3月1日のなのはな

私にとって、宝物となる日でした。
なのはなのみんなと、ファーマーズマーケット・ノースヴィレッジに行って、第42回 勝央町金時健康マラソンに出場させてもらいました。距離は2キロ。今、日々の練習で向かっているフルマラソンの42キロに比べたら、ものすごく距離は短いけれど、それでも、やっぱり、マラソンって本当に素晴らしいものだって、改めて感じました。



なのはなから車で約15分。私は初めて、ファーマーズマーケットに入りました。ファーマーズに入ると、すごくきれいな自然と、そして大きな芝生がある。マーケットや芝生広場、アスレチックなど、中には盛りだくさん、わくわくするような場所が詰まっていました。


なのはなファミリーからは、15人の出場者。それ以外の人は応援組として、なのはな全員で向かいました。私はその15人のうちの1人として、ゼッケンをもらいました。ゼッケンをもらう感覚は、フルマラソンと同じような感覚で、すごく緊張しました。実際に選手のなつみちゃんやかのんちゃん、そなちゃん達とゼッケンをつけて、お互いを見合いました。「走るんだ」その実感が強くわいて、わくわくするような、緊張するような、気持ちになりました。



私たち、一般女子の部は11時から。りゅうさんの出場する一般男子の部は11時20分からでした。その時間までは、園内の散策などをして過ごしました。
まずは芝生広場で、円になって準備体操をしました。全員で円になると大きな輪。改めてこんなに多くの家族のなかにいるんだなって感じて、あたたかい気持ちになりました。こんな大きな円になっても、ファーマーズの芝生広場に対してはちっぽけで、大きな芝生の中にいるだけですごく気持ちよかったです。天気もすごくよくて、晴れていて暖かくて、真っ青な空の下で、みんなと一緒にいられる時間がすごくうれしかったです。

そしてそして、すごく楽しかったこと!! スタートまでまだ時間に余裕があったので、動物とのふれあい広場に行ってきました。自分は初めてでした。そのふれあい広場には、馬、ウサギ、ヤギ、豚、ポニーなど、たくさんの動物たちがいました。


動物好きの私にはたまらない!!! 入った瞬間、どこから見に行っていいのかわからなくなりました。とりあえず興奮して、「可愛い!」って言ってみました。落ち着いて、ヤギさんのところから……。

近寄ってみたら、なんと、なんと、可愛い可愛い子ヤギさんが……! 母ヤギと父ヤギの間に、真っ白の子ヤギがいて、ものすごく小さくてプルプルしていて、可愛かったです。思わず見とれていると、お父さんが来て、「なんだこの子、かわいいな……」と、ちょっとくやしそうに(?)言っていて、その言葉をお父さんから聞いただけでなんだかすごくうれしい気持ちになりました。お父さんが、この母ヤギさんは妊娠しているということも教えてくださいました。もうすぐ、子ヤギがさらに生まれるのかなぁ、また見に来たいなって感じました。



次は、ウサギ小屋へ……!! ウサギがぴょんぴょんと、5,6匹くらい。茶色から黒色、点々模様の子まで。かわいい……! 実際にウサギ小屋に入って触れることができました。少し怖がっていたけど、頭をなでなでさせてくれて、モフモフしている毛皮が可愛い! すごく癒されました。



そして馬。馬さんもすごく優しいお目目をしていて、可愛い。初めて馬をこんなに身近で見て、触ったのですが、毛がしっかりしていて、びっくりしました。顔が大きくて、歯がしっかりしていて、もぐもぐしている姿が可愛い。体は大きいのに足は細くて、時々走っている姿を見せてくれて、すごく速くてびっくりしました。
乗馬しているところも見学できて、初めて見たのですが、馬が人に心を添わせている姿を見たら、健気ですごくかわいかったです。大きな黒豚にも会うことができて、黒豚は初めて見たけど、意外と豚って丸くて大きいんだって感じました。


なのはなのみんなと一緒に、多くの動物に触れることができて、すごくうれしかったです。これを目的に来たわけじゃないけど、こんなにも楽しい経験ができて、一緒に見て回っていたお父さんからたくさんの豆知識を教えてもらい、すごくうれしい時間でした。たくさんのみんなと一緒に同じことを経験して、おんなじ風に感じて共感して。それだけで胸がいっぱいになって、幸せでした。理解し合う、共感し合う時間が、本当に私にとって、癒しでもあり、かけがえのない時間だったって思います。



いよいよ、出走の時間。たったの2キロだけだけど緊張しました。青色のゼッケンをつけて、同じ選手のみんなと顔を合わせて、「がんばろう」と言いあいました。緊張したけど、毎日、なのはなのみんなとマラソン練習をしていて、毎日畑作業で精いっぱい身体を動かしているので、不安は一つもありませんでした。一緒に走るみんな、応援してくれるみんながいるから絶対に大丈夫だと思うことができました。

