10月3日(金)「私の好きなもの・究めたいもの! 待ち望んだ種まき、機械整備とダンスと……」

10月3日のなのはな

 夢にまで見た、スナップえんどうの栽培。
 今日、種まきをしたスナップえんどうを思うだけで、思わずとろけるような笑顔になってしまいます。

 まずは、これまで、なのはなであまり育ててこなかったスナップえんどうを、育てようとなった経緯について、言い出しっぺのわたしが語らせていただきます。

 8月の終わりごろに行なわれた野菜会議。
 お父さんたちとの、品種、種まき予定日の相談も終盤に差し掛かり、そろそろ終わるかないというところで、(お願いするなら、今しかない……!)そう思い、わたしは、ずっとずっと、やりたいと思っていた野菜を育てたいと、相談してみました。

わたし 「お父さん、スナップえんどうを育てるのはどうですか?」
お父さん「スナップえんどう?…イイねぇ」
わたし 「わ~~~! やった~~~!」

 割とあっさり決まった、夢のスナップえんどう栽培。

 そして、どうして、わたしがスナップえんどうを育てたいと言い始めたか。
 その理由は、わたしが14歳の夏に、遠方から送られてきたお野菜セットに理由があります。
 葉物野菜、果菜に混じって入っていたスナップえんどうを茹でて、塩やマヨネーズを沿えたものを食べたときのこと。

 わたしも、一つ分けてもらって、そのスナップえんどうを一口かじった時、今までの野菜の概念がガラリと変わりました。
 口の中いっぱいに、みずみずしさと、甘さが広がって、味が濃くてジューシーで(これが野菜か!)と思いました。
 元々、野菜が好きな子供でしたが、それでも、そのとき食べたスナップえんどうは、別格でした。
 14歳の時に、初めて食べて、それ以降、一度も食べていないスナップえんどうは、わたしにとって、「大好き」とは言い難い、最高級の野菜という位置づけ。憧れの野菜でした。

 なのはなに来て、みんなとたくさんの種類の野菜を育ててきて、一度、あの時のスナップえんどうを思い出すような、絹さやに出会いました。
「育てやすい品種」というものがあるように「おいしい品種」というものがあることを知り、わたしは、種のカタログから、(わたしが食べた、スナップえんどうはこれだ!)と思う2品種を見つけました。種のカタログで、その品種が紹介されたページを見るたびに(育てたいなぁ)とずっと、ずっと思っていました。

 ただ、年を越してから収穫となるマメ科の野菜で何が難しいか、それは「冬越し」。
 コンサートの練習が始まると、ハウスの開閉、防寒対策ビニルの開閉が大変になってきます。

 調べてみると、スナップえんどうの苗は、幼苗時ほど、寒さに強く、今年はハウスでの栽培となるので、もしかしたら、コンサートで忙しい時期はまだ、ビニルinハウスはしなくても、きっ丈夫に育つだろうと思いました。
 もし必要になっても、わたしが毎日、ちゃんと忘れずに絶対に、会いに行くと思いました。

 

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 株が大きくなってからハウス、ビニルの開閉は手がかかるけれど、かかった労力に勝る美味しさが、スナップえんどうにはある! わたしは、育てられるなら、毎日、どんな寒くてもハウスに通って、極寒の夜は、わたしがハウスの中で豆炭を焚いて、ハウスを暖めたらいい! そこまでしてでも、みんなと、スナップえんどうの美味しさを共有したい!
 以上の気概を持って、お父さんからオッケーを貰える日を待っていました。
 品種を決める会議に参加できると知った時、(これはチャンスだ!)と思いました。
(オッケーを貰える気合、体力、知識、材料は培ってきた)
 そう思って、お父さんに相談したところ、「スナップえんどう?…イイねぇ」と、即オッケーを頂いて、天にも昇る気持ちでした。

 育てられると決まってから、種袋が届いた時、その種袋を少し汗ばんだ手で持って、この中には、いっぱいいっぱい、夢が詰まっていると思いました。
 そして、種が届いた日から(この袋の中にどんな種が入っているんだろう)と、ずっとずっと、種まきの日を待ち遠しく思っていました。

 

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 今日、種袋を開けてみると、中には、大きさ7ミリほどのしわしわのクリーム色のグリンピースのような種が、明るいメタリックブルーのコーティング処理をされた状態で入っていて、(君たちを、待っていたんだー!)と、やっと出会えたことが、心から嬉しかったです。
 その綺麗なキラキラした宝石感と、わたしのスナップえんどうへの憧れが相まって、本当の本当に、これから自分たちで種を蒔いて、育てて、収穫していけるのだと思うと、スナップえんどうが発芽しやすいように、持ちうる限りの心遣いで種を蒔いて、成功させたいと思いました。

