12月9日のなのはな

永禮さんが来てくださり、白大豆の脱粒を進めました。
午後の作業が始まる時間の前から、永禮さんがグラウンドで脱粒機をかけ始めてくださっていました。
グラウンドの中央にブルーシートを広げて、その上に脱粒機を置き、白大豆の株を入れたテミをきれいに積み上げて取りやすいようにコンテナで台を作り、機械から出る株が、ブルーシートの上で山になる。作業が流れるように、スペースがきれいにセッティングされていました。毎年、脱粒の作業を助けてくださる永禮さんの、優しいお気持ちが、このきれいな空間に表われていると思いました。

大きな音を立てて次々に白大豆の株を脱粒していく脱粒機に、永禮さんがずっとついてくださいました。一定量の株を入れて、機械が詰まらないように、止まらず動き続けるように、慎重に、真剣に、安全に脱粒を進めてくださる永禮さんが格好良かったです。


交番先畑と、河原小畑で育てた白大豆。それを株ごと刈り取り、古吉野なのはなのグラウンドに運び、脱粒機にかけました。
私は、株を一輪車に載せて、脱粒機のそばへ運び、よしみちゃんやあけみちゃんがその株をテミに入れて永禮さんの手元に置き、永禮さんが脱粒機にかけてくださいます。そして脱粒機から出た枝などをあけみちゃんとよしみちゃんがよけてくれて、満杯になったコンバインの袋を、新しいものに交換してくれました。
役割分担があって、流れるように、淡々と作業が進んでいきました。

また、作業をしていると、ゆりちゃんやおとちゃんが来てくれて、大きな脱粒機には近付かないようにしながら、地面に落ちている白大豆を拾いました。1粒1粒、みんなで育てた白大豆だから、大切に拾いました。この白大豆が、お味噌になったり、美味しく調理されてみんなといただける日が楽しみだなと思いました。


日が落ちて暗くなるまで、永禮さんは脱粒作業を続けてくださいました。ときおり目が合って永禮さんが笑顔を向けてくださったり、笑顔でお話できたこと、永禮さんの姿を見て、一緒に作業をさせてもらえたことが嬉しかったです。
(さやね)
***
桃の樹の周りに撒いた、肥料、資材を土に馴染ませるために、今日は多人数のみんなと一緒に、耕しと土寄せを行いました。
桃畑は、夏とは景色ががらりと変わって、桃の樹は落葉し、枝だけになっています。樹の下には、葉がたくさん落ちて、絨毯のようになっています。バークや、牛肥、もみ殻など、土質が改善されるもの、栄養になるものがこんもりと入っているので、桃の樹の下は、フカフカです。

資材と土が、ちゃんと混ざるように、レーキやみつぐわを使って、木の半径2メートル内を、手で耕しました。
みつぐわの刃を入れると、びっくりするぐらい深く入りました。ダストやもみ殻の層が分厚くありました。その層を一度ほっくり返して、土と混ぜ合わせます。土も、一度管理機で耕していたこともあり、簡単に資材と混ぜ合わせることが出来ました。
畑の野菜の中耕は手で行なうけれど、桃の耕しは、その何十倍もスケールの大きな作業でした。でも、みつぐわをふるって、土に空気を入れるみたいに、耕していく時間が、心まで耕されているかのように、とても楽しく、満たされた気持ちになりました。


耕した後は、土寄せをします。今度は道具をクワに持ち替えて、ぼこぼこと盛り上がった土を樹の根元に向かって緩やかな山型になるように、均します。今は、土がふかふかで成形はいくらでもできるけれど、時間が経っていけば、今作った形が畑の原型となっていきます。どこかが凹んで、水たまりができることのないよう、丁寧に土を寄せていきました。

最後は、サツマイモの蔓敷きです。1か月ほど前にサツマイモ堀りをした時に回収した蔓を、各桃畑に運んでいました。その蔓を、桃の耕した土の上に、ドーナツ状に敷き、これも栄養にします。
引っ張ってもちょっとやそっとじゃ切れないような蔓だけれど、これが何か月も経つと、跡形もなくなるということを思うと、それが本当に魔法のようにすごいことだと思いました。目に見えない微生物の役割はとても大きくて、気付いていないところで、たくさん力が働いているんだろうなと思いました。

