
4月30日のなのはな
皆さん、“21世紀のモナリThe”をご存じですか?
(16世紀にレオナルド・ダヴィンチが描いた『モナリザ』の作品は知っているけれど、21世紀は……?)
と思った方々も多いことかと思いますが、なのはなファミリーの最年少3人組は、『21世紀のモナリThe』というチームを組んで活動しているのです。
なぜ、モナリTheかというと、ももかちゃんの『モ』、ななほの『ナ』、りなちゃんの『リ』を組み合わせて、モナリThe!
Theには特に意味はありませんが、何だか明るくて、元気いっぱいな雰囲気を出すために、ザではなく、Theにしているのです。
そんな私たちは、山小屋キャンプに向けて密かに、でも練習の時は大きな声で、とある練習をしているのです。それは、山小屋キャンプで予定しているみんなのライブに向けて。
「山小屋キャンプのバーベキューの時に、お父さんとお母さんのライブとみんなのライブを行います!」
と、ライブ係のみんなが連絡してくれた時から、3人で集まって練習を始めました。
(どんな曲にしようか?)(何を歌う?)と話し合った結果、3人で歌いたい曲が1つに絞れずに、結果として3曲歌うことになり、ただ今、猛特訓しています。
先日、夜の集合でお母さんが、
「なのはなを始めてから、縁日とかキャンプとか、お母さんが小さいときにやってみたかったことや夢が、みんなと一緒に実現できる」
と話してくださっていたのですが、私もなのはなファミリーでの活動を通して、小さいころからやってみたかったこと、小さな夢や憧れが叶うきっかけにたくさん巡り合えています。
私の密かな憧れの1つが、「アコースティックギターの弾き語り」でした。
なのはなファミリーに来てからギター教室に入り、アルペジオでギターの曲は演奏できるようになったものの、コード引きは経験が薄く、始めるときはドキドキしました。
でも、曲に合わせてギターを練習し、演奏する時間はとても楽しく、3人で毎日ほんの数分だけでも集まり、歌を歌い、演奏できる時間が宝物のようです。
山小屋キャンプ当日まで、5日というこの日。体育館では、みんなのライブのリハーサルが行われました。
今日の時点で9組がエントリーしているということで、ライブだけでもボリューム感があり、古吉野なのはなでは朝も夜もみんなの演奏や歌声がどこからともなく聞こえてきて、廊下をすれ違うみんなもお楽しみの歌を口ずさんでいます。

今日のリハーサルでは、ライブ係さんがマイクやスピーカーの配線をしてくれて、体育館で打ち合わせとリハーサルを行いました。私たち、モナリTheはまだ練習してからの期間も短く、つい2日前にりなちゃんが、「やっぱり私、こっちの曲をやりたいな」と声をかけてくれたこともあり、練習不足なところもあったのですが、今できる精いっぱいでリハーサルに向かいました。
リハーサルをしてみると、あらびっくり。3人とも、緊張してテンポが速くなり、ギターと曲が合わなくなってしまったり、ギターや音源の音が聞こえなかったりと問題発生。
でも、すぐにライブ係さんの、かにちゃんやせいこちゃん、音響担当のまえちゃんが中音用のスピーカーを配線してくれて、歌や演奏がやりやすくなりました。
そんなふうに、ササっと手際よく対応してくれるライブ係さんやまえちゃんがとてもかっこよくて、こんなに素敵な仲間がいて、自分たちで本格的なライブのステージを組んで、ライブができることが幸せなことだなと思いました。
また、私は何かやるとなると、ちゃんとやりたいという気持ちが先走ってしまい、綺麗に演奏したい、歌いたいという気持ちで自分を追い込んでしまいそうになることもあるのですが、モナリTheのりなちゃん、ももかちゃんの今を楽しみ、毎日小さな幸せを味わい尽くしている姿を見ていると、私も、今も幸せだなと感じます。
できてもできなくても、3人で集まって笑いあい、時にスパルタ練習をして、最後はまた笑ってという毎日がとても色鮮やかで、温かく、2人の存在にどんな時も、本番だけじゃなくてそこに向かう過程や、仲間と向かう空気や気持ちの交流の中に幸せや喜びがあるのを感じて、温かい気持ちになります。
でも、21世紀のモナリザ。なのはな子供組の誇りにかけて、残りの時間もみんなに楽しんでもらえるように練習を頑張りたいです。
また、本番は、ぜひみんなにも一緒に歌やコーラス、手拍子に協力してもらいたいなと思っています!
