「帰る場所」 ふみ

4月28日(金) 

 

 

 仕事が早く終わったので、帰ってきてみんなと作業ができて嬉しかったです。
 早く終わった日は、みんなと作業が出来ると思うと、仕事も頑張れます。
 帰ってきて、1年生教室に行ったら、かにちゃんがいてくれて、微笑んで見てくれたことが、まず帰ってきてほっとして嬉しかったことです。
 「作業に入れます」と伝えたら、「溝切りが嬉しいかな」と教えてくれて、諏訪田んぼに行きました。
 行く道中でも、車の窓をあけて走ると、少し気温が高めだったので、風が心地よかったです。

 小道に入ると、諏訪の田んぼが見えてきて、前方に、お父さんとお母さんの姿が見えて、(あ!お父さんとお母さんだ)と思い、お父さんとお母さんの姿に嬉しくなりました。
 車を止めて、田んぼの方に向かうと、まえちゃんとお母さんが歩いている姿が見えて、その前にはお父さんと、何人かのみんなが歩いていて、次の田んぼに移動しているところでした。

 みんなが「お帰りなさい!」と笑顔が言ってくれて、(帰ってきてよかった)と思いました。

 仕事から帰ってくると、いつも思う気持ちです。
 お帰りなさいと喜んでくれる家族がいてくれて、お母さんが外で作業をされているとき、廊下で会うとき、「お帰り」と笑顔で言ってくださったり、帰ってきて、お父さんに会うと、「お帰り」と言って、「今日はどうだった?」と声をかけてくださったり、帰ってきて良かったといつも思います。安心して帰ってくることの出来る家を、お父さん、お母さんが作ってくださって、帰ってこられることが本当に嬉しいです。

 話しが少しずれてしまいましたが、みんながお帰りなさいと言ってくれて、作業に合流しました。

 

 お父さんが「まだパワーがあるから、まえちゃんと堀り部隊に行ってくれ」と言ってくださって、私のパワーは55%くらいだったけれど、お父さんとお母さんとみんなと作業が出来ることの方が嬉しくて、それだけで元気が出たので、頑張ろうと思いました。
 お父さんが、排水のところのパイプを深くしたいと教えてくださって、まえちゃんと土を掘りました。
 パイプを深く埋めて、田んぼの水が流れるように、土を削っていったら、スーッと田んぼの水が流れてくれました。
 そのあとは、溝を切っていったのですが、みんなが畦に対して平行にスコップを入れて溝を掘っていて、後から聞いたところ、お父さんに教えてもらった方法だと教えてくれました。

 私も掘ってみたら、今までのように畦に対して垂直にスコップをいれて溝を切るよりも、さくさく進んでいって、お父さんのやり方だと、早く溝を掘ることが出来ました。

 今日は、早く帰ってきて、嬉しいことばかりでした。
 みんなと作業がしたいと思っていたので、本当に嬉しかったです。
 お父さん、お母さん、みんなと作業をすることで、元気が出てきます。
 美味しいお米ができるように、田んぼの準備をみんなとして、みんなと作業をしていると、活き活きとしていられます。
 明日はお休みなので、みんなと過ごせる1日が嬉しいし、出来ることを頑張ります。