
私の愛してやまないもの、そう、それはサツマイモ。今月、サツマイモの伏せこみ、そして苗の植え付け作業をしました!!
私はサツマイモの品種の中でも、「紅はるか」という品種が好きで、あのねっとりとした食感と濃厚な甘さ……。それをなのはなのみんなにも味わってもらいたい! そんな願いがありました。もともと、なのはなで育てていたのは、紅あずまと鳴門金時、りゅうさんから頂いたお芋でした。お父さんに、
「紅はるかを育ててみたい」
そう言ったら、なんとお父さんが紅はるかの苗を百本、種芋を六本も買ってきてくださいました。本当に本当にうれしくて、なのはなで紅はるかを育てるのが本当にずっと念願だったので、嬉しさと、豊作にしたい熱意で気持ちはいっぱいでした。

■好きだからこそ
まず、百本の苗を畑に植え付けることから行ないました。畝の上にぴんぴんに張ったマルチシート。そのマルチシートに穴をあけ、サツマイモの苗を植え付けていきました。お父さんが作業の初めに、正しい苗の植え付け方を丁寧に教えてくださいました。篠竹を斜めにさして、穴をあけ、苗を入れこむ。なるべく、苗を深く入れたほうがサツマイモをつける部分が多くなってサツマイモがなりやすい、ということも教えてくださいました。私は初め、苗を、植え付ける畝の上に等間隔で置いていく役割になりました。お父さんが買ってくださった紅はるか百本。その苗が私にはキラキラ光る宝石のように見えて、ぴんぴんと元気いっぱいで、ものすごく愛おしく思いました。その苗を一本ずつ持って畝に置いていく、その役割だけでも、折れてしまわないか、しおれてしまわないか、などたくさん考えてしまって、すごくすごく緊張しました。
「このサツマイモを育てて、みんなと一緒に紅はるかのおいしさを共有したい!!」
その思いが強くなるほど、緊張して、それは手が震えて手汗がドバドバ出るほどでした。
必死な思いで苗を置き終えると、次は一番重要な、植え付けをやらせてもらいました。手がプルプルして篠竹がうまく持てませんでした。去年の反省を活かして、なるべく、茎が土に埋まるように、意識して植え付けていきました。
苗を差し込むとき、ぽきっと苗が絶対に絶対に折れないように要注意しながら植えていく。苗が長いので、深く植えるのは結構難しかったです。
私が大好きなサツマイモの作業は、いつもの作業よりも無駄にいろいろと深く考えてしまって、なかなかスピードを上げて、効率よく作業するのは難しかったです。
無事、みんなの力で植え終わった後は水やりをしました。一株、五秒くらいで、一株一株丁寧に、土がえぐれないように、でも苗の先端部分から水を吸収するために、先端まで水が行くように、水やりをしました。
一株ずつ、たっぷりとたっぷりと愛情を注ぐ。サツマイモが大きく、美味しく、かわいく育っていくよう、願いをたくさん込めていきました。
植え終わった後の畑を見渡すと、黒いマルチシートの穴からひょこひょこ、サツマイモの苗がのぞき込む。その光景がすごくかわいくて、うれしい気持ちになりました。

■古畑ハウスに苗床づくり
数日後、サツマイモの種イモの伏せこみをしました。私にとって、この作業をするのは初めて。種芋を、ビニールハウスの中の苗床に埋めていく。今年は、鳴門金時、紅あずま、りゅうさんから頂いた芋、そして新しく紅はるか、の四品種が苗床に植わることになっていました。四種類ものサツマイモを育てることができるって、なんて贅沢なんだ!! そんな気持ちになりながら、作業に取り掛かりました。まえちゃんが
「サツマイモには、おしりと頭がある」
ということを教えてくれて、頭の向きを揃えて土に埋めていきました。大きくて太くてずっしりとした、サツマイモたちがゴロゴロとコンテナいっぱいに入っていて、そこから取り出して、苗床の上に並べていきました。かわいいサツマイモ達が、びっしりと並んでいくにつれ、私の気持ちは高まって、うれしい気持ちでいっぱいになって、ついつい、見とれてしまいました。どのサツマイモも立派で、きっと、いい苗ができるだろう、と推測できるものばかりでした。特に、お父さんが買ってきてくださった、紅はるかの芋六本は、本当にきれいで立派で、このまま焼いて焼き芋にしたい……と思ってしまうほど、美味しそうでした。色も他の品種よりも鮮やかで、大事に大事に土に埋めていきました。

最後に不織布をべたがけし、水をやって寒冷紗をかけて、一つずつの工程を丁寧に着実に終わらせていきました。気持ちを込めてしっかりと、作業をすることができてうれしかったです。今回新しく、買っていただいた紅はるか。もともと甘い品種だけれど、きっとなのはなで育てたら、もっと甘くなるだろう、と思ってなのはなで育てられることが本当にうれしいです。
愛情をこめて、しっかりと育てて、美味しいサツマイモをみんなで収穫できるように、全力で育てていきたいです。今から十月の芋ほりへ向けてわくわくしている、今日この頃です。
