「永禮さんとの間に」 つき

2月28日

 今日は、永禮さんのお誕生日を、みんなでお祝いすることができて嬉しかったです。
 永禮さんの大好きな『フラガール』を含む3曲の演奏とセブンブリッジで、午後中楽しい時間を過ごせました。演奏も久しぶりだったので、この機会に練習して見ていただけたことが嬉しかったし、ミーティング中でも外向きに表現できることでメリハリを持って過ごせてありがたかったです。

 永禮さんが『フラガール』を見て泣いてくれていて、そんな風に心から感動して喜んでくださる姿に、永禮さんと私たち一人ひとりの間に幸せがあるのを感じられて、本当に温かい気持ちになりました。

 さきちゃんのボーカルに合わせて大きな声で歌いながら踊れるフラガールが大好きです。フラガールを演奏していると、自分がここにいられることが不思議になるくらいユートピアの世界に満ちている気分になって、とても誇らしくなります。これから胸を張って明るく優しい世界を広げていこうという勇気や希望が湧いてきます。

 新なつみちゃんとも、初めて一緒に演奏ができて本当に嬉しかったです。黄色のフラガールの衣装がとても似合っていて、優しくて柔らかい雰囲気のなつみちゃんにピッタリでした。まだなのはなに来て間もないし、ミーティング期間中で戸惑うこともあると思うのに、毎日一生懸命過ごして、一緒に活動してくれている、なつみちゃんが素敵だなと思います。これから、もっといろいろなことを一緒にしていけることが楽しみです。

 演奏の後は、セブンブリッジでした。私は永禮さんと同じ黄色チームだったので、ちゃんと接待ができるように頑張らなければ! とバディのさくらちゃんとしなこちゃんと気合を入れて臨みました。
 永禮さんチームが勝ったらどのチームも10点プラスする、という特別ルールも設けてくれてあって、とても有利な黄色チーム。最初の方は永禮さんも含め、黄色チームが勝ったという声も聞こえてきて、私たちも勝ちたい! と頑張っていたのですが、結局、前半に1回勝てただけで、今日は全然勝てなかったのが残念でした。でも、他の黄色チームのみんなが頑張ってくれて、前半黄色チームは1位で安心しました。永禮さんにも順調に接待ができて、とても楽しんでくださっている様子が伝わってきて嬉しかったです。

 後半は、青チームのひろこちゃんまちちゃんペアが大勝ちをしていて、総合の1位は青チームだったのがやっぱり悔しくはあったけれど、罰ゲームのプレッシャーは全く感じないでゲームを楽しめるのはなかなかないことだし、永禮さんも安心して楽しんでいただけたみたいでよかったです。最後のコメントでも、たくさん言葉が溢れてくる永禮さんから、すごく喜んでくださったことが伝わってきて、お誕生日会ができて本当に良かったと思いました。

 私たちと同じような痛みを分かってくださって、利他心のお手本のような永禮さんが、いつもなのはなを好きでいてくださって応援してくださることが心強くて、永禮さんの存在にいつも助けてもらっているんだな、と改めて感じました。恩返しができたようで嬉しかったです。

 また、今日はバディでペアやトリオを組んでできたことがとても嬉しかったし楽しかったです。さくらちゃんとしなこちゃんとは戦い方が似ていて、謙虚に出せるものは出してできるだけ失点は少なくする、という方針で最初から3人とも一致していたので、とてもやりやすかったです。ずっと勝てないことがもどかしかったけれど、最後まで3人で悔しさや残念感も共有できたから、ずっと楽しかったです。

 毎日3人で交換日記をして、おしゃべりをして、日に日に話しやすくなっているのを感じます。こんなに自分の弱みを話せること。何も遠慮することなく感じたことを言い合えること。バディという確かな繋がりを、ミーティングの機会に強く意識して初めて、こういう会話が本当なんだと驚きさえあります。家族に気を遣って、自分の悩みや失敗を話せないことに違和感を持っていたけれど、それが当たり前のことにしてしまっていて、どれだけおしゃべりができていなかったかに気付かされました。
 でも私は本当はおしゃべりが大好きで、静かな人ではなかったと思います。今バディで話していても、話すことがとても楽しくて、うるさいんじゃないかと思うくらい喋っていることに違和感がなくて、ストッパーになっているものを取っ払っていられる感覚があります。バディで話して信頼関係を築いていけることで、自分だけでは取っ払えなかった壁、ストッパーとなっているものを取り払いあっている気がしています。 

 昨日のソフトバレーで惨敗して、本当は叫びたいくらい悔しかったけれど、その場では冷静な振りをしていました。また感情を抑えている! と自分で思って、でも表現することは難しくて、やるせない気持ちだけが残ってしまいました。だからまだまだ私は感情を言葉にしたり表現することができないと実感します。

 でもそのあと、さくらちゃんに冗談交じりに「つまんない」と一言言って正直に気持ちをぶつけました。それを受け止めてくれるとスッキリしたし、日中に話していた中に、私が我慢してしまうという話があったので、私が我慢しないで正直に言ってくれたことが嬉しかったと思いがけないことを言ってくれてすごく嬉しかったです。これからももっともっとどうでもいいおしゃべりをたくさんして、何でも話せる信頼関係を深めていきたいです。バディが本当に大事に感じています。