1月27日のなのはな

◯今日から奈義コース!
朝、目覚めると全身が筋肉痛でした。昨日のサーキットトレーニングの効果が、しっかり体に現れたようです。
ふと気づけば、マラソンを走り始めてから今日で14日目。今日からはコースが「梅の木コース」から「奈義(なぎ)コース」へ変わり、距離も2.5キロから4キロへと少し伸びました。
体は本当に少しずつですが、普段の日常の体から、走りやすい体へと変化しているのを感じています。

私は昨年はミニマラソンに出場しました。前回のマラソン練習の時は、この奈義コースは集中力が続かず「長いな」と感じて、どこか苦手意識がありました。しかし、一年経つと、景色への見え方、身体の感覚、そして走りやすさが、まるで別物のように変わっていくことに驚いています。
奈義コースは、あたり一面に田んぼが広がり、目の前には美しい那岐山(なぎさん)がそびえています。この雄大な景色に囲まれながら走ると、心まで豊かになるようです。直接肌にあたる風も心地よく感じられ、のびのびと走ることができました。

皆と長い列を作って一緒に走ると、不思議と心が温まります。外は寒いですが、心も体もぽかぽかでした。
なぜ自分は、奈義コースの魅力に気づけなかったのだろうと思うくらい、走るたびに「ここの景色、好きだなぁ」「本当に綺麗だな」と感じる瞬間がたくさんありました。
特に今日は、うっすらと雪が積もっていて、いつもとは違うその雪景色がまた格別でした。

◯『最近あった嬉しいかったこと』のお題回し
走っている最中では、「最近あった嬉しかったこと」のお題回しをしました。
お母さんのお誕生日会の話、たけちゃんとお相撲さんを見に行った話、皆で干し柿を美味しく食べた話、そして皆が干し柿を喜んでくれたことが嬉しかった話……。

仲間の嬉しかった気持ちを聞いていると、自分の気持ちまで前向きに、そして穏やかになっていきました。「私もそのことが嬉しかったな」「そうだったんだ!」と、まるで自分のことのように嬉しい気持ちをもらうことができます。
自分の嬉しかったことも皆に共有でき、その喜びが倍増して胸にしまわれていきました。そんなお題回しの時間がとても楽しかったです。

◯最後の坂道!
そして、最後の坂道は、みんなで「ファイト!ファイト!」と声をかけ合いながら登ります。
坂を登り切って、びっくりしました。以前は息切れしていたのに、思ったよりも楽に登りきることができたのです!
「サーキットトレーニングの効果なんて、あまり出ていないかも……」
と思っていたのですが、実際に走ってみると、しっかりと効果が出ていたようです。嬉しい驚きでした!

走り終わってみると、「え?もう終わったの?」と驚くくらい、あっという間に感じました。今までで一番早く感じたランニングでした。

平坦な道が多かったということもありますが、それ以上に、少しずつ走ることに慣れ、景色を楽しみながら走る余裕が出てきたのかもしれません。
よし! 明日も楽しく走るぞー!
(すにた)
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約180本の桃の樹の剪定、今日で一巡目、完了しました~!!
桃の樹の本数も大規模ですが、大人数で取り掛かれば、二週間もかからずに終わってしまいます。
あっという間に剪定一巡目が完了しました。

今日の午前中は、桃の樹、ではなく、昨日から取り掛かっていた、池上スモモ畑でのスモモの剪定から始まりました。
スモモ畑の中に、一本だけ、とても、とても大きなスモモの樹があります。
剪定一巡目では、勢いよく上に向かってまっすぐ伸びる徒長枝と、逆行して伸びる枝を切っていました。しかし、その大きなスモモの樹は、本当に徒長枝を全て切ってしまったら、枝が無くなってしまうのではないかと危惧するほど、徒長枝が多かったです。
昨日から(あの、スモモの樹はどうやって剪定するのだろうか)と気になっていました。
もし、自分が切りすぎて、気づいた頃には寒々しい姿になっていたらどうしようと、やや緊張もしていたのですが、畑に着いて、さくらちゃんが「実を付けて横に倒せる枝は残して、いい感じにしてもらえたら」と話してくれました。

