【9月号⑩】「地這いキュウリの植え付け」ほし

 
  
 田んぼの稲が黄金色になっていくように、季節の変わり目に差し掛かり、なのはなの畑にも新しい仲間が加わりました。

 夏に定番のキュウリからバトンタッチ。
 そう、地這いキュウリです。

 なのはなでは九月前に、この地這いキュウリを定植します。今年、栽培する場所は、開墾野畑です。
 この畑と言えば、土がふかふかとしていて、植わった野菜が嬉しそうだ、とよく感じる場所です。

 地這いキュウリは、ネットにツルが這うスタンダードなキュウリとは違って、その名の通り地を這って成長するキュウリです。

 地に這うというと、強そうなイメージが湧きますが、その通りに太めのキュウリができます。
 最盛期には、収量が一日百キロを超える、ということもありました。

 開墾野畑に向かうと、先日みんなが立ててくれていた、広々としたベッド畝が迎えてくれました。まるで、建築物のように美しい見た目でした。

 そこに、苗を植えるための穴をあけていきます。
 ちょっと恐れ多い気持ちがしながらも、この奇麗な畝に植わってね、と、地這いキュウリに思いを込めながら、一メートル間隔で穴を開けていきました。

 成長すると、ツルがぐんと伸びるため、株間も広めです。
 穴開けが終わると苗を置いていきました。地這いキュウリの苗の茎は、とても繊細で、少しでも圧力がかかると、折れてしまうくらいでした。どれみちゃんが、そっと植穴に置いてくれた苗を、しなこちゃんが、繊細な手つきで植えていってくれました。

■大事に、大事に

 しなこちゃんとどれみちゃんが、繊細に植え付けていく姿に、きっとキュウリも安心しているだろうな、と予感しました。

 その植え付けた後から、そっと、たっぷりと水をやっていきました。
 畝立て後で土はふかふかで、水をやったそばから、じわっと水を吸い込んでいて、その様子に安心しました。

 作業中は、ぽつぽつと雨が降っていることもあって、このまま恵みの雨になって、と願うばかりでした。
 植え付けたばかりは、繊細で、大事に、大事に、と思わされて、神聖な気持ちになりました。

 五時を過ぎた頃、他の作業を終えたみんなが、ネット掛けに加勢してくれました。
 虫から守るために、ネットをしっかりと土でとめていきました。

 みんなが育ててくれた苗も活き活きとしていたなと思ったのと、これからみんなに見守られながら大きくなるキュウリは、きっと嬉しいだろうな、と思いました。

 これから、地這いキュウリもすくすくと育って、開墾野畑に、広々と伸びている姿を見られることが楽しみです。

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機熟し白桃の収穫がひと区切り 桃畑も次の季節へ
  

白麗、おかやま夢白桃、そして白皇、さくらピーチなど晩生品種が獲れた8月。3か月間続いた桃の収穫の季節もひと区切りとなりました。一丸となって夏を駆け抜けてきた、桃チーム。これからは、秋季選定などの手入れも進めていきます。