「納豆づくし」 みつき

2月21日

●からんころん、落花生

 朝、窓の外を見ると、久々に見る、あの光景。地面に薄く雪が積もって、なっちゃんのパッソも白くデコレーションされていました。寒くなったり、あたたかくなったり……。どっちも楽しませてもらって、天気のちょっとしたスパイスがすきだなあと思います。

 雪が降る様子を横目に、体育館にて落花生の殻むきをしました。
 今年初の落花生。くちばしのように尖ったところを思いきり親指で押すと、「パキッ」と殻が綺麗に真っ二つになりました。
 なのはなに来るまで落花生の殻のむき方を知らなかったし、こんなに気持ちよく割れるなら、いくらでも殻むきしたいなあ、と夢中になってしまいました。
 殻を割ると、ちらりと覗く落花生の豆と会えるのもすごくうれしくなりました。豆は大粒のものも多くて、うすピンク色がかわいらしかったです。

 途中、あんなちゃんが教えてくれて、指で割る前に、あらかじめ木の板を使ってプレスしておくと、あまり力を入れなくてもパキパキ割ることができました。
 そこから、さらにスピードアップ! みんなと一緒に、次々と、コンテナの中に殻をむいた落花生の豆を入れていきました。
 あちこちで、からんころん、からんころん……と聞こえて、その音も心地よいなあと思いました。1時間限定の殻むき作業だったけれど、みんなでたくさん進められて、とても楽しかったです!
 夕食に、台所さんが調理してくださって、おかずに落花生がトッピングされていました。うすピンクだったのが、ちょっぴり日焼けした落花生と再会できたのも、すごくうれしかったです。

●納豆づくし!

 午後は、納豆仲間のななほちゃんと集合し、新たな挑戦をしてきました!
 数日前に手作りした納豆を使って、「納豆水」作りをしました。
「インターネットで、作り方を調べよう」
 と言って、ななほちゃんとパソコンの前に座ったのですが、いくつものサイトが出てきて、
「あ! これどう? 手作り納豆だって!」
 と、ななほちゃんが画面を指差しました。
「え! いいじゃん!」
 とわたし。しかし、よく見ると…。
「……これ、なのはなのホームページだよ! ななほちゃんの記事だよ!」
 ということがあって、わたしたちだったのか! と、大笑いしてしまいました。
 以前、やよいちゃんが残してくれていた作り方でやることに決まって、さっそく家庭科室に移動。冷凍庫から、手作り納豆を取り出してきました。

 手作り納豆は、この間よりも香りが強くなっていました。うれしくって、ななほちゃんと、事あるごとに、くんくん匂いを嗅いでいました。手作り納豆が、すっかり納豆になってくれていて、よかったなあと思います。
 ミキサーにかけて、スムージーになった納豆も、良い香りがしていて、ボトルに移して水を加えたら、もうこれは、「納豆水になるしかないだろう!」というくらい、満足のいく出来でした。
 ななほちゃんが、「なんだかいたずらをしているみたい!」「すごく楽しいね!」と言ってくれて、わたしも、終始ななほちゃんと笑いながらの作業が、すごく楽しかったです。

 手作り納豆第2弾の準備もしてきました。
 今回は、発泡スチロール箱1個分くらいの豆を仕込んでいます。これが上手く完成したら、もっとたくさんの納豆水が作れることを考えると、わくわくします。
 今年、色んな野菜に液肥として使えたらいいなと思うし、まだまだ、納豆仲間のななほちゃんと、活動していきたいと思います!