お正月のなのはな:「真剣勝負に大盛り上がり! 百人一首大会!」

百人一首のなのはな

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 お正月2日目の午後。雪がしんしん降ってきて、うっすら積もるほどに。ハウスの大雪対策をしてよかったと思うほどの結構な雪、外がとても寒そうです。そんな日にぴたりな、あったかい部屋での百人一首大会。句を覚えるのはとても苦手だけど、みんなとワイワイ盛り上がるその空間にいるだけで幸せになる、百人一首を楽しみにしていました。

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 1週間くらい前から、食事のあと、お父さんの声に続いて二句ずつ読み、お父さんの解説を聞く時間がありました。ただ短歌を覚えるのはかなり難しいけど、お父さんがストーリーを交えて、ときには自分やお母さんの体験談と一緒に話してくださって、頭に残りやすい句もありました。
 実行委員さんが工夫してくれて、「下の句の始まりが同じ歌」「お母さんの好きな歌」など、覚えやすいようにしてあって、できる人だけではなくみんなでできるようにしてくれているのが、さすがなのはなの百人一首だなあと思いました。

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 開始15分前。バディのゆうなちゃんと、悪あがき? をしました。今まで配ってもらって集めていたいくつかの歌を、復習してどうにか頭に詰め込みました。上の句の下の句の出だしを頭に入れるために、作り話をつくってこじつけて覚えてみたり(淡路島→ゐくよ、など)。それでも、2、3句は楽しく覚えられました。

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 そして大会がスタート! まずは散らし取りからです。
 意外と読み手も難しくて、読むのがおぼつかなくなってしまうのですが、あゆちゃんやつきちゃんが読むと、若干ビブラートがかかっていて、なんだか歌を聞いているようで心地よい感じがします。

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 お父さんの、「百人一首の選手は札を取る瞬間に骨折してしまうほどの勢い」と聞いて驚きました。憧れる、見てみたとも思うけど、なのはな選手もすごいです。上の句を読んだだけで、下の句が分かって札を取りに行く人を見ると、これはかっこいい! と思います。
 まちちゃんが、自分から3メートルくらい離れたところの札を覚えていて、そこまでカードの間をぬって移動して取りに行っていたのは笑ってしまいました。

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〈最後の句をとりたい!〉
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〈勝負あり!!〉

 札の位置を覚えているのもすごいし、そこまで移動するのもすごすぎる。
 私たちのチームでは、ふみちゃんがかっこよかったです。たくさんの句を丸暗記していて、反応が速かったです。札が少なくなってきたときからがさらにミラクルの連続でした。

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 札の場所も句も完璧に頭にあって、5連続くらいふみちゃんが占領してしまったことがありました。大声で笑いながら札を一掃してしまうふみちゃん。ふみちゃんの体力は、利他心一本で動くためのほかに、百人一首のためのものだったのか……。

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 続いては、青冠です。ルールを忘れかけていましたが、そういえば向かいの味方と、サインを決めて出し合っていたことを思い出しました。
 今回はゆうなちゃんとペア、味方のふみちゃん・ゆかちゃんペアが向かい側に座りました。このゲームが深くて面白いなと思うのが、向かいの味方と協力して勝つことが大事だという点です。
 チームのどちらかが上がったらそのチームの勝利なので、向かいの味方を勝たせる工夫をする、というのも作戦の一つ。

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 一回戦目は、なるちゃんたちと、ほしちゃんたちのペアとの対戦。私たちのところには、無敵の天智天皇が!! カードの種類もいい感じに散らばっていました。
 ……ですが作戦、と先述したのですが、このゲームの特徴をどう利用すればいいかあまり分かっていなくて、とりあえず手札を減らしていくことに。
 たまに、たくさんカードがあるのにゆうなちゃんと「どうする?もう最後の姫出しちゃう?」と嘘の演技をしてみたり、向かいのふみちゃんたちに「坊主がありません」と顔芸で伝えようとしてみたり(ふみちゃんたちは違うところを見ていて、こちらの顔芸は一人相撲に終わりました)。

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 そしてゲームは進み、残る私たちの札は3枚に! 相手からのカードは、私たちが持っていない坊主。最終手段、天智天皇を出して、切り抜け、札を一枚にしました。一か八か……と、ふみちゃんたちが、相手のもっていないカードを知っていて、それを出して、相手がパス、私たちが上がることができました! これぞ、きれいすぎる連係プレー! とっても気持ちよい勝利でした。

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 2回戦目はちさとちゃんたちと、まみちゃんたちのペアとの対戦。今度は姫がたくさん、矢五郎0という苦しい展開に。でも、やっていくうちに、「あ、この人は横烏帽子もっていないな」など、察する方法が分かってきました。
 私もゆうなちゃんも興奮してくると声がでかくなって作戦が丸聞こえになってしまうこともありましたが……。

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 しかし進むにつれ、手札がなくなり3種類しか手元にない状況に。ふみちゃんたちに勝ってもらうしかない! でも、どうしたらいいか分からないし札を出せるチャンスが回ってこない!
 オロオロしながらゲームの成り行きに身を任せていましたが、ふみちゃんたちの手札がついにあと2枚に。相手のターンで、相手が迷った末に出したのが、矢五郎。果たして……? なんと矢五郎、ふみちゃんたちは持っていました!
 上がりました。2回戦とも勝てたのが、とてもうれしかったです。

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 最後のゲームは、お待ちかね、坊主めくり。二つの部屋に分かれて、約30人の大きな円になっての坊主めくり。なのはなならではです。
 私たちの部屋では、ほのかちゃん・なっちゃんペアが、大量の札を所有して勝利。坊主めくりは、蝉丸が出てみんなのカードが没収になったあとに姫を引くことがカギです。ほのかちゃん・なっちゃんペアがそれを実現させました。みんなその大量のカードがほしいので、そのペアのターンにはみんなで坊主コールをしました。2人は逃げきりました。

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 もう一つの部屋へ行くと、なんと同じチームのすにちゃん・のぞみちゃんペアが蝉丸後の姫を引いて大量のカードを持っているではありませんか! 祈る気持ちで試合を見守りました。

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 ついに2人は逃げきって見事大量のカードを守り切りました。高得点が私たちのチームに入って、うれしかったです。
 結果発表、惜しくも2位でしたが、とっても満足です。こんなに楽しくてあたたかい時間を過ごして、本当に幸せだな、と思います。

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 なのはなに来なかったら百人一首なんてやらなかっただろうし、たくさんの家族とこうして満たされた時間をともにできて、ありがたいことだな、と思います。

(うたな)