「次の誰かを」 みつき

5月19日 

*極意と気持ちで桃花づくり

 

 今日は、リビングでみんなと桃花を作り溜めました。

 ひろこちゃんが「1日30個の目標で作っていきたい」と話してくれていました。晴れの日だと、30個作るのはなかなか難しいけれど、雨の日の今日は、それを挽回するように、たくさん作ることができました。

 桃花は、折り、丸め、組み立ての工程に分かれているけれど、もう一度、それぞれの工程のポイントを復習しました。第1工程の折りでは、「ここの部分は深めに折る」「爪を使ってしごいて折る」など…。どうしたら綺麗に仕上がるかどうか、みんなが常々感じていた『折りの極意』を話し合って、共有し合えたのが楽しかったです。

 わたしは丸めや組み立てをさせてもらったのですが、隣から送られてくる折りのパーツが、どれもすごく綺麗で、しっかり折られているものばかりでした。綺麗な折りのパーツで作ると、綺麗な丸めパーツを作ることができて、自信を持って、桃花の組み立てをできました。

 折りのパーツを作っている人は、それが丸めのパーツになったときに、どうなるのかを考えて作る。丸めのパーツを作っている人は、それが桃花として組み立てられたときのことを考えて作る。

 桃花を作ることは、「次の誰かのことを思う気持ち」を、強く感じることが出来る時間だなあと感じました。

 みんなで究極の桃花を目指して作っているのが、すごく楽しくてうれしいです。

 

 

 『ひもとロープの結び方』という本を読み始めました。

 山登り、海や川で使えるロープワークはもちろんなのですが、そのほか日常生活でも使える結び方が、いくつも書かれていました。面白いと思ったのが、『新聞や雑誌をまとめて縛る方法』です。今まで、雑誌を束ねると、ゆるくなって崩れてしまうことばかりだったのは、スズランテープ(PPテープ)を使っていたことと、結び方が違っていたからだったんだなあと気が付きました。

 あと、『靴ひもを結ぶ方法』や『犬の散歩ひもを柱に縛る方法』など、こんなのにも結び方があるんだ!と驚いてしまいました。(散歩ひもを結ぶ方法は『馬つなぎ』という結び方で、馬を結ぶのにも使えるそうです)

 意外と生活の中で、結んだり縛ることが多いことにも気が付いて、ひとつでも習得できたら、絶対に楽しくなる予感がしてきます。

 今は、その『新聞や雑誌をまとめて縛る方法』に活用できる『かます結び』を覚え途中です。今度、段ボールか新聞をまとめる機会があったら、教えていただけたら嬉しいです!