
4月6日のなのはな
雨がしとしとと降り続いた、この日、古吉野なのはなのリビングでは、2月から始まったミーティングの質疑応答がありました。
まずはじめに、お父さんが今回のミーティングでどんな気づきを得られたか、どうステップアップできたか。そして、これから生きていく上での自分に足りないものは何かをハッキリとさせることが大切だと話してくれました。
ミーティングが終わった今、終わったからといって、途端に何かができるわけでも、双六の「あがり」が用意されているわけでもないけれど、確実にステップアップできたという実感があります。
その気づきや、理解したことを忘れずに、今度は実生活の中でも、より私たちが生きやすく、与えられた使命に適った生き方をするにはどうしたらいいのか、今回の質疑応答を通して考えるきっかけになりました。
質疑応答の中で、お父さんが、「自分の与えられた仕事に上下やいい悪いをつけるのではなく、ベストを尽くすことが大切。目の前にやるべき仕事があるなら、それにベストを尽くしていく。それを乗り越えていくうちに新たな展開が開けていく」と話してくれました。
常にベストを尽くしていたら、必ずいい流れ、いい展開が開けていくこと。
それには、自分が現在、不満や疑問を持っていることをしていて、それに対して新たな展開や選択肢があったときは、それが自分の欲や逃げなのかを判断する必要はあるけれど、ベストを尽くしている限り、今、分からなくても、未来にいい流れがやってくると思うだけで、すごく安心した気持ちになりました。
お母さんから「行雲流水」という四字熟語も教えていただき、今、完璧になろうとして焦らなくても、方向性さえ間違えなければ、流れに身を任せながら展開が開けていくことがあると教えてもらえて嬉しかったです。
自分の頑張り次第で幸せが決まるわけでもないし、「自分は大丈夫」とか、「自分は別に大変でもいい。自分の人生なのだから自分ですべて決める。自分が責任をとる」という気持ちも、自分に対しての驕りだったり、利己的な価値感だと教えていただいて、私も方向性を間違えずに、今は誠実に、目の前に与えられた役割に楽しみながら向かいたいと思いました。
また、志や目標、意思を持つことが大切だということを教えていただけて嬉しかったです。
ミーティングが終わって、少しずつ春夏野菜や桃シーズンにさしかかっている今、こうしてみんなと気持ちを揃えて新しい波にみんなと乗れることが嬉しいです。
ミーティング期間やコンサートの時などだけではなく、日常生活の中でも、日々の積み重ねが、私たちの人格を作って、人生を作っていくのだと思うと、改めて気持ちが引き締まりました。
なのはなファミリーでの活動である3本柱の1つであるミーティング。
このミーティングは、3本柱の『農業』『スポーツ』『音楽・ダンス』など日々の活動があっての、ミーティングです。
農業をする中で、動植物や自然に興味を持って情緒を深めていくこと。
スポーツをする中で、認識力や団結力を鍛えて、楽しさを知ること。
音楽やダンスなどコンサートやイベントなどで表現をすることで、喜怒哀楽や表情を豊かなものにし、深めていくこと。
本当になのはなファミリーの日々の生活が、私たちの生活や人生の質も高めていくことに直結しているのだと感じたし、今回のミーティングで得た気づきや、今後の課題をしっかりと自分の中に積み上げていき、利他心を軸に、まだ見ぬ誰かのために自分を活かして生きられるよう、成長していきたいです。
(ななほ)
***
5月5日に出演する、「鎌坂峠つつじまつり」へ向けて、『ザ・グレイテストショー』のダンス練習をしました。
今日は、サビのポーズをみんなで揃える練習をしました。
フォーメーションで対象の人と見合って、見本となるあけみちゃんのポーズに揃えて、ペアの人の癖や、ずれているところを伝えていきました。
自分が気がついていなかった癖を、相手に教えてもらえることがありがたくて、癖を修正していくことができて嬉しかったです。
自分の癖を教えてもらって、気がついたらそこを意識して修正していくことは、ミーティングで自分の改善したいところを意識して良くしていくことにも繋がっているよう感じました。
ダンスも、気持ちを作る手段の1つで、そして、ミーティングなどで自分がステップアップしたかどうかは、ダンス1つでも動きが変わってきてわかるものだと、午前中のミーティングのときにお父さんが教えてくれました。
なんとなくやるのではなくて、成長するための手段として、そして、気持ちを表現する手段の1つとしてのダンスだということをちゃんと心に置いて、練習を積み重ねていきたいです。

1つずつポーズを揃えていき、みんなが揃ってきた分、少しのずれが気になってしまうという声も聞こえてきて、よりよくしようとみんなで向かって、最後に、みんなの振りが揃っていたときは、鳥肌が立つくらいに美しかったし、嬉しかったです。
つつじまつりの会場は、名前のとおりツツジのお花に囲まれていて、そのなかでみんなとステージに立てることが嬉しいです。今日、お母さんから、「表情も良かったよ」と教えてもらったことを忘れず、華のあるステージをみんなと作りたいです。
(ふみ)
