「天女」 ゆりか

・川遊び

 お宝鑑定団のときに、川沿いをチームのみんなと歩いていて、ぽっかりと木に取り囲まれて、守られたような空間が、岸辺にあることに気づきました。

 その自然の秘密基地みたいなところに上がって、中に入ってみたら、その中で、セミが羽化しているところに出会うことができました。

 セミは、黒いつぶらな瞳をして、黄緑色の薄い衣をまとった、天女のようでした。抜け殻から出て、細い両手で懸命に殻につかまっていて、風が吹くとプラプラ揺れるほどに繊細な姿に、なんて美しいのだろうと思いました。

 小さいころに、家の庭で、一度だけ、同じように羽化しているセミを見つけたことがありました。白かったセミが、茶色いセミになるまで、何度も何度も見に行って、セミが飛び立つまで眺めたことを、思い出しました。

 お父さんも、子供の頃に見たことがあって、作文に書いたんだなと思いました。

 さくらちゃんが、スマホで美しい写真を撮ってくれました。撮影するさくらちゃんの一生懸命な姿を、ゆずちゃんが写真に収めてくれました。

 お父さんの評価も、30万円、ピッタリ賞で、嬉しかったです。

 最後に滝に打たれにいきました。

 雑念を取り払いたかったので、迷わず足が向かいました。

 滝は息をのむほどに冷たくて、水量は前のときよりも多く、水圧も強かったです。

 りゅうさんの合図で滝に入って、「六根清浄!」と唱えながら滝に打たれて、川から出ると、ほんとうにさっぱり、すっきりした気持ちがしました。

 お父さん、お母さん、相川さんと、みんなとの川遊びを満喫できて、心から楽しかったです。