「優しく」 ほのか

8月31日

 ここ最近、ずっと誰かと話したいな、と思っていたのですが、なぜか一歩踏み出す勇気がもてず、ずっと流して今まで過ごしてきました。

 ついに体が重たくなってきて、これは誰かに話さなければいけない…なんとなくそんな予感がしました。

 ですが誰に話したらよいかわからず、そもそもそんな大層なことを話す当てもなく、迷っていました。お母さんがいつも、「話すのが一番だから」と話してくださっていたから、まずはお母さんのところへ行きました。

 すると、お母さんが話を聞いてくださるということになって、お母さんとお話をしました。

 何も準備をしてこなかったから、ちょっと申し訳ないような、でもすごく嬉しかったです。

 

 ここ最近自分が感じていた気持ち。気持ちが定まらない感じ。集中力、気持ちが切れそうで不安になってしまうこと。それを、どこにどう落ち着けて良いかわからず、なんとなくで流そうとしていたけれど、そのひとつひとつをしっかりお母さんが受け止めてくださって、共感してくださったことが嬉しかったです。

 今までなんとなく地に足がつかないような、体に力が入らないような不安定さが一気になくなって、話すことの力はやはり偉大だと思いました。

 

 お母さんが経験してきたこと、学んだこと、いつも心がけていることをたくさん教えていただいて、自分の視野がやっぱりすごく狭かったことに気がつきました。

 女性の平均寿命は80を超えるから、ほのかはあと60年以上もまだまだ時間が残っているんだよ。

 願ってもみないときに、すっと、はじめからそうであったみたいに、「あるとき」が必ず訪れる。それはどのタイミングでもそうで、ウィンターコンサートの脚本が書き上がるときだってそう。そのときを待ちながら、目の前の事を一生懸命やっていく。誰にも喜ばれなくて、誰からも期待されなくて、何もすることがないって、ものすごく悲しいこと。だけどほのかには、桃がある。ピーチ姫のみんなと、お互い凸凹はありながらも、やってきた時間、結びつきは確かにある。みんなで良いものを作って、自分たちも喜んで、他の誰かも喜んでくれるなんて、すごく嬉しいことだよ。

 

 頭の良い子は、優しくないといけない。頭の良い人が利己的に頭を使ったら、大変なことになる。自分であれこれ欲が出て求めると、それはいつまでもやってこないけれど、行雲流水の如く、決められた道の中で、前向きなところにしか答えはないから、いつも前向きにやっていく。

 今の世の中の風潮にのっとった欲とか、競争意識をきっぱり捨てて、思いっきり利他心をもって、地位や名誉も捨てる覚悟で、既存のものではない、全く新しいものを生み出していく、そうしっかり決めて、利他心の土台をしっかりここで作っていく。

 

 と、お母さんが美しい笑顔で話してくださいました。たくさんいろんなことをお話できた時間が、本当に嬉しかったです。

 ほのかが優しくなってくれて嬉しいよ。とお母さんは笑ってくださいました。

 

 今までなんとなく、お母さんが怖いような、避けてしまっていた気持ちは、自分の守り、利己心を捨てきれないからだったんだなと思いました。

 今はお母さんのことが本当に大好きだし、お母さんのような利他的な生き方をしていきたいと思います。未熟ながら、私もお母さんと、お父さんと、なのはなファミリーを広げて、開拓していくひとりになっていきたいという、希望を持っています。

 少しでも、ちょっとずつでも、前に進めていたらいいなと思います。

 

 ですがまだまだ、思い上がってはいけないな、と思うし、まだまだ目指すべき場所、目指すべき人格はほど遠いと感じます。けれどそれを悲観するのではなくて、それに近づいていっていることを実感しながら、楽しみながら、もっと成長していきたいです。

 高すぎるくらいの理想を持ちがちだけれど、(自分の進路とか、やってみたいこととか、ピアノで弾いてみたい曲とか)いつかそれらを達成するんだ! と心に決めて、毎日積み上げていきたいです。フルマラソン完走できたときみたいに、いつか達成されて、自分の大きな自信になったらいいなと思います。

 

 さて、明日は6時から桃の防除をしに行きます!

 緊張するのですが、がんばるぞ!

 

 そして、お母さん、今日はお時間を取ってくださり、本当にありがとうございました。私もみんなから受けた優しい気持ち、嬉しい気持ちを、誰かに還元できるよう、そんなふうに過ごしていきます。

 

 読んでくださりありがとうございました。おやすみなさい。