「当たり前のように気にかけて」 みつき

2月16日

●ササゲの魅力をプレゼン

 午後、久々にみんなでササゲの選別作業をすることができました。
 ふっくらしたササゲの豆、その中でもとびきり大きくて、ぷっくりと育っている子は、今年植え付けるササゲの種として使われます。

 パックに溜まっていく種用のササゲたちを見ていると、「よし、まだまだ見つけるぞ、選別頑張るぞ!」と気合が入ります。
 さきちゃんが、『ベスト種ササゲ・プレゼンコンテスト』を開いてくれました。それぞれのペアで、1番良いと思う種用のササゲを選んで、その魅力をみんなに語るというものです。
 タイトルを付けて、10秒以内で語るのがルール。数分で準備をして、ほぼアドリブのようになっていたのに、どのペアもすごく面白くて、可愛いかったです。

「子供組ササゲ!」と5つのササゲを選んでいるももちゃんペア、「たいちゃんのおしり!」と言っているまちちゃんペアなど、みんなのアイデアが楽しかったです。
 種用のササゲもたくさん集まって、選別も、たくさん進めることが出来ました!

 夕方、洗濯の取り込み当番だったのですが、まなかちゃんが、「洗濯物、ヘルプに行こうか?」と声をかけてくれました。
 わたしは、「1人でもできそう、大丈夫!」と返して、その瞬間(あ、しまった!)と思いました。
 ミーティングを受けるなかで、「頼ったりすることが苦手だ」と、気がついていたはずなのに、いざというところで、断ってしまい、頼ることができませんでした。自分自身にショックを受けながら、洗濯物を取り込みはじめました。

 でも、近づいてくる足音。まなかちゃんが、「お願いします! 手伝ってもいい?」と来てくれました。
 当たり前のように気にかけて、助けにきてくれるみんなの存在が、本当にうれしかったです。
 わたしも助けたり助けられたり、みんなと関わりながら作業に取り組みたいなと思います。