「同じ方向から」 あけみ

9月25日


 桃のお疲れさま会を企画してくださり、ありがとうございました。
 桃を通して一人ひとりがこの夏、桃を通して得たものがとても大きかったことを感じました。

 私は今回、桃チームから摘果ぐらいの時期から野菜畑の方に移動して、桃の収穫の時に再度合流しました。今までとは違った立ち位置でしたが、私にとって学ばせてもらうこと、気づかせてもらうことが多くありました。

 冬から、春にかけてはあんなちゃんから桃を引き継ぎ作業を進めていたのですが、本当に怖かったです。朝の6時より前の日の出少し前でまた薄暗いのに、木々が凍って大した作業もできないのに、桃畑にいないと怖かったです。霜が降りる時も、無駄に夜中温度計をみて心配だけをしていました。心配が行き過ぎると、眠れなくて夜中に歩き続ないと落ち着かないこともありました。(勝手な行動すみません。)本や資料をとにかくインプットはしたけれど、それをアウトプットしたり、生かすことが出来なかったです。
 桃のためのインプットではなく、怖さから逃げるためのインプットでした。いつもひとりでこもっていました。同じ時期にMTもあり、バランスがとれなかったです。
 どんどんと、お父さんお母さんや、他のメンバーにアウトプットすることが更になくなり、遠ざけ逃げて、常に1人で小さく完結するようになっていたと思います。

 その後、さくらちゃんを中心に桃が回るようになり、気づかせてもらうことが多くありました。
 お母さんが昨日おっしゃっていたように、さくらちゃんのバックにはいつも“皆”というのがありました。皆で考え皆で動き、お父さんお母さんとも一緒に、同じ方向から桃をみて、桃と向き合っていました。大変なこともバックに“皆”がいるから、お父さんお母さんがいるから、怖くない頑張り続けられる。
 さくらちゃんが、「段取りも皆で立てたら、本当に良い段取りが立つんです」と笑顔で言っていたことも印象に残っています。

 私は、評価される側として、お父さんお母さん、チームの皆と同じ方向からみるのではなく、反対側からみて、怖がって、1人になっていたのだと気づかせてもらいました。怖さは自分でつくりだしていて、それに逃げつづけていただけでした。
「何も怖くないと思った」
 桃を終えたメンバー皆が言っていたことでした。答えがありました。

 何かが出来る出来ないではなく、同じ目的意識をもって一生懸命全力で生きる、その時の人と人との間に幸せや豊かな関係、仲間という尊い財産が出来るのだと思いました。そして、そこには美味しい桃がありました。何も怖くないという自信がありました。

 あと、お母さんから、
「話し方がもごもごとして、流れるようで、自信がないのをなおすべき」
 と教えていただきました。
 お母さんが教えてくださったことと、お父さんが、
「さくらちゃんは、お父さんお母さんと同じ側にたって桃をみている。怒られる人や評価される側として向かい側でみていても同じものは見えない」
 と教えくださったことを、受け止め、考えていて、それはどっちもつながっているとおもいました。

 もごもごと話してしまうのは、伝えるという目的意識よりも、評価されるという意識、自己否定の意識が勝っているからだと思いました。

 最近、お父さんお母さんから指摘される自分の課題が多すぎて、落ち込んで、「私、嫌われているのか?」と思ってしまう瞬間もあるけれど、お父さんお母さんと同じ方向から見てみると、「自分なんてどうせ」と逃げていたり、私自身がいつまでも、私の中の苦しかった価値観で自分を潰していることに、ただお父さんお母さんは「違う」と教えてくださっているだけでした。
 役に立てないと、自分で最初から自分を潰し、本当に社会や周りに役に立てさせないというのは、とても利己的だと気づきました。

 やっぱり、お父さんお母さんの言葉には、深い理解と愛があるのだと思いました。

 評価されることではなく、目的意識を強くもつ。目的意識に向かって一生懸命に生きる。同じ目的意識を持った仲間と一緒だったらなにも怖くない。その仲間がいること、そして自分自身も役に立てる存在だということを、誰よりも信じ続ける。

 成長が遅いかもしれないです。理解も遅いかもしれないです。でも、ここから変わる自分のすべてを、小さなころの私のように傷ついた人を救えるように、役に立てるように変えていきます。今できることをしっかりと積み重ねたいです。

 具体的には、
 食事のコメントでは、ハッキリとメジャートーンで物事を伝える。隙間時間で本を読み、色々な気持ちや感情の幅をつけ、相手の立場になって物事を見る、感じられるようになります。
 コンサートでは、皆が最高の形で表現できるように、ダンスという表現を自分たちの言葉として、これからつくるべき社会や価値観を発信できるようにする。ダンス部の人達ともチームとして、動けるようにする。

 自分自身が、まだ見ぬ誰かの役に立てる自分を最高に信じる。

 お父さんお母さん、しぶとくいつも教えてくださりありがとうございます。