「“実はちょっと大事なこと”」 のん

3月4日

○ヨモギ摘み
 午後に、バディに分かれてヨモギ摘みをしました。私はるりこちゃんと一緒に山畑を中心に回りました。おしゃべりしながら、山畑の斜面を一通り摘んで、山畑から池下田んぼに抜ける道を通って池上の桃畑を過ぎて、梅の木コースの省略バージョンのコースを散歩しました。 

 ずっと途切れることなくおしゃべりしていました。好きだった児童書、シャーペンの種類、よく見ていたジブリやディズニーの映画、どうでもいいことをたくさん話しました。どうでもいい、と言うけれど、生産的でないだけで、何が好きで、何が嫌いかとか、自分にとっては実はちょっと大事なことかもしれない、と思いました。

 その、実はちょっと大事なこと、を頷いて、時には新鮮がって聞いてくれる人がいるっていうのは、嬉しいことなんだな、と思いました。何が好きで嫌いか、違っても良くて、否定はしない。何ができる、できない、じゃなくて、何が好きで嫌いか。それを話して聞いてもらえると、なにかを生産する道具としての自分でなく、自分、という存在そのものを受け入れてもらってる感じがしました。

 ヨモギ詰みのあとも、1時間くらい自由にしていい時間がありました。私がお散歩したいなーとつぶやくと、るりこちゃんが「行く?」と言ってくれて、1時間延長でお散歩してきました。のんびりとした時間が嬉しかったです。