2月20日のなのはな
この日の、傷の癒やしのミーティングでは、2つ目のテーマのまとめで、皆からでた質問にお父さんが答える質疑応答がありました。
テーマに沿って自分の経験を振り返る中で、改めて感じる自分の気持ちや、新しい気づきがありました。
みんなが今まで生きてきて当たり前だと思っていた感覚が、実は自分の心を大きく削り取るような痛みであったこと、傷になっていること。それは摂食障害になった人の誰にも経験があることなのだなと、グループの人たちとOMTをして思いました。
どの子にとっても、この世界は暗く見えていたのだなと思うと、やりきれない気持ちで胸がいっぱいになりました。

今日の質疑応答では、テーマ1と2をに取り組んだ今の時点で、どう理解したらいいのか分からないことについて、お父さんが詳しく説明してくださいました。
世の中が時代とともに変わる中で、今まで誰もが当たり前だと思っていた幸せの求め方や、便利だと思っていたこと、一人ひとりの考えがバラバラに飛び交うことは、ことごとく自分たちの生きにくさに繋がっていたのだなと思います。
皆とは性格も歳も違うし、別の場所で、別の人と、別の生活をしてきて、なのはなファミリーにたどり着いたけれど、小さなころからずっと、心の奥で感じていた気持ちは同じなのだなと、深く共感しました。
お父さんが最後に、
「衣食住が満たされつつある今、それだけでは幸せになれないことを提示していく必要がある。それだけでは、みんな心の病気になってしまう。『こうしたら病気にならずに生きていける』そんなノウハウを作っていかなければいけない」
と話してくださいました。
それは私たちにとって、本当に希望で、生きていく意味です。
いま私が、どうして「未来に向かって、希望をもって生きよう」と思えるかと言えば、誰かのために少しでも前に進む、そのことにしか、心からの生きがいや、幸せ、喜びを見出せないからだなと思います。
それだけ私たちが摂食障害になった傷は深くて、こういう病気を作り出してしまう世の中は冷たいです。
自分たちがどのように傷ついて、どうしてこうなったのか、何に喜びと恐怖を感じていたのか。自分たちの経験が本当に全部、未来への材料になっていくのだと思うと、勇気が湧いてきます。
これからどういう世の中にしていきたいか、自分たちを見つめなおすことで必ず見えてくる答えがあるなと思いました。

なのはなファミリーに来て、仲間が出来たこと。
なのはなファミリーを応援してくださる方々を通じて、私たちの気持ちを理解して下さる心あたたかい人たちは必ずいると知れたことで、私はこれからも生きていけることを楽しみに思えます。
こうしてミーティングに向かうことも、誰かに繋がっているのだと思うと、本当にやりがいがあって面白くて、幸せなことだと思います。
これからの講義や課題にも真摯に向かい、誰かにつながるピースを拾い集めて皆と形にしていきたいです。
(まなか)

