「生活から」 ななほ

9月1日 

 

 

 今日からは試験に向けて本気で勉強しないとと思い、日記はお休みしようと思っていたのですが、やっぱり、10分限定で書きます。

 今日から9月です。

 なのはなファミリーは学校ではないけれど、昨夜、あゆちゃんが新しい当番のチームとシステムを発表してくれて、私たちも新学期が始まったような気持ちで、今日1日を迎えました。

 ここ最近、私は洗い物や朝食当番など台所関係の当番に入らせてもらうことが多かったのですが、新しい当番では主に掃除の方に入らせてもらっていて、久しぶりに朝昼夕と掃除をするのが気持ちよかったです。
 当番は全部で9チームあり、レッド、ブルー、イエローからブラウンまで色のチームがあり、私はピンクでした。
 ピンクチームで集まってみると、よしみちゃんやあけみちゃん、まよちゃん、ゆきちゃん、りのちゃんと何だかピンクが似合いそうなメンバーだなと思い、さっそく、朝から居室やリビング、廊下に洗濯物と色々な場所の掃除ができて嬉しかったです。

 新しい当番では、1週間ごとにグループで掃除場所も変わったり、日替わりでリーダーさんも変わっていきます。
 あゆちゃんが「誰もが、いつでもリーダーもできるし、良い手元もできるし、良い部下もできるようにしたい」と話してくれて、この空気、この気持ちでコンサートへと、みんなで向かっていけるのが嬉しいなと思いました。
 コンサートでよいステージ、誰もが自主的に動き、自分たちの回復につながるコンサートや、自立へ向けて成長していくためにも、この当番のシステムが素敵だなと思いました。
 リーダーができても、良い部下になれなければ、それは良いリーダーともいえないし、良い部下にはなれるけれど、リーダーができなければ、自分の幅も見る世界も広がっていくことはできないし、こんな風に当番や掃除といいつつ、自分たちが成長し、よく生きていくための練習もさせてもらえることがありがたいなと思いました。

 あゆちゃんも話してくれたけれど、自分たちが回復して、自立したとしても、いつでもリーダーも部下もできるというのは大切なことだと思うし、時間を守ること、綺麗に掃除をすることなど凡事徹底で当たり前のことを当たり前にできることは尊いです。

 なのはなで普段一緒に過ごして、同じご飯を食べて、同じお風呂に入って、同じ場所に寝ている仲間だからこそ、自分たちにしかできないコンサートがあるし、気持ちが揃ったり、同じ方向を向いていられるように、日々の当番や生活からも、みんなと気持ちを作る練習をしながら、楽しんで生活していきたいなと思います。
 そして、やっぱり掃除は楽しいです。サマータイムだとみんなも畑が忙しくて掃除が簡易的になったり、やる場所もいつも基本的なところだけで終わってしまう部分もあったけれど、今日は窓のさんとか、棚の中とかプラスアルファで掃除もできました。
 また、同じメンバーでできるので明日は窓ふきをしたいねと話をしたり、個人的には居室の電球を変えるのと、1年生前の文房具ロッカーを道具ごとに整理するのと、リビングのファイルの整理などもしたいです。

 こんな風に自分たちが過ごす場所を、綺麗に保てるようにみんなと楽しく、真剣に掃除ができることが嬉しいです。

 10分経ってしまったので、今から勉強に戻ります。今回の試験も最大受験数の4科目を受ける予定なのと、苦手な英語や保育の歴史なども多いので、少し覚えにくくて苦戦しているのですが、集中して試験勉強も頑張ります。