 まず、種をよーく見てみると、1ミリほど、種に線が入っているのが見えました。
 これは、大豆などにもある、なのはなでは「へそ」と呼んでいる部分で、ここから根っこが出てくるのだと思いました。
 つまり、へそを下に向けて種を置いてあげたら、根っこが伸びやすくなるはず!
 一つ、スナップえんどうのことを新しく知ることが出来ました。
 それから、ポットにはどのくらいの土を入れるのが適量か相談したり(ちなみに9割にしました!)、ポットの中の土が水やり後に沈まないように、3回トントントンと均してみたり、種を置く窪みは1センチないくらいにして、覆土した後、土の表面がフラットになる、且つ水やりをしても種が見えないように、細心の注意を払って、重要な覆土。
 ポットが変形しない数、縦9、横4の並びで、1トレーに36ポット入れて、最後に、種まきから発芽まで、最初で最後の水やりをして、全工程が完了。
 種まきに携わるわたしが、思い入れ深いスナップえんどうに出来ることはただ一つ。
 気持ちを込めて、全工程を手掛けること。
 どの工程のときも、全ては、気持ち。本当にこれで良いのか、各工程、全てをベストで、最善でやりたいという強い願いの元、よく考えて、心を使って、種を蒔きました。
(どうか発芽してください)という祈る気持ちで、蒔かれたスナップえんどうです。

 

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 種まきを終えて、真っ暗な玄関下に、木のラックの上で6枚のトレーを並べて、種がふやける程度、でも腐らない程度、という何とも難しい量の水やりを、スナップえんどうの種の気持ちになってやってきました。
 明日、また朝一で、スナップえんどうに会いに行くのが、とっても楽しみです。

 まずは第一ステップ、発芽をクリアできますように!

(なつみ)

 

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〈数多のポットで育っている、これは……セロリの苗です!〉

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〈こちらはミツバリアンという品種のセロリ。植え付け時には5~6株をまとめて植えるようです。なのはなで初めて作る品種です〉
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〈セロリを迎える準備。元肥を入れて耕していたハウス5棟に、ベッド畝も立てましたよー!〉

 

***

 

 今日は私にとって、メンテナンスを進めた1日でした。

エンジン噴霧器のメンテナンス

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『エンジン噴霧器から水が漏れる、エンジンをかけなくてもエンジンとポンプケーシングとよばれる部品の間から水漏れがしている』
 
(原因はなんなのか? どこの部品を交換する必要があるのか)
 このエンジン噴霧器の故障を知ってから、須原さんと分解をさせてもらい、ふたりで一つひとつの部品を調べていきました。メカニカルシールという部品が割れていて、
「これが原因だった? でも、それにしたら水漏れが激しいな」
 と須原さんと話し、他の部品も見ていくと、あきらかにインペラやコネクトシャフトも削れているねということで、ケーシング内の部品を交換することになりました。メーカーに修理依頼をするか、自分たちでやるかどうするかという話もありましたが、やってみたいという気持ちを須原さんに伝えると同じ気持ちになってくださって、どうやっていこうかと考えてくださったことが嬉しかったです。
 須原さんと分解をしながら話をさせていただくと、機械がこういう仕組みで動いているんだなということも感じられることで新しい発見があったり、工具の使い方も教えていただき、学ぶことが多く、ありがたい時間だなと感じます。

 

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 今回も、部品は無事届いてホッとしていたのもつかの間、それからが長かった……。
(コネクトシャフトをとめているナットが外れない、硬くてまったく動かない、六角の穴がなめてしまった、どうしよう……)
 と、約1週間が過ぎました。
 須原さんがいくつもの手段で外そうと試してくださって、それでもなかなか手強く、サビ取りスプレーを吹きかけ、どうやってとろうかと須原さんと会うたびに話していました。そして、2日ほど前、須原さんが、
「とれました、組み立て頑張ってください」
 と連絡をくださり、
(えっ、すごい! どうやってとったんですか)
 と驚いたし、ありがたかったし、嬉しかったです。いろんな工具を使って試してくださり、どんな手段があるかを諦めずに考えてくださったことがありがたかったです。

 

 