(よし、残せる枝は残すぞ)
そう意気込んで、いざ剪定。
脚立に乗ったままだと、全体的な枝のバランスがわからなくなるので、何度も脚立から降りて、切りたいと思う枝を切ったらどうなるか、イメージを膨らませながらの剪定になりました。
センスを問われているような難しさを感じつつも、それが今までにない面白さで、とても充実した時間だったと感じます。
終盤になると、さくらちゃんが「おぉ、いい感じですねえ」と朗らかな笑顔でコメントをくれました。
スモモも、今年は例年より日当たりの良い環境で、美味しい実をたっくさんならせてくれたらいいなあ。

続いて、奥桃畑。
この畑でのニュースは、畑の一番奥にあり、この畑で一番大きな『白鳳』という品種の桃の樹の蕾が、もう雀のおなかの様にふっくらと膨らんでいたことです。
その蕾を見た時、思わず(もう、摘蕾しなきゃ)とドキドキしたほど。

どの畑の、どの桃の樹の蕾よりも、別格なくらいに蕾が大きくなっていました。
ふみちゃんが「春を感じる」と話していたけれど、本当に、寒い寒いと言っているうちに、あっという間に春が来るのだと実感しました。
畑の入り口側には、紅と白の山桜桃梅が一本ずつ植わっていて、それはあまり沢山切りすぎない方が良いらしく、真上に伸びる徒長枝と内向枝を切って完成。 山桜桃梅は、一か所から小さな蕾が六つ以上はついていた気がして、樹によってこんなに違うのかと、びっくりしました。

そして、わたしたちの家の目の前、古畑!
今年は、わたしたちが剪定をする前に、お父さんやさくらちゃんたちが、作業性を上げるために切りたい大枝に印をして、その枝を永禮さんがチェーンソーで切ってくださっていました。
そのおかげで、これまでより圧倒的に脚立が立てやすく、手入れしやすいのを感じました。
しかし、大枝を切れば、桃の樹にもそれなりにダメージがあったり、反動が出たりするものです。今は目に見えないけれど、数か月後に結果が出てきます。
古畑では、大枝を切った後の桃の樹であること、使える枝は残し、要らない枝はメリハリをつけて切ることを再確認して、初心に戻っての剪定となりました。
わたしは(自分は切りたい人だ)という事を自覚して、自重しながら、迷う枝はさくらちゃんに相談してから切っていき、みんなで桃の樹にとって一番良い剪定を心掛けて、整えていきました。

多人数での剪定、最後の畑は夕の子桃畑。
この畑は、桃の樹の骨格作りの途中、六年目の樹があり、さくらちゃんが、その仕立て方も教えてくれました。わたしも思わず手を止めて、説明に聞き入ってしまいました。
この畑の桃の樹は、そんなに大きくはないので、一本を三人で十分もかからずに仕上げていきます。畑に到着してから三十分もかからずに終えることが出来ました。

そして、本当に最後の最後、石生の桃畑の一本をさくらちゃんと一緒に剪定させてもらい、午後四時二十分に、全桃畑の剪定一巡目、完了!!
お父さんやさくらちゃんが、みんなで剪定が出来るように考えてくれて、わたしも携わらせてもらい、みんなと集中して、せっせと、切れ味の良い剪定ばさみと鋸で枝を切ることが、とてもとても楽しかったです。剪定が待ち遠しい毎日でした。

今日は、軽トラの車内で、さくらちゃんから、まだまだ桃の作業でやりたいことがあると聞いたので、みんなで、甘くておいしい桃づくり、これからも頑張っていきたいなと思います!
(なつみ)
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みんなの作品を目にして、ずっと憧れてやりたいと思っていた版画教室、ついに私も参加させていただくことになりました。図画工作は、かなり苦手だったので不安はありますが、それ以上に楽しみです。個人的には藤井先生としっかりとお話ししたこともなかったです。かのんちゃんやあやちゃんが、前から「とても素敵な方だよ」と言っていたので、版画教室をとおしてお話ができることもうれしいです。

