6月18日(火)「桃の収穫間近 & 空芯菜畑で草取りフェスティバル」

6月18日のなのはな

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 桃畑では、午前の最初に、前日の夕方に敷いたブルーシートをはぐる作業をしました。
 今、早生品種のはなよめは、今週中に収穫できる大きさになっています。昨日、あんなちゃんが、1つ、袋の口を少し開いて見せてくれたのですが、中心が紅色で淡いクリーム色になってきていて、まだ少し緑色が残っています。
 そんな、もうすぐ収穫する桃が、昨日降った強い雨で水分を多く吸収しすぎないようにブルーシートをかけていたのですが、ブルーシートにはたっぷり水が溜まっていて、それをこぼさないように木の傍から離れた場所に捨てました。ブルーシートを敷いたりはぐったりすることも、良い桃の収穫に繋げたいと思いながら作業しています。

 

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 桃の袋掛けは、清水白桃と白麗という品種の木がまだ残っているのですが、あんなちゃんから、木曜日までの晴れの間に袋掛けを終えたいことを聞いています。袋掛けの作業は1本1本、大きくて綺麗な実に袋をかぶせ、奇形や双胚、種割れ、虫喰いの実は袋をかけずにおきます。双胚や奇形の実は落果することもあって、そのあと、自然に落果してしまう桃を待ってから、残った実の最終摘果をします。

 午前は、まだ雨のしずくで実が湿っているため、すでに袋かけをしてある品種の最終摘果の作業を進め、午後から、池上桃畑の清水白桃の袋掛けに入りました。

 

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 袋かけの作業は、実を見極める難しさ、それに加えて桃同士の間隔が近すぎないか、枝の大きさに対して少なくならないか、多すぎないかを考えながらの作業になります。袋をかけていくスピードも、できるだけ早くやっていかないと終わりません。今日は2.5本進みましたが、本当は、もう少し、今日中に進めたい樹がありました。袋掛けは、あっという間に時間が過ぎてしまいます。明日以降も、正確にやりつつ、速くできるようになっていきたいです。

(まりの)

 

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 雨の上がった午後は、空心菜の草取り!
 田んぼのように水を入れて育てている、空心菜の草取りと聞くと、つい大変そうなイメージが湧いてしまう……。

 今日は、そんなイメージを払拭するべく、みんなで「空心菜草取りフェスティバル」な気持ちで雑草に立ち向かいました!
 畑につくと、水が丁度いい程度に入っていて、草を抜くには絶好のコンディションです。

 

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 まずは頑張るぞ! のポーズで写真をぱちり。
 気合いを入れて裸足で入水しました。
 田んぼのように深く沈んでしまうわけでは無いのですが、土にずぼっと入っていく感触が、とても気持ちがいいです。

 

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 みんなで一列、等間隔に入って進みました。

 一列終わる度に、「次の畝はいりまーす!」「はーい!」と大きな声で声を掛け合いながら、株周りと株間の草を取っていきます。
 水が入った畑の草は、すぽすぽととても抜きやすくてノンストレスな草取りでした。
 途中でフェスティバル感を増すために、誰かの声掛けに対して、みんなで歓声を上げて盛り上げながら進めたのが楽しくて、前に進む度に笑いながらできた時間が嬉しかったです。

 

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 開始から1時間半で全ての条の草取りが終わりました!
 思っていたよりもずっと早く終わって、とても有り難かったです。

 

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 その後はトウモロコシの摘果のチームと、草取りの続きをするチームに分かれました。

 私は残って、ももかちゃん、すにたちゃん、えつこちゃんと畝間の草を三角ホーで取っていきました。
 たぷたぷと土を返して均すように伸ばすと、抜けた草が浮き上がります。
 慣れるまではなかなか上手くできなかったのですが、コツが分かるとみんなのスピードがどんどん上がって、綺麗に草が無くなって行きました。
 ずっとできるな、と思うほど気持ちよくて、みんなで作業をした時間が楽しくて嬉しかったです。

 綺麗になった畑で、ぐんぐんと空心菜が育っていってくれたら良いなと思います。

(まなか)