10月1日
6時頃から10分おきに目が覚めました。なぜなら、7時15分には体育館で『ホマイ』の振り入れがあるから!!
どきどき。嬉しいどきどきと、緊張のどきどき。
朝の体育館は涼しくて、気持ちが良かったです。
『ホマイ』とは「与えて」という意味があるそうです。
「友よ 私の声を聞いて 立ち上がって 一緒に踊って」
歌詞の和訳を、ゆりかちゃんが印刷して見せてくれました。一行目の歌詞は、この言葉から始まります。
はじめはゆりかちゃんがソロで踊って、真ん中にはあゆちゃんが歌っていて、横には打楽器を叩く人がいる、そして私たちは最後のさびで出て来る、という構成のイメージをゆりかちゃんが教えてくれました。
短いとはいえど、力強く、しなやかで、美しい振りでした。
「与えて、という歌だけれど、受け身は嫌だから自分から取りに行く振りにした」
と、ゆりかちゃんが教えてくれました。綱引きをするような軽やかな動きと、それを遠くに振り払う、手を遠くに伸ばす振りが、取りに行く、という振りなのかなと感じました。
この振りは、ゆりかちゃんがPVを参考に、ダンサーの動きが映されていない場面はゆりかちゃんが想像して作ったのだそうです。
ゆりかちゃんが実際にソロで踊るところを前から見させてもらいました。
厳しく、力強く、エネルギーを感じる芯の強さ、強く見つめられたら動けなくなってしまうような美しさを携えた表情で、滑らかで美しいだけでなく、どこか願うような表情があるようにも見えて、一人とは思えないほどの迫力に、目を離せなくなりました。
これが、スターの風格……!! と感じました。はっと息をのむような、人間離れした美しさ。この『ホマイ』を踊らせてもらうとき、ステージの上に出るとき、こんな表情で、こんな姿勢で見る人を圧倒させたい、そう思いました。
回転が多かったり、立ったりしゃがんだり、ダイナミックな動きが多く、すごく格好いいダンスです。今まで踊ってきたようなダンスとはまた違う、魅力があるなと感じます。そんな格好いいダンスに吊り合うような動きを自分もしていきたいです。後ろ姿だけでも気迫を出せるような、スターの風格を出せるような、切れ味の良い、魅力的なダンスをしたいです。
今日、早朝振り入れが一通りできたとき、ゆりかちゃんが「形になった! みんなすごく上手、できてるよ!」とすごく喜んでくれて、嬉しかったです。個人的にはまだまだ怪しいところがたくさんあるから、毎日練習していきたいなと思っています。
午後のはじめには、あゆちゃんが明日の演奏に向けてダンスを見てくださいました。
ホワイトフラッグは、「後から出て来る人も、新しく覚えました! 新人です!」みたいな顔をしないこと、一人でもそういう人がいたら、すごく目立ってしまうと教えてくださいました。はじめから踊っているみんなを引き立たせることができるような、みんなの緊張感、筋肉の使い方、ハリ、止めをしっかり自分の中にも入れて、同じ気持ち、気迫、立ち姿で、相当気持ちを作る必要があると感じました。でも、気持ちをつくる、といっても、本来はつくる、というのは無いのが本当で、いつどんなときも、誰に見られても恥ずかしくない、迷いのない自分でいるべきなのかなと思います。
あゆちゃんが、「明日来て下さるお客様も、シェフだけれど、闘っている人だと思う、この世の中に向かって行く気持ち、それは私たちと一緒なのかもしれない」と。今の世の中に対して、あるべき姿、あるべき味、あるべき表現の形が、確かにあること。そのあるべき表現の手段として、厳しい世界の中でもずっと料理をしてきた人。なのはなのホームページや桃を見てくれて、スープを作りに来て下さる、それは誰にでも作りに行けるというわけでは無い。私たちの明日の演奏1回が、お客様にとっての「なのはなファミリー」になる。その演奏が、ただの可愛いダンス、ただの綺麗な人たち、で終わるのはもったいない。同じ志を持つ人として、それに見合う演奏、それに見合うだけの志を見せて、伝えないといけない。
あけみちゃんが言ってくれていたように、お父さんお母さん、先輩たちが積み上げてきて下さった実績と信頼の上に今自分たちがいて、その期待を良い意味で裏切ることができるような、自分たちの心意気がしっかり伝えられるようなダンスにしたい、と思います。
明日、なのはなに来て下さることが本当にありがたくて嬉しいです。