今日は、木曜日から始まる教室に向けて、題材のスケッチをさせてもらいました。
まず、かにちゃんが版画の基本的なことを説明してくれました。藤井先生が貸してくださっている筆や、ばれんを見せてもらいました。小学校のときなどに、版画を図工の時間にやったことはありましたが、そのとき使ったものよりもしっかりしているという印象でした。それも、使った人がちゃんと手入れをしているからだろうな。
次に、斎藤清さんの作品集を見せてもらいました。
お父さんがよく「芸術は模倣から」と教えてくださるので、これを参考に作品を考えていくといい、とのことでした。
例えば「ネコ」という題材一つをとっても、ネコをどう表現するかが工夫されていました。同じ形だけど、背や色が違うネコを4匹ほど並べているもの。
「連続性」というキーワードを教えてもらいました。
リズムがあると、作品に奥行がでるようでした。実物とは形状が異なっても、面白く表現すると、見ごたえがある作品になるのだな、と思いました。
その作品集を見ていると、自分の世界が広がっていくようでした。なのはなに来るまで、芸術、美術には無関心だったので、プロの作品を見る機会がありませんでした。
でも、パソコンで生成したのではないかと思ってしまうほどにくっきりとしていて、美しい構成で、発想が尋常ではない作品を見ると、自分も版画の世界に飛び込むことに、ワクワクしてしまいました。

さて、本題の「題材のデッサン」に入りました。私はかねてから、版画教室に入れたらやってみたいとひそかに考えていたものがありました。それは、古吉野の廊下に飾ってある日本人形です。人形の表情はもちろん、人形が着ている色鮮やかな着物や、手にしている毬や太鼓が美しくて、これを表現できたらいいな、と思っていました。5体あるのですが、その中でも、毬を持って髪を結わえている人形を選びました。着物の柄が気に入ったし、毬で遊んでいるちょっと無邪気な人間味を感じたからです。
デッサンに慣れていない私は、大きさやバランスなどがうまくいかず、かなり苦戦しました。それに、版画だからきっと細かな線は彫るのが難しいのだけれど、実物になるべく近づけようと思うとどんどん緻密になっていってしまいました。
また、この人形の場合は、多色刷りにした方が美しいだろうと思って色を塗ってみると、7色くらい使ってしまって、「これはかなり時間がかかるし難易度が高いかも…」という作品になってしまいました。

いろいろ問題はでてきてしまったけど、夢中になって集中して描いている時間は、とても楽しく感じました。
ここ最近は、何かに向き合って絵を描くなんて機会はほとんどなかったな、と思います。きっとなのはなに来なかったら、大人である今、作ろうとしないと絵を描くなんてことはしなかっただろうとも思います。そういう場を与えていただいてありがたいです。
書いているとき、他の版画メンバーがスケッチをしている様子もありました。
自分の作品ができあがるのもいいけれど、一緒につくっている仲間の作品ができていくのを同じ気持ちで喜べることもまた、うれしいなと思います。
1人で作っているよりも、その楽しさを共有していけること。なのはなで版画教室ができる意味の一つではないかな、と思いました。

ほしちゃんは、ネコのまつりのデッサンをしていました。「昔絵を描くのが好きでやっていたんだ」と、専用の鉛筆をつかって、滑らかにスピーディーに描いていくのがとてもかっこよかったです。写真のように、リアルでした。大事に描いてもらって、まつりも喜ぶだろうな、と思います。心を込めて作品をつくる人は、輝いて見える、と感じました。
これから始まる版画教室が、とても待ち遠しくなりました。藤井先生のお話を聞いて、手つきを見て、みんなと過ごしていける時間が楽しみです。
私は、情緒が浅いという課題があります。
版画をとおして、自分のモノの見方や感じ方が、少しでも深いものへ変わっていったらうれしいし、版画教室を自分の成長につなげられるように頑張っていきます。
(うたな)
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