2月9日のなのはな

心があたたまる冬の1日。
昨日から今季最大級の寒波で雪が降り積もり、朝起きるとあたり一面が銀世界になっていました。
これまで経験したことがないくらいの降雪量に驚き、古吉野ではない他の場所に来たかのような不思議な感覚になりました。
沢山積もったな。綺麗だな。でも寒そうだな。
そんな風にどこか他人事のように窓の世界を眺めながら今日は室内で過ごすことを考えていると、作業発表で雪かきがありました。

雪かき。作業発表で聞くことがあるなんて思ってもみなかった言葉に少しフリーズしてしまいました。
外回り掃除のときに、みんなの通り道を少し作る程度にはしたことがあるのですが、なのはな総出で校舎の周辺の雪を掻く、大規模な雪かきにドキドキしました。
寒そうだな、寒いのは嫌だな。
寒さが苦手な私は、少し恐怖を感じてしまいました。
ですがみんなで雪かきという冬ならではの特別な作業に少しわくわくした気持ちもあり、怖気づきながらも意を決して外へ。
テミや角スコなど各々が道具をそろえ、担当場所へ散らばっていきます。


私はユーノスハウスから吉畑前あたりまでの坂道を、米糀作りメンバーとゆうなちゃんで担当しました。
ふわふわと柔らかい雪が降り積もっていたおかげか、重みを一切感じず、綺麗に雪をすくうことができます。
なつみちゃんやゆうなちゃんがテミを持ちダイナミックに坂を駆けおりている姿に元気が出て、私も気合を入れることができました。
みんなと全身を使って雪かきをすると、怖がっていた寒さは一切感じず、むしろ暑いくらいでした。



始める前は長いなと思っていた距離も、やってみると意外と早く雪かきをすることができました。
他の場所もヘルプをしあって、全員で一致団結して雪かきをするとあっという間に終わっていました。
あとに残ったのは達成感。
冬ならではの、すごく気持ちがいい作業でした。

雪かきが無事終わり、室内へ戻ろうとしていると、グラウンドの方から楽しそうな声が聞こえてきました。
その声に惹かれて見に行ってみると、雪遊びをしているかのんちゃんやももかちゃんの姿が。
2人の明るい雰囲気につられ、私も雪遊びに参加してしまいました。
雪に顔を突っ込んで顔型を残したり、背中からダイブしたり。
ふわっと舞い散る雪がとても綺麗で、ひんやりと感じる冷たさが心地いい。
これまで雪遊びをしたことがない私にとって、初めて経験する楽しさで、あっという間に雪のとりこになってしまいました。


そして次は雪だるまを作ることに。
最初は何気ない会話を楽しみながら、軽トラの荷台に積もった雪を手でぎゅっぎゅっと固めていきました。
この三人でゆっくり話す機会は中々なかったなと思い、フレッシュな二人とのやわらかい空間にとても癒されました。
そうして会話に夢中になっていると、いつの間にか手元の雪玉は大きくなってきていて、地面の上で転がしてみることに。
雪玉を転がすなんて絵本の世界のお話。
現実で本当に雪玉を転がすことができる日が来るなんて思ってもみませんでした。
コロコロところがしてみると、雪はしっかりと付いてくれていて、それだけでなんだか感動してしまいました。

よーいドンで転がしたりして遊んでいるうちに、雪玉はどんどん大きく成長していきました。
もうそろそろ良いかなと思い積み重ねることに。
3人それぞれひとつずつ作っていたので雪玉は三つあります。
これをどう組み立てようか。
少し困り、固まってしまっていると救世主登場。

なんと須原さんが来てくださいました。
一輪車を使って玄関下に運び、そこでひとつひとつをのせて雪だるまにしていきます。
綺麗に形を整え、崩れにくくなるように土台を整え。
大きな雪玉。しかも3段。
私たちの無茶な希望を、須原さんが知識と力を貸してくださり、叶えてくださりました。
つみあがった雪だるまは、ももかちゃんの身長よりも高かったです。
夢のような雪だるま。
こんなに大きな雪だるまを現実のものにしてくれた須原さんに感謝でいっぱいの気持ちになりました。
その雪だるまを可愛くするべくパーツ集め。


桃の枝で手を作ったり、無花果でボタンを作ったり、なんてんで口を作ったり。
そしてここでも須原さんが手を貸してくださいました。
炭で素敵な口と目ができ、可愛いマフラーをまいてくださいました。
みんなの想いとパーツが加わっていき、どんどんと命が吹き込まれて、とうとう雪だるま完成。
3人でシロ子ちゃんと名付けました。

