「蝶へと生まれ変わる」 みつき

2月14日

 軽トラックに乗り込んで、ふと窓を見るとテントウムシがとまっているのを見つけました。
 春が来ることを教えてくれるもの。そうだよなあ、このあたたかさだから……と思いながら、古吉野まで、とまったテントウムシとともに帰ってくるのが嬉しかったです。

 昨日、ミーティングで4つの課題資料を読ませてもらってから、自分の中で気づきがありました。稲森和夫さんや、ホセ・ムヒカさんの言葉を知って、そのうえで今の自分を振り返ってみると、とても分かりやすくて、自分を客観的に見ることができたように感じました。
 自分は利他心で、誰かのために動いているつもりだと思っていても、それが本当に利他的だと言えるのか。目先のことしか考えていなくて、よく考えてみればその人にとっては優しくない行いであったり、自分の欲が入ってしまっていたと思います。
 自分が今まで、良い時もあれば悪い時もあり、波があって症状めいた気持ちになってしまうことがありました。それは、わたしの中に完全に利他心が入りきっていなかったからだった。自分が毎日を充実させながら幸せに過ごしていくためには、利他心が入っているかどうか。それだけでしか答えはないのだな、と改めて感じました。
 お父さんお母さんが、「最高の人生を送るか、最低の人生を送るか、2つに1つしかない」と話してくださるように、中間はない。
 1ミリでも利己心があったらいけなくて、1ミリの利己心も許してはいけなくて、わたしたちが求めている、本当の良い生き方をするためには、今までの利己心をいっさい捨てて、利他的な心へとまるきり変わること。
 それが一昨年のウインターコンサートのセリフ、「イモムシの姿から、まるきり違う蝶へと生まれ変わる『変態』」ということに繋がっていて……。次から次へと、今までにお父さんお母さんが教えてくださった言葉が思い起こされて、ああ、本当にこれこそが答えでしかないのだ、と心から感じました。
 今までわたしは自分を許していたと思います。甘えて逃げていたと思います。どこかで、自分はこのままでいいのではないか、これくらいで生きていけるのではないか、と満足してしまっていたと思います。また、利他心に染まりきれない、怖さを感じていたと思います。自分が落とされるんじゃないか、苦しい思いをするんじゃないか、とも思っていました。

 けれど、稲盛さんやホセさんの言葉、その言葉で見える世界に、わたしは本当に安心し、希望を感じることができました。
 それはお父さんお母さんや、みんなのなかにいて得る気持ち、感じる気持ちと同じで、このように感じ、考え、伝えようとしている人が居る。そのことが本当に嬉しかったし、背中を押してもらったようでした。
 今、自分はスタートラインに立ったような気持ちです。ここから、わたしが身に着けていかなければいけないことは沢山あるけれど、今は、ただ、誰かを安心させてあげられるように、希望を感じてもらえるように、生きたい。自分の魂を磨きに磨いた先に見える世界を見たい、知りたい、という気持ちで包まれています。