「母の日の会」 ななほ

5月20日

 昨日は母の日の会で、みんなと昔遊び・子どもの遊びをできた時間が嬉しかったです。
 ぐるぐるじゃんけんから始まり、ゴム飛び、どん、かごめかごめ、はないちもんめと5種類の昔遊び・子どもの遊びを楽しみました。
 私は恥ずかしながら、これらの遊びをするのがどれも初めてでした。ぐるぐるじゃんけんは、平均台を使ったもので似たような遊びをしたことがあったのですが、名前の通り、本当にぐるぐるの渦を走るんだなと思い、驚きました。
 けれど、1種目めから笑いと応援で声がかれてしまうくらいに大盛り上がりで、ものすごくものすごく楽しかったです。

 私たちのチームにはゲストでひでゆきさん、りゅうさん、のぞみちゃんがいてくれたり、ももかちゃんがじゃんけんがものすごく強かったり、たけちゃんもチョキを出しながら何度も勝ち上がっていて、たけちゃんの嬉しそうな顔を見るだけで、私まで幸せな気持ちになりました。

 また、お父さんの走るスピードがものすごく速くて、先日、お母さんが話してくださっていた、「卒業生の子たちが昔、石畳の上を、『傘がない』の“行かなくちゃ”に合わせて走るお父さんのプロモーションビデオを撮ったというお話」が目に浮かぶようでした。

 そして、お母さんタイムではお母さんが全8回のじゃんけんのうち7回もじゃんけんに勝っていて、お母さんはどこまでも強いんだなと思い面白かったです。

 ゴム跳びでは、お母さんの選ぶ「ゴム跳びを綺麗に跳べた人」に選んでいただけて嬉しかったです。
 最初、私は背が低いのでゴム跳びはものすごい苦手だろうなと思っていました。その理由に加えて、私は小学生の時、ハードルでほぼすべてのハードルを倒したことがあるし、走高跳びとか跳び箱とかがものすごく苦手でした。

 けれど、なぜかゴム跳びのゴム段では一番最高の170センチの高さまで、10段すべてを跳ぶことができて楽しかったです。

 『宙船』の音楽が鳴り終わるまでにみんなとぴょんぴょん、スピード意識で飛んでいくのも難易度があがり、私たちのように大人が遊ぶには程よい難しさが加わって、面白いなと思いました。

 お母さんクイズでは、お母さんの回答を聞くたびに温かい気持ちになりました。
 お父さんの、「キーボードをタイプし続けているときに、ふと我に返って、足を組んでこちらを向き、ニッと笑いかけてくれるところ」が好きなお母さん。
 その回答を聞いた時、りのちゃんが「何だか恋愛ドラマのワンシーンみたい」と話していたけれど、本当にお父さんとお母さんの関係が深くて、素敵だなと思いました。

「お父さんと結婚してよかったこと」では、「毎日、美味しい料理を作ってくれること」という回答で、お母さんが、「みんなも、料理が上手な人をお婿さんにもらったらいいよ」と言われていて、絶対にそうしようと思いました。

 他にも、お母さんがみんなとやってみたいこと、魔法が使えたら何をしたいか、少し先の未来の話など、お母さんの考えや気持ちをたくさん教えてもらい、クイズに答えながら、私たちに共有してもらえた時間が嬉しかったです。
 
 そして、お母さんの思う美しい女性の条件3つにあったように、私も良いことや悪いこと、楽しいことや壁にぶち当たった時、どんな時も「笑顔」で、色々なことに興味を持ち、「夢」があり、「希望」に向かって前進し続ける女性でありたいと思いました。

 進化系「どん」では、私たち実行委員の準備不足のこともあり、予想以上に難易度の高いゲームになってしまったのですが、もう一度、今度は段ボールなしか、鬼の人が段ボールに入るなどの工夫をして、みんなと遊んでみたいなと思いました。

 けれど、この1週間、ビジセブンのチームで協力して準備を進めてきた時間や、1つの遊びをどうしたらみんなが楽しめるか、どうしたらわかりやすく面白いかを深めていく中で、遊びの面白さもたくさん教えてもらいました。
 また、ここ数日は夜遅くまでコートづくりや準備をしていてバタバタだったのですが、その中でも、ビジセブンのみんなとそれぞれの役割で一生懸命に準備し合う時間が楽しかったです。

「はないちもんめ」では、私ははないちもんめの歌は聞いたことがあっても、実際に遊んでみるのは初めてでした。
 私は小さい頃、とても怖がりだったため(今でも幽霊だとか、怖い話だとかは一切触れられませんが)、「はないちもんめ」も誰から始まったのか、どこかで「怖い遊び」のように思っていました。

 でも実際に遊んでみると、ものすごくものすごく楽しくて、大戦に勝ったら思いっきり「勝って嬉しいはないちもんめ」と言い、大戦に負けて仲間が相手に奪われたら「負けて悔しいはないちもんめ」と叫びました。