 今日、届いたパーツをひとつずつ元の状態に組み立てていき、水を入れてみると、これまで水が漏れていたことから水が漏れていない! その様子を見て、よかったと思いホッとしました。これでまた1台使えるエンジン噴霧器が増えてよかったなと感じます。私がメンテしてよかったと思える瞬間です。

 

車のドライブシャフトとドライブブーツの交換

  

 そのあとは、白井さんが車のドライブシャフトと、ドライブシャフトのブーツの交換をしてくださいました。
 近々車検のこの車。白井さんがいつも気にかけてくださり、車の下回りやライト類、タイヤ、ボンネットの中を見て点検してくださいます。
 車に乗っていると異音がすることを白井さんに相談させていただいたとき、左にハンドルを切ったときは音がするけど、右にハンドルを切ったらしないのではと言ってくれて運転してみると、
(ほんとだ! 左に切ったときに音がする)
 と気づきがあっておもしろかったのですが、そこから車の左前のドライブシャフトのブーツが切れていることを見つけてくださり、(そういうところでわかるんだ)と新しい発見でした。白井さんからは車について症状からどこが悪いのかを見つけてくださり教えていただける時間がありがたいです。 白井さんが、車の不調があるといつも直してまた乗れる状態にしてくださることもありがたく、私も大切に乗っていきたいと感じます。
 今回は、ドライブシャフトの交換ということで、なかなか普段見えないパーツ部分も見せていただき、仕組みも教えていただけたことが嬉しかったです。

 

 

  ドライブシャフトとブーツの交換後、白井さんが「ちょっと走ってみて」ということで走ってみると、これまでしていた異音がしない、コーナリングがスムーズでなめらかな走りになっていて、運転していてとても気持ちよく走れました。

 今日はメンテナンスの1日。 メンテしてその機械が調子よくなってくれる、そのときに喜びを感じるし、私は、メンテナンスが好きだなと感じます。

(どれみ)

 

***

 

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「Is this the real life? Is this fantasy?」
 アルト、ソプラノ、メゾソプラノのコーラスの3つの音から、新しい世界の幕が開きます。12月21日のウィンターコンサートでは、クイーンの『Bohemian Rhapsody』を演奏します。コーラスがとても重要な曲でもあるのですが、その曲に更に、動きをつけていきます。以前に卒業生ののんちゃんが振りをつけてくれたものを参考に、振り入れの準備を、ダンス部のメンバーと一緒に進めました。しっとりとした曲調になったり、オペラのような曲調になったり、ロック調になったり、コロコロと表情がかわり、スケールの大きな曲です。振りや構成のことを、あゆちゃんとも話していると、
「今のメンバーで、一番いい形が出来たらいいと思う」
「もっとスケールを大きくみせたい」
 という言葉が印象に残りました。常に、新しいものをつくること、今の自分たちのベストで良いものをつくれるようにと心を使い、理想やイメージを見ることが大切だと改めて気づかせてもらったし、私もそうやって、皆とつくりたいと思いました。

 

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 この曲では、リフトという大技が入ったり、隊列移動があったり、緊張する場面があるのですが、その分、見ごたえがとてもある曲です。大人数でそろえ、隣の人が自分の一部で、自分も皆の一部という感覚や、皆とつながりながら表現することを質高く、楽しんでいきたいです。

 同時に、クイーンの『Cool Cat』も、卒業生ののんちゃんがつくってくれた振り付けを参考に進めています。軽やかに跳ねていたり、自由にしなやかに歩いていたり、時にはチャーミングに帽子をかぶってみたり、そんな魅力的な猫が踊っているような素敵な振りがたくさんあります。その振りを土台に、新しい『Cool Cat』をつくり、脚本の一部として力になりたいです。

 

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 コンサートに向けて、緊張することもあるけれど、ダンス部の皆と一緒に、お父さんお母さん、あゆちゃんと一緒に進めていることがとても心強く、(きっと大丈夫だ)と思うし、(良いものにしていこう)と思います。コンサートに向かう、お父さんお母さん、皆とのこの一瞬一瞬自体が、すでに尊い財産でもあるのだと感じます。そして、まだ見ぬ誰かの力になるのだと、どこまでも信じて、努力していきます。

(あけみ)

 

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〈今日は和田さんのドラム教室の日でした! 課題曲を1人ずつ通して叩き、感想やアドバイスを頂きました〉
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〈3歳のたいちくんもエイトビートを叩いています! 手首のしなやかな動き、正確なバックビートに脱帽です〉

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