7月15日
●自分を育てる
雨が上がって外へ出ると、畑に水がしみ込んでしっとりしているのがわかりました。
ズッキーニもいっそう葉がピンと立っていて、元気になっているのが分かって嬉しかったです。
朝、ミニトマトの収穫と水やりに行きました。ミニトマトの株と株の間に溝を掘ってくれてあるので、そこに水を溜めるように、たっぷり水をやりました。すべての株間に水たまりができていって、けれども隣の畝も同じように水やりしているうちに、振り返って見ると、もう水が引いていました。
何回も何回も畝を回って、水たまりを作っていると、自分も満たされたような気持ちになりました。
2弾のミニトマトで何株か萎れかけている株があったのですが、その株はいつもそんな様子で、あまり元気がありません。「なぜなのだろう、水不足かな?」と思って、その株に水をやっていたのですが、株と株の間の溝も浅かったため、掘り直していると、土がとても硬いのでした。ぐっと手先に力を入れて掘ったら、先ほどやった水分はどこへ? ……3~4センチ掘ってすぐにサラサラの土が出てきたので、驚いてしまいました。
なるほど水が吸収できていなかったんだ……と納得しながら、もう一度水をやり直しました。これでまた回復してくれたらいいです。何でも根拠があるはずで、それを見つけることができた、原因解明できたのがちょっとしたプチ成功体験で、なんだか嬉しかったです。
あと、今日はミニトマトが4キログラム収穫できました! 大粒でミニトマトと呼ぶには少し立派すぎる? けれどもトマトと呼ぶには少し頼りない……なんて感じの、立派な大きめのミニトマトです。みんなで沢山いただけるのが楽しみです!
午後、ナスの防除をしてきました。
害虫対策に、灰汁を1000倍で噴霧してきたのですが、やよいちゃんから、「ナス畑には50リットル散布をお願いします!」と伝えてもらっていました。
それを聞いてドキッとして、緊張した気持ちで畑へ向かいました。わたしは前回にもナス畑に防除をさせてもらったのですが、140リットル散布していました。しっかりめに撒いてほしい、と言われていたけれど、それは明らかに量が多すぎました。
ゆうなちゃんと、きっちり50リットルで撒ききれるように気を付けました。ゆうなちゃんが、「3畝で10リットル使ったらちょうどいいね」と計算してくれたのと、エンジン噴霧器の強さを調節して、順調に進めることができました。
実際撒いてみて、株の様子も見ていると、50リットルが妥当、このくらいの量で良かったんだな、ということが分かりました。
「自然農薬だから大丈夫だ」「虫よけ効果のために」とか、色んな勘違いで、自分は間違ってしまいました。度が過ぎてしまいました。たとえ自然のものだったとしても、野菜にとって負担がかかることをしている、そして何事も行きすぎてはいけない、ということを感じました。
ゆうなちゃんが、「難しい! もっと全体にしっかり撒きたくなってしまう」と話してくれて、その気持ちがすごくわかるなあと感じました。それで、自分は失敗してしまったからです。今全体に散布できただろうか、ここに撒き直した方がいいか、そう考えて止まってしまっている間にも、薬剤の残量が減っていってしまいます。
そして、「しっかりめに」と言われるとしっかりめすぎる、やりすぎてしまう。もし「さっとでいいよ」と言われていたら、きっととんでもなく少なすぎてやらなすぎてしまうのではないか……と思います。そんな極端すぎるところが自分にはあると思い直しました。それは自分に歯止めがきいてない、無神経なことが原因なのかなと思いました。
帰りながら、ゆうなちゃんがしきりに、「スピード感もって、けれどそれなりの質でやる、というのは難しいね」と話してくれていました。ゆうなちゃんがいつも自分の課題と向き合いながら生活しているところが、やっぱり格好いいなと感じたし、自分もスピード良し、質良し(だからと言ってやりすぎない!)を目指していきたいです。野菜を育てることが自分を育てることにもなるのが、本当にその通りです。
今、ナス畑はマルチもなくなって、草も生えてなくってとても綺麗な状態です。これでテントウムシだましも居なくなってくれたら……ナスに効果が表れてくれるといいです。
