「一つひとつわかっていって」 ちさ

2月20日

 今日、とても大きなことに気が付きました。
 それは、自分はずっと臨戦態勢だったということです。
 自分は出しゃばりだと思っていました。だけど、それは自分を守るためだったのだとわかりました。出ることが好きではないのだということに気が付きました。
 人から攻撃されないように、人から見下されないように、先手を打って先に先に私は前に出ていたんだなと気が付きました。
 今日、ふみちゃんと一緒にキャベツの収穫をしました。60玉を、「思ったより多い!」とはちゃめちゃしながら、「キャベツ農家になったみたいだね」と穏やかに車で帰ってきながら、一緒に過ごせた時間がすごく温かくて、心の底から落ち着いて、濃い楽しさがありました。何を守るでも、何を取り繕うでもなく、自由な安心感もありました。

 気が付いたといえども、場合によっては気が付いたら臨戦態勢に入ってしまい、そして、自己嫌悪に陥るという、コントロールできないループがまだ残っています。だから、本当に真剣に向かってMTに向かって、もっともっといろんなことに気が付いて、理解して、ちゃんと生きられるようになりたいです。
 それから、ずっと臨戦態勢でしかいられなくて苦しかったけれど、こうやって一つひとつわかっていって、一皮ずつむいていくんだな、と、少しだけ前が見えたことや、自分のサクセスストーリーの始めの一歩が踏み出せたことは、嬉しかったです。

 うまくいかないことばかりだけれど、今日お母さんが3曲の応援歌を聞かせてくれて、1人じゃないことが嬉しかったです。
 お母さんと繋がっていること、ふみちゃんやみんなと繋がっていること、顔は知らなくてもいろんな人と勇気でつながっていることが嬉しかったです。
 すごく自分のことばかりの日記になってしまいました。
 読んでくださりありがとうございました。