今年の桃の肥料の配合は、土の中にいる微生物を考慮したもので、耕していても、土質が改善されていることを感じました。土を元気にすることは、桃の樹を元気にすることに繋がって、甘くておいしい桃を作ることにも繋がります。今、みんなとしている手入れが全部、何年か先の収穫する桃にも反映されるのだと思うと、気持ちが引き締まる思いがしました。
今日は、10人のメンバーで、開墾26a畑、開墾17a畑、池上桃畑、夕の子桃畑の4枚の畑を回りました。今日だけで50本近くの桃の樹に手入れが出来ました。畑をツアーのように回っていくことがとても楽しかったし、始めてからどんどんスピードアップしていきました。広い桃畑も、みんなで取り掛かると1時間もしないうちに終わって、あっという間に感じました。
土が変わっていくまでには時間が掛かるけれど、この積み重ねで、微生物がもっと増えて、土のキャパシティも上がっていくんだと思うと、夢が広がる気持ちになりました。
(りな)
***
午前中、あゆちゃんとまえちゃんとかのんちゃんと一緒に、ウィンターコンサートの舞台背景の上に配置する、しめ縄風の飾りを作る作業をしました。私もどういう風に作るのかずっと気になっていたし、なかなかあゆちゃんと一緒に作業をできる機会がないので、朝からワクワクしていました。

まず初めに網を広げる作業をしました。長さが体育館のステージくらいあるとても大きな網で、あゆちゃんに、田んぼで使う網ということを教えてもらいました。場合によっては、この網を稲にかぶせないと1日でスズメに食べられて丸裸になってしまうと聞いてびっくりしたし、また来年田んぼの作業もみんなとできるのが楽しみになりました。
網は、使った後にきれいに畳まれて紐でくくってあって、それを引っかからないように慎重にみんなでほどいていきました。一度全部ほどいてくくっていた癖が取れたら、また網をちょうどいい大きさに合わせてふんわりと畳み直しました。

次に、長くて大きいベールを、網よりも長く広げました。その広げたベールの真ん中に、初めに造った網をのせて、巻きずしみたいにくるくる巻いていきました。途中と最後の巻き終わりが崩れてこないように、安全ピンで等間隔にベールをとめていくのですが、ベールが傷まないように養生テープを貼って、その上からとめていきました。
ついに網を中に包んだ細長いベールの棒が完成しました。赤と紫色のベールの棒を一本ずつ作りました。予定ではこの2本をねじねじと綯うのですが、ホールに行ってからでも綯うことはできるし、いま綯っても運ぶのが大変になってしまうので、一本ずつ巻いて持っていくことになりました。海外によくある長いソーセージみたいになって面白かったです。

次に、さらに上の神社の後ろに吊る、小さめのねじねじを作りました。その前に、少しベールの長さが足りないのではないかという話になって、ねじねじにしなくてもななめに垂らす感じもいいかも、と、あゆちゃんとまえちゃんが相談していて私はどっちになっても素敵だろうなと思いながら聞いていましたが、やっぱり実際にホールに行ってやってみないと、体育館とは雰囲気も違ったり、どこにどういう風に取り付けることになるのかわからないので大変だなと思いました。
結局、ねじねじはすぐに元に戻すことができるのでやってみることになり、さっきと同じ手順で小さめのベールの棒を2本作りました。最後に仮でねじってみたところ、色もすごくきれいに合っていて、とてもかわいくなってうれしかったです。でも、お母さんに見てもらったら、締め具合やベールのきれいな見え方について、もう少し研究してみる必要があるなと思って、また続きができたらいいなと思いました。
4人でいっしょに作業ができて楽しかったし、舞台背景の制作ももう終盤で、完成してきていることもうれしいなと思います。私はまだホールに行ってからの舞台背景の作業が想像できていないのですが、役に立てるように頑張って動きたいです。
(ここの)