今年のキャンプは今のところ、雨予報のマークがついていて、ももかちゃんと、「テルテル坊主を作ろう!」と言っているところなのですが、もしも当日が雨でも、キャンプに来てくれた卒業生やお客様に楽しんでもらえるように、お母さんが雨バージョンのキャンプスケジュールを考えてくれました。
午後の初めに、お母さんたちと各チームの代表の子で集まって打ち合わせをしたのですが、雨でも体育館を上手に利用して、吹き矢やセブンブリッジ、新聞紙ファッションショーにダンス演奏やライブ、バーベキューなどが楽しめるように考えられていて、とても楽しみにしています。

私は子供組のみんなとセブンブリッジの実行委員なのですが、当日が山小屋でも、古吉野でも楽しめるように、会場のレイアウトや罰ゲームの場所、盛り上げなどを考えたいなと思ったし、ウォークラリーの実行委員さんが何やら楽しい秘密の計画も考えてくれているようで、キャンプの当日、何が起きるか楽しみにしています。
今回の山小屋キャンプのテーマは『ジュラシックパーク』ということもあり、古吉野なのはなでは至る所に恐竜の姿が見受けられるのですが、キャンプ当日は、恐竜たちが本当に動き出すかもしれません。
いつ、恐竜がなのはなにやってきても、いつでも友達になれるように、あるいは戦えるように今から気持ちを作っていたいし、家族みんなで1から手作りの山小屋キャンプが楽しみです。
(ななほ)
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数日前から、春水菜1弾と春コマツナ1弾の収穫が始まっています。今日も午前の作業で、水菜とコマツナをたくさん収穫しました。私は春水菜とコマツナの収穫は今日が今季初めてで、今担当させていただいている水菜とコマツナの収穫に、みんなと一緒に収穫に行けて、とても嬉しかったです。
半分畑で育てている春水菜は、実は一度も追肥せずに、収穫できるサイズまで大きく育ってくれました。
今月は雨がたくさん降ってくれたこともあり、雨の恵みだけで育った水菜は、葉がびっくりするほどやわらかく、私は収穫しながら、きっとみずみずしくて美味しいだろうなと感じていました。
その気持ちは、一緒に収穫していたみんなも同じで、
「水菜、すごくやわらかいよね!! 絶対に美味しいだろうな~」
と、隣に居たみつきちゃんや、ももかちゃんが言ってくれて、天候や気候に恵まれて、水菜がすくすくと育ってくれていることが本当に嬉しいなと思います。
今日は2畝分、約8コンテナ分の水菜を収穫することができました。
そのあとは、ももかちゃんと一緒に野畑のコマツナ1弾の収穫に行きました。コマツナも、鶏糞の追肥や、そのあとに降った雨の効果で、ここ数日で一気に大きくなりました。ネットをかけている上から見ても、コマツナが畝一面にみっちりと並んでいるのがすぐに分かります。
ももかちゃんと一緒に、「どこの畝のコマツナが大きいかな?」 と話しながら、2人で収穫できそうなところに目星をつけて、ネットを開けました。とても色鮮やかな緑色の葉を広げたコマツナは、大きなお花が開いているようでした。
コマツナをギュッと握ってしまうと、パキッと折れてしまいそうなくらい新鮮で、2コンテナ分のコマツナを、ももかちゃんと一緒に収穫できて嬉しかったです。
今、冬野菜から春夏野菜への切り替わりの時期で、収穫できる野菜も少なくなっていたのですが、春水菜や春コマツナの収穫が始まり、とても嬉しいなあと思います。2弾・3弾も順調に育っていて、成長がすごく楽しみです。
美味しい水菜とコマツナがとれるように、今後も、見回りや手入れを頑張ります。
(よしみ)