雪で作った白い雪ダルマというそのままの由来だけれども、一緒に作った二人の真っ白で純粋な心ともつながる素敵な名前になったなと感じています。
シロ子ちゃんが完成した瞬間は本当に嬉しかったです。
すごくかわいい雪ダルマが私たちの手で生み出されたことに感動。
シロ子ちゃんを見ているといろいろな気持ちがこみあげてきました。

私はこれまで、雪の日に外に出るなんて考えられませんでした。
寒さを怖がり、ストーブの前で震えながら泣いているような過ごし方ばかりしていました。
けれど、雪の世界に足を踏み入れてみると、そこはふわふわとした楽しさや、やさしさに包まれたあたたかい世界でした。
こんなに雪遊びが楽しいなんて、なのはなにきて初めて知りました。
今まで怖がっていたことがもったいないな。
そんな風に思ったりもしましたが、ここに来る前に一人で外に出て雪で遊んでみても、やっぱり寒さばかり感じて楽しめなかったと思います。
一緒に全力で楽しめる仲間がいるからこそ、心も身体もあたたまり、幸せな時間になったなと思います。

雪を心から楽しいと思える環境。
どんな時でも明るい仲間がいる環境。
心がいつもあたたかくなる環境。
そんな場所に今いられることが本当にありがたくて恵まれていると改めて思うことができました。
雪が解けてしまったとしても、ずっと心に残る1日になりました。
なのはなで雪の積もる冬を過ごせて嬉しかったです。
(ゆうは)
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勝央町民音楽祭に向けて、1日、楽器練習を進めました!
今年、なのはなファミリーからは4つのチームが出演し、私はその中の「なのPOP」と「なのタヒチ」の2つのチームに入らせていただいています。
「なのPOP」は、なのはなファミリーのオリジナル曲で構成された曲目をバンド演奏するチームです。今年、新たにお父さんが新しいオリジナル曲を作詞してくださり、現在、お父さんとさとみちゃんが曲作りを進めてくださっていて、町民音楽祭で新しいオリジナル曲をお客さまに聴いていただけることがとても楽しみです。

私は、新曲の他に演奏する候補となっている、「空へ」「キボウ」「桃の唄」の3曲のドラムの練習をしています。中でも、ここ何日かは、「空へ」という曲を猛練習中です。
今日は朝食前の時間から、日中はフルメニュー以外の時間を全てドラム練習に時間をいただけて、大好きなドラムをこんなに叩けるなんてなんて幸せなんだろうと思った1日でした。
「空へ」という曲を本格的に練習を始めたのは一昨日からなのですが、最初練習を始めたときは、楽譜を読むのも、リズムをとるのも難しく感じて、目標期限までに叩けるようになるのか、かなり焦りました。

今日も1日、ひたすらドラムと向きあって、とにかく叩きました。私の練習法は、とにかくひたすらできないフレーズを繰り返し繰り返し練習して体に覚えさせるやり方です。頭で考えているうちは、どう頑張っても叩けなかったけれど、最初は0,7倍速から始め、何度も何度も同じフレーズを叩いて少しずつスピードを上げていくというのをやっていると、気づいたら手足が勝手に動いてくれるようになっていきました。ドラムも、ダンス練習と同じだなあと感じて、少しずつ演奏できるフレーズが増えていくのがとても嬉しかったです。

楽譜の中に、バスドラムを16分のリズムでダダンッ!と叩くところがあって、私はそれがどうしても苦手でできないなあと思っていたのですが、そのことをかにちゃんに相談すると、叩くときの足の使い方のコツを教えてくれて、そのやり方でやるとかなり叩きやすくなってすごく嬉しかったなあと思います。
最初はできなかったことが、少しずつできるようになっていく過程が本当に楽しくて、音楽にどっぷりとのめり込める今が毎日幸せです。


