「繋いでいく役割」 つき

9月12日

 なる足立ての作業に入りました! ちょうど仕事が休みの日で、運よくなる足立てができて、とても嬉しかったです。稲刈りは、年に1度の大イベント。中でも、みんなで手刈りをしてハゼ干しまでできるということは、今とても珍しくて幸せなことだと思います。なる足立てと言えば、思い出すのは盛男おじいちゃんです。私は盛男おじいちゃんと直接お話をしたり、ご一緒に作業をさせていただいたことはあまりないのですが、おじいちゃんから教えていただいたことをこれまでなのはなの先輩方に教えてもらってきて、日本人として大事にしなければいけない伝統的な文化や知恵を私たちに惜しみなく伝えて、継承してくださっていたことを感じます。その一部であるなる足立てをやっていると、なんだか日本人として誇らしくなりました。今は機械でなんでもできてしまう時代だけれど、そればかりが良いことではない。収穫して食べるまで、ハゼ干しをするのは当然手間がかかるし、大変だろうけれど、その分食べたときのおいしさは何倍も大きいです。そして、今日のようにみんなで協力してなる足を立て終えて、田んぼの上から見下ろしたとき、一列がきれいに揃った圧巻の景色は、この上ない達成感と、なににも代えられない幸せな気持ちに包まれます。こういう気持ちって、機械でやっていたら味わえないもの。こんなに豊かで奥深い、何かに包まれているような幸せ感を今味わせることは、本当に恵まれています。それも、盛男おじいちゃんのおかげなんだと思うと、これをこれからも繋いでいく役割が私たちにはあるのだと思います。だから、年に1度きりだけれど、しっかり覚えておいて繋いでいきたいと思いました。

 午後は、念願の浴衣洗いもできて良かったです。やっぱりなのはなの1日は、1日とは思えないくらい充実感があって楽しいです。ぐっすり眠れそうな1日でした。