3月1日
●季節も自分も変わっていく
今日から3月です。
朝、まなかちゃんと、夕の子畑のタマネギの見回りをしていると、「ホーホケキョ」と、うぐいすの鳴く声が聞こえました。
今年になって初めて聞く、うぐいすの鳴き声でした。まだちょっぴり鳴き慣れないような声がかわいらしくて、そんな春の訪れの挨拶が、うれしかったです。
午前中、山畑の白菜のネット回収や、プールに干していたビニール回収をしてきました。まなかちゃんとペアになって、ネットをひたすらくるくる巻いていきました。ふたりでネットの端を気にかけ合ったり、お互いの腕の筋肉が震えるのを確かめ合ったり……。山畑の端から端までを2往復できるような、長い長いネットを巻き終えると、すっかり汗だくになってしまっていました。遠くには、のんちゃんとなつみちゃんのペアも居てくれて、みんなですべてのネットを綺麗に巻くことができました。
「すごい! ケバブみたい!」とまなかちゃんと笑っていて、楽しかったし、気持ちが良かったなあと思いました。(わたしはバームクーヘンみたいだなあとも思いました!)
ビニールの回収も終えて、大人数のみんなが居てくれる、ジャガイモ畑の草取りに合流しました。畝の上に残っている雑草の根を掘り出して取り除くと、下にはジャガイモが眠っていました。そして、もやしよりももっと太い、しっかりした芽が出てきてくれていました。
霜でやられてしまったのか、先端が黒くなってしまっている芽もあったけれど、黄色や緑色の芽もちゃんとあって、とてもうれしかったです。
芽が出しやすくなるように、みんなと応援ができて良かったし、ジャガイモが、ここから伸びていってくれたらいいなあと思いました。
午後からは、ミーティングで、新しい課題の作文書きを進めました。
バディの子の心の傷の原因はどういうものだったのか、相方の自分が分析して、考えていきます。
「バディを絶対に回復させるんだ、という気持ちで書くんだよ」と、お父さんが話してくださいました。
これまで一緒に過ごしてきたバディ。
お互い、自分を分析してもらえること、バディを分析させてもらえること、それが、どこまでも強くなったような気がします。「絶対に諦めない」と思えたり、「バディの子とだったら、絶対に回復し合える」と、信じることができます。
今までの自分の臆病さや怖さを捨てて、こうやって変わりつつある自分で、ミーティングに向かえることが、すごくうれしいです。
作文書きを、最後まで頑張ります。