6月5日
初めて、野菜の声が聞こえたような気がしました。
午後は、かにちゃんと一緒にサツマイモ、黒大豆、トウモロコシの水やりをさせてもらいました。
サツマイモの畑には、ゆうなちゃんがヨーグルトカップの蓋でつくってくれたボードが立っていました。「紅はるかちゃん大好き」の文字や絵を見ると、ゆうなちゃんの愛が伝わってきました。もうこれは水やり死ぬ気で頑張ろう、と思って、作業に没頭しました。マルチの外からの水やりだったので、ホースをマルチの口に入れ込んで水やりしました。かにちゃんが、
「サツマイモの根が水路側の方にのびているから、そちらにホースを突っ込んでやるといい」
と教えてくれて、ここ! というところに命中できたと思います。第1弾はとても元気でした。そのことをゆうなちゃんに帰ってから話すと、「今年は絶対豊作にしよう!」と言ってくれました。私も、大好きなゆうなちゃんやサツマイモのために、全力を尽くそう、と思いました。
次に黒大豆の水やりは、まだ苗床だったのでジョーロでした。昨日防除したときはまだだったのに、いくつか芽が出ているものが確認できました。すごくうれしくなって、「芽が出ています!」とかにちゃんに伝えてしまいました。2人で顔を見合わせてニッコリしたとき、野菜を育てることって、こういう瞬間に魅力があるのだな、と感じました。
最後は、私が担当しているトウモロコシの水やり。雨以来の水やりで、トウモロコシもかなり水を欲していたと思います。土が、水を吸収する、ジュワーという音がしっかり聞こえました。たくさん水を飲んでね! という気持ちを、水とともに届けられたと思います。昨日お母さんが話してくださったように、端っこの株まで丁寧に水をやることを心掛けました。株の間の草が気になって取りながらやっていると、かにちゃんも一緒にとってくれていました。ふと雄穂を見てみると、小さなイモムシのようなものが、食害していました。もう虫が来ていることがとてもショックで、来る前に対策ができなかったことが悔しい思いでした。さらに、キツネも目撃して、何株か害獣にやられてしまっているのもありました。これもミスだった、と反省しました。でも、お父さんに相談させてもらって今度灰汁の防除をできることになって、さくらちゃんに方法も教えてもらえました。
水やりしているだけでもいろいろなことを考えながらやると、本当に濃い時間になるな、と思います。野菜の裏にいる、手入れをしているなのはなのみんなの思い、野菜が助けを呼ぶ声、それぞれをくんで、どんどんそれに敏感になれるように頑張りたい、と思いました。
午前は須原さんとかのんちゃんと一緒に竹のカットをさせてもらいました。竹の香りが私は大好きで、なぜか落ち着くし、癒されます。卓上丸ノコで須原さんがカットするのを補助しました。もう1本竹を確保するか、もうその竹は横竹に回すか、目くばせで須原さんとやりとりできるようになるくらいに慣れてくると、とてもうれしくなりました。
すごいと思ったのは、できた横竹を保管するスペースを、須原さんがつくってくださったことです。余った竹4本を支柱のように立てて、それをスズランで結んでおうちのようにして、収納スペースをつくってしまいました。そのアイデア、即効性がさすがだな、職人技だなと思いました。何度もかのんちゃんと、須原さんのアイデアに歓声を上げました。須原さんは、これをやりたい、こんなものを作りたいと言うと、それを実現してくれる、まさにスーパーマンです。ほんとうに久しぶりに一緒に作業させてもらって、とてもうれしかったです。
