2月21日のなのはな
なのはなファミリーでは、3月中旬から、今年が初めての試みとなる、日本ミツバチの飼育を行います。
私は、日本ミツバチの巣箱30箱分を、須原さん、さくらちゃんと一緒に、今年の1月から制作してきました。
この巣箱の作り方や、日本ミツバチの飼い方を、藤井さんから教えていただいています。
藤井さんは、なのはなファミリーで、アコースティックギター教室や、木版画の制作などを教えてくださいます。藤井さんは、ご自宅で、日本ミツバチの飼育もなさっています。
4日前の2月17日に、私はさくらちゃんと、藤井さんのお宅に初めて伺いました。
その日は、日本ミツバチの巣クズから作る、『蜜蝋』と『排液』の作り方を、教えていただきました。
ミツバチの巣からハチミツを搾取し、残った巣クズを熱湯で溶かし、ザルで濾す。その液体を冷ますと、上澄み液が、鮮やかな黄色の塊になります。この、黄色の塊が『蜜蝋』です。
この蜜蝋を、バーナー等の熱で温め、巣箱の内側に塗ると、日本ミツバチは、蜜蝋の匂いに安心して、住みつき易くなるのだそうです。


今日は、前回巣クズから取り出した蜜蝋の塊を、持ちやすく、巣箱に塗りやすい型に作り直す方法を、藤井さんに教えていただきました。
蜜蝋を巣箱の内側に塗る時、蜜蝋をバーナーで熱しながら行うため、持ち手が短いと熱を感じて作業がしにくい。
そのため、長さ20センチ、直径3センチほどの棒状だと、作業がしやすいことを、17日に藤井さんが教えてくださいました。
「直径3センチくらいの竹を、節で切って使ったら、丁度良いかもしれないね」
と、藤井さんが仰いました。
17日の夕方、古吉野に帰宅したさくらちゃんと私は、早速竹林に行って、2本の竹を切ってきました。節でカットした竹を、鉈で真っ二つに割きました。これを元の形に合体させ、輪ゴムで固定。
この竹の型を、20個ほど持って行きました。



蜜蝋の塊を手で砕いて小鍋に投入し、10分程、湯煎、または弱い直火で溶かしていきます。
蜜蝋を溶かす時の適温は50度ほどで、これより温度が高いと、冷めた時に、蜜蝋にこげ茶色のかすが混ざっている様子が見えました。



蜜蝋が全て溶けたら、ガーゼ布で液体を濃し、粕を取り除きます。
この液体を、牛乳パックの型や、竹で作った型に流し込み、冷まし固めます。



1時間ほど冷凍庫に入れて冷まし、いよいよ、型から蜜蝋を取り出す時が来ました……!
まずは、牛乳パックの型。藤井さんが牛乳パックの側面を、手で割いて引っ張ると、スー…っと剥がれて行きました。
次に、竹の型を開きました。輪ゴムを取り外し、竹の裂け目を持って、ぐっと力を入れ、竹が外れると……。濃い、あたたかな黄色の、綺麗なバー状の蜜蝋に変身しました!


「おお! 上手く出来たね」と、藤井さんも、とても喜んでくださいました。
竹を取り外す度に、「大成功!」と、笑顔で声に出したくなる位、満ち足りた気持ちになりました。



また、この蜜蝋のバーを使い、実際に、ハチの巣箱の内壁、蜜蝋を塗る方法を、藤井さんが教えてくださいました。
蜜蝋を、バーナーであたためます。そして、巣箱の内壁を、焦がさないよう注意しながら、バーナーで熱を加え、そこに蜜蝋のバーを当てて内壁をなぞると、蜜蝋が溶けて行きます。
塗り方が厚いと、ミツバチが好まないため、気を付けながら溶かし塗りました。
一面に、おおよそ蜜蝋を塗ったら、塗った面を立てて置きます。塗った面の上部から下部に向けて、再びバーナーで熱を加えると、上部の角や、分厚かった蜜蝋の層が溶け、全体に蜜蝋を行き渡らせることができました。


