「ずっとみんなと集まって」 みつき

11月18日

 卒業生ののんちゃんが、帰るぎりぎりまでダンスを見てくれて、踊ってくれました。お仕事組のなおちゃんも居てくれて、今日が、最初で最後の、全員が揃うことが出来る時間だったのかもしれないです。そう思うと、本当に貴重で、みんなと過ごせてよかった、と感じました。みんなと同じ気持ちでここにいられて、よかったです。

 新曲すべてのコーラス・ダンスを通してやってみて、これではっきり明らかになったことがいくつもありました。新たに教えてもらって、落としどころはどこなのか。ミスをする、練習が必要なのはどこなのか。そして、今、全体でどのくらいの完成度になっているのかがわかりました。
 ますます、「ここから、もっともっとレベルアップしていきたい」と思えるような、これからの自分の進化に繋げられる気がして、うれしかったです。

 午後に、新曲のひとつ『エラスティック・ハート』が完成しました。卒業生ののんちゃんを囲んで、みんなで列になって、コーラスを歌います。通しの最中、曲が流れ始めたとき、体育館に太陽の光が差し込み始めました。その光が、わたしたちを照らすスポットライトのようで、魔法のようでもありました。

 すぐ隣には、座っている子たちの感覚。後ろでは、のんちゃんが踊ってくれている感覚。歌声が、体育館全体にまあるく広がっていく感覚。
 上手く言葉にできないけれど、心が癒されて、幸せだなあ、と思えて、涙が出てきます。
『エラスティック・ハート』のコーラスを初めて聴いてくれたのんちゃんが、「天国に居るみたい」と話してくれました。
 その言葉がすごくうれしかったし、歌っているわたしたちとしても、すごく共感できるなあと思います。わたしが感じていた気持ちは『天国にでもいるくらい、幸せな気持ち』なのだと、のんちゃんの言葉を聞いて、気がつかせてもらいました。
 ますます『エラスティック・ハート』が好きになったし、この曲をみんなと歌うことで、わたしたち自身も、お客さんも、癒して癒される、幸せに満ちあふれたらいいなあと思います。

 今日は、ずっとみんなと集まって、過ごしていた時間が長かった気がします。
 雪もちらつくくらい、かなり冷え込んだ1日だったけれど、こころは全然きゅうっと縮こまらなくて、あたたかかったです。
 おやすみなさい。