「桃のお疲れ様会」 ゆうは

9月25日
 
 最高に幸せで恵まれたひと夏を過ごせた。
 桃のお疲れ様会をしていただいて改めてそう感じました。
 選果ハウスでドレスアップしたみんなはとても綺麗。
 ピーチ姫のチーム名に恥じぬお姫様だらけ。
 普段はたけに出ているときとは別人のような不思議な感覚がしました。
 どれもその子のために作られた服なのではと思うほどそれぞれにぴったりで、お父さんとお母さんが選んでくださった服を着てみんなでおしゃれできることが嬉しかったです。
 お疲れ様会では桃とピーチ姫のみんなと共にした時間の思い出に沢山浸ることができました。
 さくらちゃんをはじめとした中心となってくれたメンバーの報告を聞くときは、そうだったのかと今更気づいたこともちらほらあって、まだまだ勉強不足、経験不足だなと実感しますが、それでも沢山の知識を得て活動できて大きく成長できたのではないかと思っています。
 メンバーで一言を回して、それぞれがどんな思いで活動したかを聞けたこともすごく嬉しかったです。
 桃を通じて良くあろうと成長してきた。
 それはみんな同じなのだと、同じ気持ちで桃と向き合っていたのだとわかって嬉しかったです。
 私の番では様々な思い出が頭をよぎり、どれも大切で何を話していいかわからなくなってしまいました。
 それでも桃のことやピーチ姫のことを考えると自然と言葉は出てきて、伝えたかったことをきちんと言葉にできた自信はないけれど話すことができました。
 その後にお父さんお母さんからコメントをいただけて、それがすごく心に刺さりました。
 お父さんは的確に私のことを言い当ててくださいます。
 私はすごく勝気な性格です。
 できないくせにやりたいという意地があって、みんなをハラハラさせてしまう。
 それでピーチ姫のみんなにもお父さんにもたくさん気をもませてしまったのだろうなと思います。
 桃メンバーから外そうと思った時期もある。
 そう教えていただいて、雷に打たれたような衝撃が走りました。
 大好きな桃から離れてしまったかもしれない。
 そのショックと同時に、そうさせてしまうほど私の勝ち気で頑固な性格で心配をかけてしまっていたことに気が付けなかった自分に恥ずかしさも感じました。
 それでも桃メンバーを続けさせてくださったお父さんには感謝してもしきれません。
 沢山カバーしてくれて、ピーチ姫の一員として輪の中に入れて居場所をくれたメンバーのやさしさにも頭が上がりません。
 自分がどれほど恵まれた環境にいるか再確認しました。
 総まとめの時、今年は天候に恵まれて甘い桃が沢山収穫できた。
 そんな言葉がさくらちゃんやみんなから聞こえたけれどそれだけではないと素人ながらに思っています。
 みんなで試行錯誤して真剣に桃と向き合い、良くしていきたいと手をかけ愛をこめて手入れしてきたからこその結果だと思っています。
 みんなからのあふれるほどの愛情が桃にも伝わり、桃の木がそれに応えてくれた。
 ピーチ姫のみんなとも、桃の木とも心を通わすことができた気がします。
 もう桃作業も落ち着き、今日お疲れ様会をしたことでもう本当にシーズンが去ってしまったのだなと寂しさがこみあげてきます。
 本当に濃い、人生で一番濃くて幸せな夏でした。
 幸せすぎて、夢だったのではないか、夢から覚めてしまうのではないか。
 そんな不安がよぎったりもしてしまいました。
 でもこれは確かに現実で、私はなのはなで今生活している。
 ここにいる限り、これから先もまだこんな幸せが待っている。
 自分次第で幸せな人生を切り開いていける。
 そうできるようにお父さんお母さんが導いてくださる。
 そう感じています。
 この夏、私にはピーチ姫という安心できる居場所ができました。
 それは桃のシーズンが終わってからも変わりません。
 むしろ、もっと大きな居場所を感じることができると思っています。
 そんな恵まれた環境にいるのです。
 そのことに感謝しながら、桃とピーチ姫のみんなと時間を共有し成長した経験を糧に良くあれるよう過ごしたいです。