11月20日のなのはな

古吉野なのはなの挑戦……干し柿。
勝央町は霧が深く、干し柿には厳しい環境にあるこの地で、干し柿作りは難しいと聞いていました。ならば、より一層成功させたいという意欲が湧きました。
熟し柿だけではもったいない。中はとろーっと濃厚な甘さ。美味しい干し柿をみんなで食べたい。
私にとっても初の挑戦でした。
柿は、渋柿を使いました。渋柿は実は甘柿よりも甘いので、干して渋みを抜くことで甘さが残り、ねっとりと甘く美味しい干し柿になります。
収穫の時には、あとで吊せるように枝をT字に残しカットします。
そして柿の皮を綺麗に剥いていくのですが、柿の皮むきも楽しい工程です。果物の皮むきはなんて楽しいのだろうと思いながら、もくもくと皮を剥いていきました。
実はこの皮も干して柿チップスとして食べられるので、綺麗な皮を干しています。
そして、皮を剥いたら紐で括っていきます。PPロープを少し割いて穴を開け、そこに枝を入れて、落ちないようにします。紐の両側にバランス良く同じ位の重さになるように括っていきました。


そしてそして、カビ対策で熱湯消毒をし、焼酎スプレーをして、干します。
カビが出ないように徹底しました。消毒した柿は柿同士も触れないように、風通し良くランダムに干していきます。紐をずらして……、柿ののれんが出来ました。
オレンジの柿のれんの光景を見るだけで嬉しい気持ちになります。不思議なくらい、嬉しい気持ちが膨らみ、その光景を見たみんなが「わぁ干し柿だぁ。すごーい。」と声を揃えて言っていて、笑顔の花が咲くのが嬉しかったです。

どこで干すのが一番良いか、試行錯誤しながら探していっています。1日中日の当たる場所がどこか探していると、グラウンドの真ん中が1日、日が当たると分かり、グラウンドの真ん中に干し場を作りました。贅沢な場所。珍しい光景。大抵家の軒下に吊してある干し柿がグラウンドの真ん中にあるなんて……。
日中は日光に当て、夜間は室内に入れました。湿気に弱い干し柿です。夜露に濡れるとカビが出てしまうリスクが高い為、夜間は避難しました。
室内では扇風機をかけ、風通しをよくしました。すると、乾燥も進み、仕上がりも早まるように感じました。
3日、4日経つと一気に様子の変化が。オレンジ色だった柿が、色が濃くしわっと干し柿の完成型に一気に近づきました。5日目位から、表面が乾燥した所で1日1回、1個につき10回くらいもみこみをしていきました。もむことで仕上がりを均一にするのと、早めることが出来ます。ぷにっとグミのような弾力で、はじめは中に芯のようなものがある感覚がありますが、日に日に柔らかくなっていきました。破けないように優しくもんでいきました。

干し柿作りをしていると、天気に、より敏感になります。
ある日、グラウンドに乾していたはずの柿がなくなっている! と思ったら体育館横に移動されていて、もしかして?! と思ったら雨が降ってきたから移動してくれたと教えてもらい、雨にあててしまったのはがーんと残念に思いましたが、みんなが気にかけてくれていることが、とてもありがたかったです。
みんなも、あたたかく干し柿を見守ってくれているように感じます。柿のれんを見ると、みんなが笑顔になります。それが、あたたかい気持ちになり嬉しいです。
雨はミストくらいだったようで、柿は無事でした。その後に虹が見えました。絶対大丈夫だと思いました。
毎日の変化が面白いなと思いました。1日目、3日目、5日目などと、一度に並んでいると、どう変化しているのかというのが一目で分かるのも面白いです。
今は、一際大きな渋柿の干し柿に挑戦しているのですが、それが何日で出来上がるのか、ちゃんと干し柿になるか、ドキドキですが楽しみです。
最初に作ったものが、1週間が経ち、色も柔らかさ共に良い感じになりました。カビることなく、綺麗です! 干し柿は、好みで仕上がりにしますが、天日干し5日、もんで夜間扇風機で風を当てていたこともあり、仕上がりが早く進んだと思います。
干し柿好きなお父さんとお母さんに試食のための干し柿を持っていきました。
「美味しい!」
良かった。完成です!! 美味しい干し柿が作れました。
中はとろっと甘い。
憧れの干し柿作りでしたが、本当に作ることが出来て、とても嬉しかったです。

冷凍させたり、熟成させるとさらに美味しくなるので、みんなで頂く日が楽しみです。
まだまだこれは、最初で、今も干されている柿があり、まだ柿の収穫は続いているので、これからもどんどん干し柿ファミリーが増えて行くので、柿のお母さんはもっと忙しくなっていきます。オレンジのれんの干し柿たちが凄く可愛いなと思えます。
(ひろこ)
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山畑下の畑で育てている白菜、第2弾の手入れをしました!
寒さも厳しくなってきたけれど、さすが冬野菜の白菜。花びらのようにぱっと開いた黄緑色の葉が綺麗でした。
手入れでは、草取りをしてから、株間に両手ひとつかみの牛肥を追肥しました。牛肥を土となじませて、最後は株元に土を寄せました。
葉がこれから巻いていくので、葉には牛肥や土がかからないように。手で優しく土を払いました。
最後に、これから大きくなっていく白菜のことを思って、すこしゆとりを持たせて、ネットを土で留めました。

作業をしていると、太陽の光があたたかかったです。朝はあれだけ冷え込んで、霧が出ていたのに……。山に近い、太陽に近い山畑下の畑だからこそ味わえる気持ちよさでした。
第1弾は結球が進んでいて、もう立派なたまご型をしています。ネットがぴちぴち、少し窮屈そうに見えるほどに大きく成長してくれていて、来月からは収穫が始められそうです。
なのはなの冬の定番メニューに欠かせない、白菜。白菜が食卓に並ぶと、ああ、冬だなあ……、と思えます。
収穫できる日を楽しみに、引き続きみんなと見守っていきたいです!
(みつき)
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午前中に、桃の牛肥入れをしました。
以前は1本の樹につきテミ20杯くらいの量をたくさんの人数で協力して入れたのですが、今日は追加という形で1本につき2,3杯を少ない人数で入れていきました。
今日は朝からとても寒くて、けっこう厚着をしていったのですが、途中から太陽も出てきて、なんども牛肥を運んでいるうちにだんだん暑くなってきて汗ばんできてしまいました。でも、まだ暑いという感覚を感じることができてうれしかったです。また、前回とは違って落ち葉が赤く紅葉していて、桃の畑全体の景色がとってもきれいで癒されました。


開墾26a畑と17a畑、山桃畑の全部で3枚の桃の畑を、1時間余でまわり、とってもあっという間に終わってしまいました。あけみちゃんがエルフいっぱいに積んだ牛肥をすごい勢いでてみに入れていく姿がかっこいいな、と思いながら見ていました。みんなで協力しながらできて楽しかったです。
私は初めて牛肥の匂いをかいだとき、正直、普通に息するのが大変に感じるくらいだったのが、今は普通に作業できるようになって、うれしくなりました。たくさんの栄養をもらって、また立派な桃ができてほしいなと思います。
(ここの)

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