【12月号⑨】「ウィンターコンサートに繋ぐ みんなで作る誕生日会」あや

  
 それぞれのチームの色がたくさんあり、魅力が盛りだくさんな前半終了後。『ウィ・ウィル・ロック・ユー』の音楽に乗り、お父さんに近づく、迫力ある演出で、後半、第二部の始まりです!

 後半、トップバッターを飾ったのは、「太陽暦」「トンボ」「迷子」がキーワードのチームです。

 踊りのみで太陽暦が誕生した様子を表現していて、その発想が本当にすごいなと思いました。個人的に「太陽暦」を入れるのがとても難しそうだなと思っていたのですが、両端ではかにちゃん達が太鼓を叩いて盛り上げていたり、りゅうさんのソロダンスがあったりして、「太陽暦」のテーマが入った明るく神秘的なパフォーマンスでした。
  
  
 『スムース・クリミナル』の曲で三人のトンボさん達がセンターで踊っている姿が、とても格好よかったです。特にトンボさん達の衣装がスタイリッシュで、かっこよさと可愛さを兼ね備えていました。黒に緑の衣装がメリハリがあり、頭にはトンボの目がついていて、コンサートのステージにいたら、絶対にとりこになってしまうと思いました。

 ダンスのみの演出だったのですが、劇を見たと思うほどの充実感で、本当に素敵だったなと思います。

■ブドウ、古城、ゼウス

 
 続いての出番は、私達。「ブドウ」「古城」「ゼウス」のチームです! 私含め、コンサート未経験のメンバーが四人もいて、みんな緊張でドキドキでした。幕が開いていく間、内心は心臓がばくばくしていて、顔が熱くなって緊張や不安でいっぱいなのが自分でも分かりました。

 お話が進んでいき、ついに自分のセリフの番。練習したり、アドバイスをもらったりしたことを思い出しながら、演じました。

 正直、セリフが飛んでしまうのではないかと心配していたのですが、セリフも飛ぶことなく、無事キャラクターになって演じられて嬉しかったです。みんなが心配していた早着替えも成功して本当に安心しました。
  
  
 凄く緊張したものの、みんなの前で演じることは楽しいのだと知りました。演技をしている中で、自分ではなくなるような、別の誰かになるような、そんな感覚が少ししました。これからコンサート練習を重ねていく中で、もっと分かるようになっていくのがとても楽しみだなと思います。

 ちさとちゃんが作ってくれた土台の台本に、みんなで一生懸命考えながら作り上げたキャラクターやお話を、みんなの前で披露させてもらえた時間が本当に嬉しかったです。 

■愉快なストーリー

 お次は「死神」「鏡」「噂話」のチームです。キーワードから不気味で怖い死神が出てくるのかなと思っていたのですが、出てくる死神のキャラクターがポップで面白い、想像を裏切られるものでした。死神が鏡から出てきて、この世に退屈していたり、自分だけのことを考えていたりする人を虫に変えてしまうというストーリーが面白さもありつつ、少しホラーを感じて、本当に面白かったです。
  
  
 虫に変身した後の衣装が蜂や蛍そのもので、とても可愛かったなと思いました。本当に死神さんのキャラクターが面白くて、最初から最後までずっと目が話せませんでした。

 お誕生日会のフィナーレを飾ったのは「地図」「コノハムシ」「貴族」のチームです! 
AIがある生活の中で人間の欲が暴走していくストーリーに、お話の展開がたくさんあって、見ごたえ満載でとても面白かったです。
  
  
 未来の世界は本当にこうなってしまうかもしれないと少し恐怖をいだきました。
 役者のみんなが膨大な量のセリフを覚えているのが本当に凄くて驚きました。一週間前に脚本が完成したと聞いて、一週間でそんなにセリフを覚えたのかと本当に驚きでいっぱいでした。

■心が満たされる

 AIや、途中で入れ替わる人が台車に乗って出てくる演出が面白かったです。場面がころころ変わるので、あっという間だったなと思いました。

 コノハムシの衣装は、スカートがマントに使われているなど本当に可愛くて、(私も着てみたい!)と思いました。
  
  
 「擬態、擬態、擬態」と歌いながらコミカルな動きで出てくるコノハムシが本当に愛らしかったです。

 一つのコンサートを見に行ったのかと思うほど、心が満たされました。
 どのチームも衣装や脚本が魅力的で、全部もう一回見たいほどです。たくさん着てみたい衣装がありました。

 ストーリーに利他心や、みんなで何かをすることの楽しさなど、たくさんのメッセージがこめられていたのも胸がいっぱいになりました。
  
  
 お父さんのお誕生日をみんなでお祝い出来た時間がとても幸せでした。
 ここからコンサートに繋がっていくのだなと思い、本当に楽しみです。