熱した板に蜜蝋のバーを滑らせると、「ジュッ…」と蜜蝋の液が炙られて、板に馴染んでいく様子が見えて、(こうして、蜜蝋が塗られるのだな……)と思いました。藤井さんの滑らかな手つきに、感動したことと、興味津々で、私の目が釘付けになりました。
実際にやらせてもらうと、バーナーを巣箱に近づけ過ぎたり、火を当て過ぎると板に焦げ目がついてしまい、難しさも感じました。
直径3センチ、長さ20センチほどのバー状の蜜蝋で、2段の重箱式巣箱1つ~1つ半位を塗ることが出来ると思うよ、と藤井さんが教えてくださいました。
今日、型取りした蜜蝋を28本作ることができました。
なのはなファミリーで作った30個の巣箱、全てに蜜蝋を塗ることが出来そうで、本当に、有り難くて嬉しいな、と思いました。
藤井さんのお宅に、8箱ほど、巣箱が置かれていました。
ミツバチが出入りする「巣門」がある面が、開閉できる仕組みになっていたり、夏の暑い時期に、巣箱内の熱を逃がせるよう、蓋をずらすことが出来る作りになっていました。


ミツバチが住みやすいように、飼育する人が様子を見たり、掃除がしやすいように、小さな工夫が、綺麗にされていて、(きっとミツバチも、好きになるだろうな。私も、ずっと見ていたい)と思いました。
ミツバチの分蜂が始まる、3月10日頃には、巣箱に蜜蝋を塗り終え、巣箱を設置し終えると良いよ、と藤井さんが教えてくださいました。
「また、いつでも、僕が知っていること、経験したことで良かったら話します。頑張って」
と、藤井さんが仰いました。
藤井さんが、優しく、親身に教えてくださる時間が、本当に嬉しくて、大好きだな、と感じます。
これから、巣箱に蜜蝋を塗ったり、巣箱の場所を決め、整地し、巣箱を設置するなど、作業が待っています。緊張もするけれど、一つひとつの作業に、日本ミツバチと出会える期待、願いを持ちながら、一生懸命に向かっていきたいです。
(さとえ)
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今月の27日は、いつもわたしたちを助けて下さって、なのはなファミリーを大好きでいて下さっている、永禮さんのお誕生日です。そんな永禮さんが特に好きだと言ってくださる『フラガール』の演奏をプレゼントしたいと思い、今日はみんなで、『フラガール』の練習をしました。
新しく踊るメンバー、ポイボールやウリウリを持ったメンバーもいて、そして何より、今回は新しいバンドメンバーでの演奏となっていて、永禮さんも新鮮な気持ちで楽しんで頂ける『フラガール』になりそうです。

ゆりかちゃんが、今回ならではのフォーメーションを作ってくれました。
わたしもその輪の中で踊っていると、みんなの暖かい気持ちを感じて、永禮さんに向けてのフラガールにぴったりだなと思いました。
通すたびに良くなるように、ゆりかちゃんが腰の動きを分解して教えてくれたり、止めはしっかり作って、ポーズからポーズの間に情緒を持たせることを伝えてくれました。
ゆりかちゃんの動きは、緻密で、柔らかくて、本当にゆりかちゃんの表現したい気持ちが、手に取るようにわかります。
フォーメーションも、ダンスも、ゆりかちゃんが、永禮さんが喜んでくれるように、という気持ちで考えて、伝えてくれて、その場にいる自分まで、ゆりかちゃんの気持ちに包んでもらっている様な、安心した気持ちになりました。
『フラガール』という曲は、華やかで派手でなものではないけれど、人間の持つ、原始的な心を歌ったこの歌を好きだと話してくださる永禮さんに喜んでもらえる、なのはなのフラガールとなるように踊り込んでいきたいです。
曲の終わりは、永禮さんが笑顔になるようなフォーメーションになっています。
27日が、とても楽しみです。
(なつみ)
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