4月21日(金)「大満足のハウス草取りツアー & 5体目の恐竜に会うために」

4月21日のなのはな

 ビニールハウスの草取りツアーをしました!
 暖かくなってきて、勢いよくぐんぐん伸びる草からハウスを守りに行きました。

 

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 今日のメンバーはなつみちゃん、りなちゃん、ももかちゃん、りんねちゃんと私の5人。
 草刈り機で刈れない、ハウスのきわの外周と内周を手刈りしていきました。

 最初は、今、育苗で大活躍の吉畑手前ハウスを綺麗にしました。
 作業で使う道具なども少し整理しながら草取りしていったのですが、それだけで大分ハウスがすっきりしたように見えて嬉しかったです。

 

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 3時間で、目標のハウスをすべて回るのに、どんなふうに進めていったら手速く綺麗にできるかを、みんなで相談しながら作業をした時間が、とっても楽しかったです。
 ハウスの周りは、まえちゃんたちが昨日、草刈り機で草刈りをしてくれていて、草刈り機で刈れるぎりぎりまで綺麗に刈ってくれていたおかげで、とても速く進みました。

 

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〈草取りの途中、カナヘビに出会いました!〉

 

 1棟1棟終えるごとに、どんどん手際が良くなってスピードアップしていきます。
 チームワークもばっちりで、草が多いところは、みんなが自然と、ぎゅっと近い距離での追い越し方式になっていくのも嬉しかったなあと思います。

 6棟分の草取りが終わり、時計を見ると、午後4時半。
 まだ、もう少し回れそうだね、とユーノスハウスと古畑ハウスの外周と内周も終わらせることができました。
 さらに、他の細々した作業も追加ですることができて、大大大満足の草取りツアーでした。
 達成感!

 

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 記念写真も、みんなの楽しい雰囲気いっぱいで撮ることができて、可愛く、嬉しかったです!

(まなか)

 

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〈新ハウスなどで栽培しているセロリを、少しずつ全収穫しています〉
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〈アスパラガスの収穫も始まっています!〉

 

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 さとみちゃんを中心に、園芸担当のほしちゃんと私との3人で、園芸作業を行いました。

 今、ユーノス畑と吉畑下、吉畑手前ハウス前では、ヤグルマソウとキンセンカが花盛りになっています。
 それぞれ、校内にも生けられるように収穫を行いました。さとみちゃんが、開きかけたくらいの花が一番いいということや、葉数枚、または下から10センチほど残してなるべく長くとることなど、収穫基準を教えてくれました。
 お花の収穫はあまり経験がなかったので、すごく繊細だな、と感じました。特にヤグルマソウは茎が細く、ぽきっと折れてしまわないように慎重に扱いました。
 まだ開いていないものを残して、抱えるほどの華やかなお花を収穫することができました。収穫出来たお花は、水切りをして、花束にしました。

 

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 ヤグルマソウは、青、紫、濃いピンク、淡いピンク、白、と5色もあります。色ごとに受ける印象は違うけれど、不思議とどの色を取り合わせてもしっくりと調和することを感じました。
 青、紫、白で合わせるとシックな美しさに。淡いピンクを入れると、かわいらしくもなる。

 さとみちゃんやほしちゃんが、花束を作ると、とても上品で素敵な花束になっていきました。2人の繊細で愛情深い、花を扱う手つきが、綺麗だなと思いました。
 お花があるだけで、とても華やかで嬉しい気持ちになるな、と思います。なのはなの校内にも、色とりどりのヤグルマソウやキンセンカを活けられることが嬉しいです。

 

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 そのあと、昨日の種まきの続きでジニアの『アートデコ』という品種と、ナデシコの種まきを行いました。
 ジニアは、昨日撒いたものは、ピンセットでも中々つまめないほど、極小粒の種でした。けれどアートデコは、かなり大きくて撒きやすく、品種によって種の大きさが全然違うことも、あるのだと驚きました。

 昨日は、ジニア、カスミソウ、マリーゴールド、ケイトウを撒いたので、今日も含めて5種の花を種まきしました。それぞれの種ごとに、大きさも形も違っていたけれど、どれも繊細なことを感じました。この種たちが、夏のなのはなの花壇や切り花として彩りになるのだな、と思います。
 今は吉畑手前ハウスで、夜はビニールをかけて管理しています。上手く発芽してくれたらいいな、と思いました。

 最後はユーノス畑と花壇の追肥、草取りを行いました。
 さとみちゃんが、ユーノス畑に植わっているシャクヤク、ユリを教えてくれました。シャクヤクは、濃いピンクが垣間見えるような蕾がついていました。
 牛肥を円状に追肥して、中耕してくることができて嬉しかったです。また、大輪の美しい花が咲いて、お母さんにも活けてもらうことが、すごく楽しみだなと思いました。

 

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 花壇には、パンジーとノースポールが咲いています。草取りをして、鶏糞を追肥しました。
 お客様玄関で、花たちが出迎えるように色とりどりに咲いている花壇の花たち。草取りをしてすっきりとさせることもできて嬉しかったです。
 手入れをしながら、さとみちゃんがマーガレットが咲き始めていることを教えてくれました。一輪、白いマーガレットが咲いていて、とても可愛らしいな、と思いました。

 さとみちゃんやほしちゃんと、園芸作業をしていると、穏やかな安心した気持ちになります。花を手入れしていくと、今までよりも花が愛おしいように感じ、好きになっていくことも感じました。
 季節ごとにたくさんの、綺麗な花を育てていけることが、すごく嬉しいなと思います。これからも綺麗な花がなのはなで見られるように、みんなで手入れしていきたいです。

(りんね)

 

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 籾摺り機小屋でつくってきた化石が4体の恐竜となり、今度は、また新しい方法で恐竜が形づくられようとしています。
 前回は、べニヤ板を使い、一つひとつの骨格のパーツをジグゾーという電動のこぎりなどをつかって作っていました。
 ですが、今日、私たちが材料を取りに向かったのは竹林でした。名前はまだ秘密ですが、今回作る恐竜は、長い首と小さな頭、大きな尾がつき、体長は22メートルもある巨大な生体だったそうです。

 

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 この大きな恐竜のオブジェをどのように作るのか、須原さんが考案してくださいました。べニヤ板や木材を使い身体の軸をつくり、その周りに竹を細く割いたもので輪をつくり、身体の膨らみを出します。竹を使うことで重量を抑える効果も考えられていました。

 最初に須原さんが教えてくださった図案や話を聞いたときは、スケールも大きいし、私の経験も少なく不安になることもあったけれど、須原さんや皆の中だったらきっと大丈夫だという気持ちや楽しみになる気持ちもありました。須原さんが考案してくださった図を、るりこちゃんがベニヤ板に大きく描き写してくれて、それを須原さんが土台として形にしてくださいました。

 私は取ってきた竹を、なたや竹割り機をつくって8等分に割き、節を削る作業を進めました。のちに円にして、胴体を立体的にするために使うものです。今日は、土台を形づくる準備や工程まで。
「こんな風にこの恐竜をつくった人はいないんじゃないかな」
 須原さんが最後に言いました。このやり方で恐竜をつくるのは皆初めて、ということでした。私も頭や気持ちを使いながら“創る”力の一部になりたいなと思いました。最後まで、いい形になれるように頑張ります。

(あけみ)

 

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〈夜も、山小屋ウォークラリーの実行委員が集まり、オブジェづくりを進めました〉

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