「パンジーの芽」 あや

10月4日

 久しぶりの日記になってしまいました。

 最近、習い事やダンス、コーラス練習など生活がとても盛りだくさんです。
 やるべきことの多さに、(もう私は無理だー! 全部はできないー!)と、園芸部をやめたいと思ってしまったり、私のキャパシティーで楽器を3つもするのは無理なんじゃないか、と思ってしまったりしていました。
 そんな気持ちをちさとちゃんに相談させてもらった時、気持ちを切り替える練習になるよ、と言ってもらったり、最初から無理―! と思ってしまうのではなくて、やっていく中で出来る自分を作っていくと話してもらって、園芸部を継続することにしました。調べものも上手くできなくて、お花がちゃんと咲かなかったらどうしよう、自分の気持ちをちゃんと花に向けきれない、という不安の先取りをやめて、とりあえず、やってみよう! 精神で、することにしました。
 迫っていた冬の花の種まき。さとみちゃんが園芸をしない、と聞いて、今回さとみちゃんもいなく、ゆきなちゃんも桃でいなく、出来るのか超不安! 芽が出なかったら、全部責任をとろうと思って、準備も完璧にはできていなかったけど、蒔きました。
 どうか咲いてくれますようにと願いながら、見回っていた数日後。パンジーの芽がちゃんと出ていました! 小さく、ぴよっと双葉が出ているのがとても可愛くて、愛しくなりました。パンジーは発芽率が悪いと聞いていたので、芽が出て、とても感動しました。
 園芸をやめていたら、この嬉しさは感じられなかったことだなと思い、やってみることの大切さを感じました。
 お父さんが、よく、怒られるのが怖いから何もしない人、何もしない方が安全だという考えの人はつまらない人生だと話してくださるのですが、その意味を深く理解した瞬間だったなと思います。
 パンジーの芽が出たこと、私の最近の嬉しいニュースです!

 また、コンサートで楽器を3つも無理だー! もう何か諦めてしまおうか、とくじけそうになっていた時、まなかちゃんも同じようなことを思っていたことを話してくれました。
 私は自分だけがカツカツで、手一杯だと感じていたけど、それは私だけじゃなくて、みんなも同じなんだと気が付きました。みんな忙しくて、内心不安を抱えているけど、その中でも自分のベストを尽くして生活しているんだなと分かった時、あぁ自分だけじゃなかったんだ、それなら弱音を吐いていられない、私もがんばらなくちゃ、と気持ちが軽くなりました。

 最近、特に時間を有効的に使えている感じがします。コンサート練習も始まって、前よりは確実にやるべきことは増えているけど、どんなふうに進めていくかの計画立てができるようになってきていたり、時間をどう、何に使おうか考えられるようになってきているように感じて(それでも前の私と比べたら、ということで、まだまだなのですが)毎日に充実感をとても感じます。
 あと、やるべきことが多くなったことで、その一瞬一瞬の時間を大切に使うようになったなと思います。例えば、コーラスの練習の時でも、夜の時間はなるべくアンサンブルの練習に使いたいから、今、音や楽譜を覚えてしまおう、今、上達しようと思うようになってきて、凄く効率的に使おうと思うようになりました。
 私はおごりの気持ち、自己陶酔の気持ちが本当に強いなと日々感じています。その気持ちにとらわれてしまったら、崖は自分のすぐ足元にあって、本当に危ないと思います。コンサートに向かう中でも、日々の生活でも、自分はみんなの中で、みんなのために、コンサートの成功のためにどういう役割で向かうのか、存在するのか、そのことを忘れないでいたいなと思います。
 今日は、ボヘミアンラプソディーの振り入れとコーラス2曲の音入れをしてもらいました。次々と新曲の練習が始まるのが、凄くわくわくします。その分、一回一回の貴重な練習を大切にして過ごしたいです。