをあげて、4ペアで一気に打ち込んで、最後まで立てることができました。

 

 

 

 支柱立ては、考えることも準備することもたくさんあるけれど、やりがいがあって楽しいなと思います。
 まだ支柱立ては序盤で、これから横竹をつけて、さらにエクセル線をつけるという工程が残っています。

 支柱立てがスムーズにできるように、システムを確実なものにして、設計が変わっても応用してできるようにしたいです。

(さき) 

 

〈午後の作業が早く終わり、最後に、横竹を取り付ける工程に入ることができました!〉

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 他にも、マクワウリの定植、空心菜の肥料入れから種まきまで、たくさんの畑作業が進んだ1日でした!      

 

 

〈ゆりちゃんも手伝ってくれました!〉

 

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〈空芯菜の種〉