 もう、童心に返ったようにチームのみんなと手をつないで、ぐんぐんと相手チームに進んでいく時間、前のめりになって声と前進で悔しさを表すのがものすごく楽しくて、私もまだまだ、子どもなんだなと思い笑いました。

 そして、なのはな版はないちもんめでは、引っ張り合いの大戦ではなく、「お母さんの物まね」「尻相撲」「あっち向いてホイ」「エアーギター」「エアーバッティング」「幅跳び」などの戦いが行われて、見ていても試合の結果が分かりやすく、盛り上がりました。

 特に、印象に残っていることは3つあります。
 1つは、ゆきなちゃんのエアーギターが小刻みに震えながらも、大迫力で、それだけでも絵になるくらいにかっこよかったこと。

 2つは、あっち向いてホイで4回連続、かにちゃんがジャンケンに勝ったものの、相手のさくらちゃんが毎回、首を上下左右に切れよく曲げて逃れ、5回戦目のかにちゃんが1回でホイ! となった時、会場がワッと盛り上がったこと。

 3つは、ひでゆきさんがお母さんの物まねがものすごく上手だということ。ひでゆきさんは、2回ともお母さんの物まねをしていたのですが、1回目では「お父さん、大好きだよ」というのをお母さんをまねて、すごく大切そうに満面の笑みで言われていて、みんなも大爆笑でした。

 2回目では、お母さんがよく、ひでゆきさんやりゅうさん、村田先生やゲストの方が来られた時に感謝の気持ちと共に「ひでゆきさ~ん」と両手を頬の近くに当てて嬉しそうに話されるのを、ひでゆきさんが忠実にまねていて、ひでゆきさんがお母さんに向かって「ひでゆきさ~ん」とお母さんの真似をすれば、これは誰もかなわないなと思いました。
 ひでゆきさんがいてくださって、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 他にもお父さん対あやちゃんの幅跳びの試合も、見ていてとても面白かったし、いよちゃん対りのちゃんのエアーバッティングも可愛かったなと思います。

 お父さんとお母さんからはないちもんめの「たんす長もち」とは「たんすが長もち」することではなくて、昔の人が布団などを入れる桐などで作った箱を「長もち」ということも教えてもらったり、関東と関西とでは歌のイントネーションやアクセントをつける位置が全然違うことも知れて、まだまだ知らない昔遊びも、やってみたいなと思いました。

 そして、「かごめかごめ」は難しくもとても面白かったです。
 50人近くで輪になって、かごめかごめをすると、後ろの正面が誰の声なのか全く分からなくて、簡単にできる遊びがこれほどまでに、面白い遊びだなんて知りませんでした。

 でも、正解していても、外れていても楽しかったし、何よりも、お父さんとお母さんが額をくっつけるようにして、「この声は誰か」を当てている光景は、ものすごくものすごく、満たされた気持ちになりました。

 最後は『ハナミズキ』を母の日に送ることができて嬉しかったです。

「君と好きな人が100年続きますように」
「僕の勇気がいつか、実を結び 果てない夢が ちゃんと 終わりますように」

 この曲は、私たちがお母さんにおくる曲であり、お母さんが私たちにおくる曲でもあるような気がして、歌っていると涙が出そうになりました。

 仲間と、お母さんを囲むようにして半円になり、ハナミズキを歌う時間。
 本当に1人ひとりがかけがえのない大切な仲間で、家族で、私も例外ではなくその中の、1人なのだと思うと幸せな気持ちになりました。

 お母さんと作る、なのはなファミリーの未来。私には、お母さんが導いてくれた夢があるし、お母さんがいてくれるから、私は前を向いて未来を生きていけると感じます。

 お母さんがいつも、正しいことや正義、本当に優しいことは何かを教えて下さり、お母さんの姿を見て成長させていただけることが嬉しいし、今、私にはこんなにもたくさんの仲間、家族がいて、私はもう寂しくないし、これから出会う人を今度は守る側として生きていけると感じます。

「お母さんは仲間集めをしているんだよ」
 お母さんがそう話してくださるように、どこまでもなのはなの気持ちで、どこにいて何をしていても、いつも心はなのはなの軸1本で、この先も明るいほうだけを見て生きていきたいと思いました。

 母の日を記念して、みんなと昔遊び・子どもの遊びをできた時間が本当に嬉しかったです。小さい頃、遊んでこなかった分、今こうして、色々な遊びをして自分たちも楽しみ、そしてこれから先の次世代を生きる子どもたちにこの遊びを伝え、残していけることがありがたいなと思います。

 今日は苗の水やりの合間に、インスタグラムの編集を進めたのですが、1日2本のムービーを編集することができました。また、たくさんの人に母の日のムービーを楽しんでいただけたらと思います。