「パン!!」という合図とともに、スタート。スタート地点に、お父さんお母さんの姿が見えて、手を振ってくれて、それだけでものすごくうれしかったです。
初めはかのんちゃんと走っていました。かのんちゃんが「わー!」ってうれしそうにしていて、それだけでうれしかったです。

見える景色がすべて新鮮で、見たこともない景色が次々に広がって、すごくワクワクしました。つい興奮して一緒に「わー!!」って言いました。大きな池が見えて「ファーマーズマーケット」という、車で通る時によく見る看板が、ドーーンと近くで見えて。
すごい、今、ファーマーズを走っているんだ、そう感じるだけでうれしかったです。


途中途中、応援組の子たちがいて、「がんばれー!!」って笑顔で応援してくれました。私はその笑顔を見ただけで、涙が出るほどうれしかったです。まったくきつい距離ではないけど、こうやって全力で応援してくれる家族がいて、笑顔をこっちに向けてくれる仲間がいて、自分はそれだけでうれしかったです。

自分は1人じゃない。多くの家族に囲まれて今、生きている。なのはなにきて、自分を知ってくれる、自分をわかってくれる仲間、お父さんお母さんに出会って、今、この瞬間を生きているんだと、強く感じました。そのみんなの笑顔を見たら、本当にうれしくてたまりませんでした。
思わず、みんなのところまで、駆け寄ってハイタッチしました。触れる手が、あつくて、ハイタッチする刺激が、胸まで刺さってくるような感覚がありました。触れる手から、「がんばれ」っていう気持ちが痛いほど、伝わりました。触れるたび、胸がいっぱいになりました。




押し返し地点。折り返し地点にも応援組の子たちや、撮影のまえちゃんがいました。思わずまえちゃんに、折り返し地点で手に付けてもらったマジックペンの痕を自慢しました。
ドラムを教えにきてくださっている、和田さんの姿が見えました。和田さんが笑顔で手を振ってくださいました。お父さんがいました。お父さんと思いっきりハイタッチしました。
応援してくれるみんなが笑顔で笑ってくれていました。その笑顔にたくさんのパワーをもらって、走る足がどんどん速くなっていきました。


きつくない。辛くない。さみしくない。悲しくない。一瞬一瞬、すべてが、宝物のように、楽しかったです。幸せでした。ファーマーズマーケットの山の地形を活かしたコースなので、坂道もありました。

でも、そんなのよくわからないくらいに、楽しくて気持ちが良くて、今まで悩んでいた、わだかまりがすべて、パーーっと飛んでいくような、心地よさ。そしてみんなの笑顔があって、その笑顔を見て、私は走り切って、たのしい、最高だって思うことができました。楽しみながら、走る。それが本当に幸せなことなんだって改めて感じました。


女子の部が走り終わった後は、男子の部で、りゅうさんが出場しました。なのはなのみんなで「りゅうさーーん!!」って大きな声で応援して、りゅうさんファンがたくさんいるかのようでした。こうやって大好きな人を大好きな仲間と応援すること。たったそれだけが、ものすごく幸せでした。今まで周りでは当たり前になっていた推し活とか、そういうものじゃなくて、消費する時間じゃない、心の底から、「頑張ってほしい」という気持ちと、全力を尽くすりゅうさんを全力で、応援する、その暖かい空気があって、喜び合って、笑いあって。その一瞬だけで幸せだって思います。



走り終わった後は、みんなで芝生の上で、世界一美味しいお弁当を食べました。台所さんが気持ちを込めて作ってくださったお弁当。最高においしかったです。美味しいねって言いながら、青空の下、芝生の上で食べたお弁当が最高でした。冷やし焼き芋も出て、初めてみんなと一緒に紅はるかの冷やし焼き芋を食べれたのもうれしかったです。


うたなちゃんが7位で受賞していたこともうれしかったし、みんなと一緒にファーマーズに行って、たのしい、うれしい、っていう気持ちを共有できたこともうれしかったです。今日という日が私にとって宝物のような日でした。フルマラソンの練習のような2キロマラソンだったけど、やっぱり、マラソンを走ると、楽しいって感じます。なのはなの大きな家族と一緒に走って、笑って、頑張れって、その空気が、かけがえのないものだって思います。その空気の中にいられること。それがものすごく幸せだって思います。フルマラソンも、ものすごく楽しみになりました! 大好きななのはなファミリーという大きな家族のなかで、楽しんで走り切りたいです。
(ゆうな)
