4月22日(火)「草刈りデビューは桃畑で!&広がる希望と可能性、自然農薬作り」

 

4月22日のなのはな

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 今日できるようになったこと。それは、草刈り。
 なのはなにいる子が草刈り機を使って草刈りをしている姿を何度か見てきて、その姿が本当にすごくかっこよくて、憧れていたので、念願の草刈り機を今日、使わせてもらってすごくうれしかったです。
 しかし、正直なところ、不安でした。
 機械を持ちながら、しかも刃物を持ちながら移動したり、斜面を歩いたり、すごく危険な感じがして、自分にできるか、という気持ちがありました。

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 午前中、桃の畑の草刈りをしに、あけみちゃん、ふみちゃん、ゆきなちゃんと一緒に作業をさせてもらいました。草刈りのベテラン、あけみちゃんに草刈り機の使い方や注意点、どのようにやっていくかなど、とても細かく教えてもらって、草刈り機の仕組みを知ったらすごく、面白いと感じました。
「なるほど、こうゆう風にみんなやっていたんだ!」
 とすごく感心しました。

 実際に持ってみたら、想像以上に重かったです。
 手もとにあるハンドルを握ると刃がグイーンと回りだして、その迫力にすごくびっくりしました。
 あけみちゃんがそばについてくれながらも、草を刈ってみると、刃が当たったところだけが葉っぱの背丈が短くなり、奇麗な芝生になっていく。ものすっごく気持ちがよかったです。どんどんきれいになっていくのが、やっていてすごく気持ちがよくて、夢中になりました。

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 自分1人で、桃の木の周りや、オートモアで刈り切れなかったちょびちょび生えた草を刈っていく。本当にものすごくどんどんやっていきたくなるほど、気持ちがよくて、楽しかったです。
 ただ、自分は刈り切れなかった細かい葉にすごく気を取られてしまって、気になってしまって、スピードは、あけみちゃんやふみちゃんの倍以上時間がかかってしまいました。

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「あけみちゃんのようにスピード感もってジャンジャン進みたい!!」
 そう思うのに、安全面や奇麗さにこだわる性格が出てきてしまって、なかなかスピード感をもって刈ることは難しかったです。
 あけみちゃんたちのフォームを見て、感じたことは、左右の軌道が早い!!
 自分はのんびりしているつもりはないのですが、草刈り機を左右に動かす軌道が遅く、早くしようとすると、土を刈ってしまったり、刈り残しが出てきてしまったりして、思うようにはいきませんでした。草刈り機デビュー日だったので、そう簡単にはうまくいかないとは思うけれど、うまい人たちの刈り方を見真似して、着実に上達していけるようになりたいです。

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〈午後からはながれさんも来てくださり桃畑の草刈りを助けてくださいました!〉

 今日は、午前も午後も桃畑の草刈りをさせてもらいました。6時間くらい草刈りをしていたのかな、と思うのですが、そんなにやっていたとは思えないくらい、あっという間でした。草刈りをしていると、目の前の草のことに夢中になって、周りの子たちとも話すことはほぼないので、今日はずっと自分の中の草刈りワールドに入っていました。
 確かに肩が痛く感じたりはしました。
 でも、自分は今まで集中力が全然なくて、こんなにも全く話すことなく、何かに没頭できたのは初めてのことだったので、すごくうれしかってです。
 これから、もっともっとうまく、上達できるように努力していきたいです。

(ゆうな)

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 今年から新しい試みで、農薬はなるべく使わずに、農薬の代わりに自然の植物などで作った自然農薬を散布するよう、シフトチェンジをしました。
 そのきっかけとなったのは、ミツバチの問題です。
 これまでは、桃を作るのに病気や虫から守るために、農薬をかけていました。農薬をかけることで、桃を食べるケムシや、病気を運ぶアブラムシ、ハダニ類を駆逐していました。
 けれど、それは害虫だけではなく、益虫にもダメージがあったのだと知りました。桃や作物の授粉を助けてくれるミツバチも、ネオニコチノイド、という成分の農薬によってどんどん数が減ってきている事実があり、衝撃的でした。桃の防除で、ネオニコチノイド系の農薬をたくさん使っていたからです。今年からミツバチに害のある農薬は使わないようにし、その代わりとなるものはないか、と行きついた先が、自然農薬でした。

