12月2日
先日、自分の病歴を振り返る機会があり、気づいたことがあります。
初めてなのはなのことを知ってから、ここに来たいと思った理由は、はじめは症状の無い生活をしたい、時間やお金、人生を無駄にする生き方はもうしたくない、一人の人間としてちゃんとした人生を生きていきたいと思ったことでした。
症状が無かったら友達ができて、仕事もできるかもしれない。もうしがらみに囚われることなく、自由に生きていけるかもしれない。症状に振り回されることなく生きていくことができたら、どんなに生きやすいだろう。人間らしい生活ができるようになりたい、と思っていました。
けれど、それは本当の治る理由にはならないのかなと思いました。お父さんの本やお話を聞かせていただく中で、自分のための人生、自分のために治るという利己的な考えでは本当に回復することはできない、ということを改めて再確認しました。本当に回復するためには、まだ見ぬ誰かのため、自分の後に続く誰かが助かるため、そうでなくては本当に依存を切り離すことができないと、改めて思いました。
症状の最中にあって、そのときに持っていた治りたい動機は持っていても当然のことかもしれませんが、本当に治っていくために、正しい動機に軌道修正して、利他心をしっかり持ちます。
・今まで悩んでいたひとつの悩みが消えました。そのときは大きな悩みに思っていたけれど、今思うとそれは全くどうでもいいことでした。
わたしは症状があったとき依存的にずっと聴いていた歌があって、それを聴いていると開放的な気持ちになれました。でもその歌は良い歌では無いです。モラルが低くて、歌詞も破滅的、拗ねた歌、どんちゃかどんちゃかした低俗な歌です。
その歌をもう聴かないようにしなくちゃいけないことが今までは我慢のように思っていたけれど、今はそんなことどうでもいい、と思うようになりました。モラルの低い歌を聴いて同調するようだったら、自分の人格が下がってしまうように思いました。今はそれらは全くどうでもよくて、QUEENやAURORAの曲がとても好きになりました。音楽においても表現の自由、多様性を認める風潮が行きすぎて、今の世の中にはモラルの低い低俗な歌が増えているように感じます。自分がどんな風に生きて行くのかをしっかりと見定めることができなかったら、そんな拗ねた歌にどっぷりと浸かってしまうのだなと思いました。
・天国も地獄も、ゴールでは無いということ。ゴールは無いということ。
わたしは未熟なこと、発展途上でいることが恥ずかしいと思っていました。ここまで来れば大丈夫だ、こうなったらわたしは無敵だ、みたいなラインが先に待っているのではないか、早くそこに行きたい、と思っている節がありました。でもそんなゴールテープ、存在しないのだと知りました。死んでも天国と地獄で魂磨きは続いていく。死んだら楽になれると思ったら大間違い。どこまでも道は続いていく。天国に行っても成長の途中で、誰もが発展途上で生きている。ということを今回の脚本で学びました。
発展途上の今のありのままでいいんだよ。できることも、できないこともお互いに理解し合いながら、成長し続けようという謙虚な姿勢で生きて行くことが、尊いことなのかなと思いました。わたしもできていないところ、変えていくべきところがたくさんあるけれど、みんなにたくさん許してもらって、受け入れてもらっていて、感謝しています。だからわたしも、自分が自分がになって自分の正義に溺れないで、みんなを見て、お互いに許し合う、理解し合う関係を築くべきなのではないかと思いました。
今日の一日
今日も午前中はミシンでベールの端を縫う作業をさせていただきました。
前半はもう、…。ミシンの上糸が1回縫い終わるたびに外れて、毎回かけ直さないといけない。他のミシンを探すか、やりきるか。青いベールはつるつるで非常に折りづらい。進みが遅い。その割に、そこまで綺麗でもない……。まずい。このままじゃいけない……と思いました。どうか解決の糸口が見つかりますように……阿弥陀様、力を貸して下さい…! と心の中で思いました。
そしたら、頭の中でふっと、さくらちゃんが桃のネット作りをしているときの姿を思い出しました。速度MAX、止まる回数が極めて少ない。一直線。
わたしもそのときのさくらちゃんのように速度をMAXにあげて、極力止まらずに縫ってみました。するとどうでしょう。速い方が縫っていくラインが安定して、縫いやすい。
そしてもうひとつ、上糸が取れない方法を発見しました。
今までは縫い終わって返し縫いをしてまた縫って、ベールを引き離して糸を伸ばし、その糸を糸切りばさみで切っていました。それは糸の性質状の問題もあり、ぷつんとはじけるように切れてしまっていました。細くてちぎれやすい糸だということを知って、横の回すつまみを回しながら、ベールを引っ張るのではなくミシン針を上下させてミシンに糸を引っ張ってもらいました。すると優しい力で糸を引っ張ることができて、切るときは糸切りばさみよりもリッパーの方がちぎれずに切れるということがわかりました。そしたら上糸が取れなくなり、スムーズにぬい続けることができるようになりました。阿弥陀様がそっと力を貸してくださったのか……風向きが変わったような気がしました。
それでやってみると、なんと緑ベールは1枚5分程度で縫うことができました。それまでの4倍、5倍のスピードだったと思います。下手したらそれ以上。感動! もう止まらない! と思ったときに昼食になってしまいタイムアップ。お父さんが言われていたように、わたしは回転速度速いほうがかみ合う、とはこういうことなのか!! とミシンを通して学びました。人生観もミシンのように、速度上げ目で生きていきたい! と思いました。