「なのタヒチ」チームでは、3曲のタヒチアンダンスの曲を練習しています。ゆりかちゃんたちと一緒に毎晩週間練習を続けていて、みんなで振りや形を徹底的に揃えたり、新しい衣装を考えたりする時間も楽しくて、ダンスも、バンド演奏も、毎日時間が足りない!と思うくらいもっと練習したい気持ちでいっぱいです。
時間を有効に使って、これからももっとレベルアップしていけるように頑張ります。
(よしみ)
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私の夢。それは……サツマイモ、いや、紅はるかの焼き芋を、世界中に広めること!!!です。
その第一歩として、今日は、焼き芋づくりをしました!!念願の焼き芋づくり!!!!すごくうれしかったです。
私は去年の夏から、サツマイモ担当の畑チームで活動してきました。
実をいうと、去年の冬くらいから、おとうさんに「私の大好きな品種、紅はるかを、ぜひなのはなで育ててみたい」と言っていて、密かにお父さんと紅はるか計画を立てていました。
そこから、実際に紅はるかをなのはなで育てることになり、お父さんが種芋6本と、苗を100本買ってきてくださいました。
その、小さな小さな、紅はるかから、紅はるかをもっとたくさん育てたい! たくさんたくさん、育てて焼き芋にしたい!世界中に紅はるかの愛を!!! という気持ちで、サツマイモの畑を2枚から、3枚、4枚。そして最後には、なのはなのグラウンドで愛しの紅はるかを肥料袋で育ててみました。

育てる過程では、私が紅はるかを愛しすぎるあまり、辛くなることもありました。そのたびにお父さんと話しに行って、時にはお父さんと一緒にサツマイモ畑を見回りにも行きました。その時お父さんが、「ゆうなの好きな紅はるかを、焼き芋にして氷温コンテナで熟成させたら絶対に美味しいよ、それで冷やし焼き芋をたくさん作ってみんなに届けよう」と言ってくださって、私はずっと それを夢に見ていました。
まずはなのはなのみんなに食べてもらっておいしさを共有して、そこから、世界中に広めていく。なんて、夢のある紅はるかなんだ!!! もちろん、育てるのは簡単ではなく、害獣にやられたり、水が足りなくて葉っぱが枯れてしまったところも多々あったりしたけど、それを乗り越えて、今年、芋が大豊作でした。たくさんたくさん、サツマイモが取れました。
私が勉強組になって、サツマイモを焼き芋にするっていうところがゴールだって、忘れていませんか?? 私のサツマイモへの愛、サツマイモへの熱意は一切薄れていませんよ!!
ということで、紅はるかの焼き芋づくりスター―と!!!!!

先日、沢山貯蔵してある紅はるかの中から、焼き芋サイズのかわいい子ちゃんたちをかき集めて、洗いました。
たわしできれいにきれいに。もちろん皮まで食べるので、(なのはなの焼き芋は皮まで美味しい)きれいにきれいに!!
そして今日、その洗ったお芋ちゃんたちの二度洗い。外の川の固さと、中の芋のねっとりとした柔らかさが、ベストマッチして最高においしいんだよな~~。だから、皮をしっかり洗う!!洗った芋のヘタや悪いところを薄―く取って!

そして! そして!! いよいよですよ、オーブンのトレーに石を並べる。うんうん。そしてそこに芋を並べる。うんうん。そして……さらに上から石を並べる!!
え!!!ってびっくりします! そう、お父さんが教えてくださった方法。本来、石焼き芋ってドラム缶に石を敷き詰めて芋を焼く。その石焼き芋を、オーブンでも再現したい!!そこで、芋の上にも石を並べる方法を教えてくださいました。お父さんが砂とかよりも石のほうがいい感じに水分が抜けて、いい具合の柔らかさ、ねっとり感を味わうことができる。と。そんな紅はるかの芋は絶対に美味しい!!
お父さんが買ってきてくださった、焼き芋用の石を敷き詰めて、いざ!!オーブンへ!!


170度、90分。低温でじっくり、時間をかけて、ゆっくりゆっくり。低温で焼くほど、甘く甘くなる!!
オーブンの中に入っていった紅はるかちゃんたちは、すごくすごく気持ちよさソ~~~に、すやすやと眠っていました。ふふふかわいい!!
自分は、ここまでしか、紅はるかとともにいることができなかったのですが、近いうちに、なのはなのみんな、そして世界中のみんなに、冷やし焼き芋を提供したい!!
きっと、焼き芋って暖かいイメージしかないと思うのですが!!!冷やしたら倍美味しいんです!!
ああ、みんなに美味しいって思ってもらえる日はきっと近い!!それを考えただけでワクワクします!楽しみだ~~!!
ゆうなの紅はるか愛はまだまだ続く!!
(ゆうな)
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