4月21日のなのはな

藤井先生のお宅へ、ブドウ棚のビニール張りを一緒にさせていただきました。
ブドウの木は3本。私のイメージでは、畑のなかにブドウの木があると思っていたのですが、想像と違っていました。
木がある周り2メートルの部分だけ土になっていて、囲いがされており、その外側は砂利になっています。
初めに見たときに、お洒落なブドウ畑で驚きました。
ブドウの木は3本で、3本仕立てが2本、2本仕立てでさらに枝が分かれて4本に仕立てられている木が1本。どちらも等間隔に枝が真っ直ぐに伸びるように誘引され、鉄パイプで支えられたブドウの木は安定していて、気持ちよさそうでした。


ブドウ棚のビニール張りは、ブドウ棚の屋根の部分のビニールを外して、新しいビニールを上から被せ、パッカーやマイカ線でぴっちり留めていきました。
綺麗にピシッと皺なくビニールが張れると気持ちがよくて、透明なビニールから透ける青空とブドウの新芽の柔らかい緑を見ているだけで満たされました。


マイカ線をブドウ棚の右端から左端に渡すときに、藤井先生が作られた60センチくらいのスズランの先端にクリップとボールがついている道具を使いました。


マイカ線にクリップを挟んでからボールを投げると、ボールと共にマイカ線がブドウ棚の端へ飛ばすことができます。
さくらちゃんと、この道具がなのはなのどこかで使えそうだね、と藤井先生が作られた道具を見ながら話した時間も嬉しかったです。
ブドウ棚のビニール張りが完成した後は、藤井先生が育てていらっしゃるウドの収穫へ行きました。
トタン板のような囲いの中に籾殻がぎっしり詰まっている! その中にウドがあるよ、と藤井先生が話して下さって、籾殻も移動すると、60センチくらいある長さのウドが30本ほど現れました。


掘っているときは、ウドが思ったよりも長くて、途中で折れてしまうのではないか? と思ったのですが、真っ直ぐピンと立っていて、さらに驚きました。
日に当たっていないので、茎の部分が赤っぽく、柔らかそう。包丁で切ると、中は透明に近い白色で、ちょっと酸っぱくも感じる爽やかな香りでした。

30センチくらいのまだ小さなウドも
「1週間ぐらいしたらタケノコみたいに倍ぐらいに伸びていくんだ」
と藤井先生が教えて下さいました。
小さなウドにはもう一度、姿が見えなくなるくらい、籾殻を掛けました。してはいけない悪いことをしているような気分。それも面白かったです。

収穫したウドを藤井先生がなのはなのみんなにと、プレゼントして下さって、嬉しくて、みんなと頂けることが楽しみです。

藤井先生が、新しいことをたくさん教えて下さって、そのことをまたなのはなのなかで活かせたらいいなと思います。
(ゆきな)
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4月10日からスタートした基礎訓練プログラム。
私たちの妖怪ともいえる人格障害的要素を排除していくために、まずは行動から変えていくことが必要だと教えていただきました。
ミーティングのチームメンバーに考えてもらった基礎訓練プログラムをお父さんお母さんにも見ていただき、より改善できるところはお父さんとお母さんが添削してくださいました。
基礎訓練プログラムとは、人間として備わっているべき基礎的な要項が羅列された中から7つを抽出し、その人の持ち合わせている妖怪的要素と照らし合わせて設定したものです。日常生活での小さなことや、作業中でのことなど、内容は多岐にわたります。

一人ひとりの名前が呼ばれ、返事をしてお父さんから要項が書かれた紙を受け取りました。
一番上に、お父さんの赤ペンで
「作業中、移動も、手さばきも素早くする」
と新しく書かれているのを見つけました。
自分の抜けているところの図星をつかれたようでどきっとしました。
最後に、バディのかのんちゃんと自分の項目を声に出して読み合いました。
隈なく遂行できるのか自信はありませんでしたが、やるぞ! という気持ちで声に出していると本当にできるような気がしてきました。
かのんちゃんの項目を聞いて、はい、と返事をしているときもお互いに高めあっているようで嬉しい時間でした。
より良く進化していけるように、がんばります!

午後の作業では、初めにセロリの収穫と嫁入りをしました。
昼間のハウスの中は熱が籠ってものすごく暑くて、夏でした。セロリも史上最長に大きく成長していました。

太くてまっすぐなセロリはまるでテーマパークのチュロスのようで、触っていてもその立派さに感動します。たくさんの方の手に届いたらいいなと思いました。

そのあとは、今年の播種で使用するトレーを出す作業を行いました。
播種?! もうそんな時期になったのか、と聞いたときは驚きでした。
しかし、気づけば4月も下旬になっており、いよいよ田んぼが本格的に始動する時期になっていると気づきました。
約4町3反の田んぼに植える苗を作るための育苗トレーを体育館の軒下に移動させました。
播種の前には、焼土詰めや塩水選などの作業も行います。
田んぼではあゆちゃんやまえちゃんたちが草刈りや草燃もやしをして外周を綺麗にしてくださっています。
古吉野から見下ろす田んぼ一面が青々と茂った稲で満ちるのを想像すると、心の中に心地よい風が吹き込むような、爽やかな気持ちになります。
私も、できることをしていきたいです。

そのあとはみんなで種まきをしたばかりの太ネギと、ニンジンに水をやりました。
太ネギはまだ芽が出そろっていないのですが、何本か不織布の下からぴよっと細長い芽が出ているのを発見して、嬉しい気持ちになりました。
ニンジンの畑は特徴的で、まるで世界遺産のようです。短い畝と長い畝が互い違いに配置されていて、おもしろいです。
今日はとても暑かったので、心なしか水を得て苗も嬉しそうでした。
最後に、玉ねぎの草取りをしました。
畑についた瞬間、マルチから濃い緑色がまっすぐに直立している玉ねぎの元気そうな姿が目に飛び込んできました。
動いていないのに勢いを感じるような元気さで、全てが同じように綺麗に並んでいました。
私はゆうはちゃんとペアになって畝間の草を取っていきました。
作業に出る前、「作業中、移動も、手さばきも素早くする」という項目を音読したのを思い出しました。
自分の姿勢で、なのはなの草取りはこうだ! という印象をゆうはちゃんに与えるのだと思うと、のろのろと動いていられない……! と思いました。
ものすごい勢いで草をむしっていき、畝間がどんどん綺麗になっていくのが気持ちよかったです。
「私が想像してた草取りじゃなかった!」
と、楽しそうにゆうはちゃんが教えてくれて、その言葉が嬉しかったです。
たくさんの作業をして充実した午後でした。フルマラソンの後日でしたが、みんなと畑を駆け巡って、筋肉が強くなった気がします。
たくさん進められて嬉しかったです!
(ほのか)
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