「どんな情感をこめるか」 うたな

10月24日

 最近は、唐辛子に始まり唐辛子に終わる一日。愛着がわいて、わが子のようで、手入れや作業が本当に楽しいです。朝に収穫して、夜に洗ってドラッピーに入れる。近頃は収量が多くて回らなくなってしまっているほどですが、うれしい悲鳴です。
 今朝はるりこちゃんも一緒に時間いっぱい収穫しました。昨夜、早朝作業が発表されたあと「うたなちゃん!」とるりこちゃんがニコニコ走ってきました。私も何のことか分かったので、2人で手を取り合って喜びました。唐辛子の担当になってから、ずっと「一緒に収穫したい」と話していて、現在の状況も共有してきました。だから、思いがけずるりこちゃんとの収穫が入って本当にうれしかったです。朝のコメントでるりこちゃんが「願えば叶う」というタイトルで、唐辛子の収穫のことを話してくれて、涙が出そうになりました。私だけではない、るりこちゃんも願ってくれていたんだ……。すごく、温かい気持ちになりました。

 話は変わって、今日から4日間音楽合宿です。今までの曲をブラッシュアップする合宿に。たくさんの曲を練習できて、新たな課題がたくさん見つかって、危機感もありましたが貴重な時間でした。

 オペラ座の怪人の練習では、あゆちゃんが見てくれて、そのときオペラ座の怪人のストーリーを語ってくれました。「曲の中のフレーズ一つひとつにどんな情感をこめるかを各パートで共通認識する」ことをアドバイスしてくれました。怪人の、欲と“本当の”愛との葛藤が、痛いほどわかります。こんなにつらくて、胸が張り裂けそうな感情をどうやって鉄琴で表現すべきか。相当に難しく、簡単なことではない、と思いました。フルートの人たちと相談しました。葛藤のエスカレート、哀愁、女性への怒りと愛……。同じフレーズでも気持ちのこめ方でまったく違うものに。また明後日みんなで合わせるのが楽しみです。
 オペラ座の怪人のストーリーが、「愛とは理解し理解される関係」ということにつながる、まさに私たちのための話のように感じました。怪人は、クリスティーヌを、「自分のことを理解してくれる唯一の人」だと思えたから、愛情を感じた。

 脚本が前半できたということを聞いて、うれしくて、やっぱりお父さんはかっこいいな、と思います。体調に気を付けて、会えるのを楽しみにしています。