 昔、農薬がなかった時代では、自然に生えている植物を使って防除液を作り、害虫から作物を守っていたのだと知りました。自然農薬を調べていると、先人の知恵が本当に凄いと感じました。
 
 自然農薬を調べていて、面白いと思ったことは、農薬はずっと同じ系統のものをかけていると、虫に耐性が出来て、だんだん効かなくなってくるけれど、自然農薬はそれがなく、ずっと使えるというところです。また、色々な種類があって、作る材料によって、何に効果があるかも違い、知れば知るほど奥が深くて面白いなあと思いました。

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 桃や、野菜の病害虫対策で使う前提で、今日は3種類の自然農薬を作りました。
 一つ目は、虫全般に効く、トウガラシの防除エキスです。去年収穫した乾燥トウガラシを使いました。トウガラシの中にある辛み成分が、虫の忌避作用、殺虫・抗菌作用があるようです。

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 成分はアルコールによく染み出すようで、焼酎に漬けました。。トウガラシを細かく砕いて、目の細かいネットに入れることで、抽出しやすくしました。トウガラシを砕いていると、それだけで辛み成分が宙を舞っているかのように、目や鼻がピリピリして、これはかなり効きそうだと思いました。

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 2つ目は、除虫菊の防除エキスです。お父さんが以前、除虫菊の葉を乾燥させてパウダーにしたものを購入してくださっていました。この粉を、焼酎に漬けました。除虫菊は、蚊取り線香などで使われていて、殺虫に強い効果があります。粉は少し黄緑色をしていて、糀菌のような見た目をしていました。

 最後に、灰汁を作りました。水20リットルにつき、草木灰1キロを溶かすだけです。濃い液だと、アブラムシに効果があったり、強いアルカリ性なので、害虫忌避、殺菌効果があります。

 身近で、すぐに手に入る材料で、農薬に負けないぐらいのものを作ることが出来るんだと思うと、すごくいいなと思いました。材料を揃えても、その材料の鮮度や、抽出方法、倍率、などによって、効き方が違ってくるようです。本当に効果があるのかどうか、作物にかけてみないと分からないところもあって実験的だけれど、ミツバチにも、人にも優しい選択に一歩踏み出せたことが、嬉しかったです。

(りな)

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 伐採した竹を頂けることになり、あゆちゃんとさくらちゃんと一緒に、竹の枝打ちや運搬をさせていただきました。

 伐採した竹は運搬しやすいように6メートルくらいの長さにカットしてくださり、あゆちゃんとエルフに乗せていきました。枝打ちとカットまでされてあると、運搬もとてもスムーズにできてありがたかったです。

 今日は、6メートルの長さの竹を約60本ほどいただきました。

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 竹は太いものが多かったのですが、割って夏野菜用の支柱に使うことができます。山小屋キャンプの基地づくりのチームでも、丁度「竹を使いたい!」と話していたので、この時期に竹を頂けるなんて、何てナイスタイミングなんだ!と思いました。

 あゆちゃんとさくらちゃんと一緒に、安全に気をつけて、無事に竹を運べて嬉しかったです。

(よしみ)

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 雨前に春野菜の種まき、定植を終えるぞ! 意気込んで畑へGO!
 最初は小松菜の種まきです!

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 順調に蒔き終えました。

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 続いてロメインレタスです。
 前回植えたものと合わせて2500株近くのロメインレタスを植え付けました。

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 根切り虫や病気に負けずに育ってほしい! そしておいしいレタスをたくさん作りたい! 根切り虫対策もしっかりとやります。

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 ロメインレタス植え付け終わりました!

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 続いて、トウモロコシ!

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 真っすぐなラインの上に植え付けていきます。
 ピンと伸びた苗がかわいい。

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 全3種類の野菜の種まき、定植を終えることができました!