8月20日
〇草刈り
今日は1日、草刈りをさせてもらいました。
早朝は、よしみちゃんと“川向うの空心菜”の畑の道路際を刈ったあと、コム3へと移動しました。コム3にはニンニクが植わると聞いていますが、もうすでに須原さんがトラクターをかけてくださっており、長靴で足を踏み入れると、数センチは沈んでしまうほど“ふかふか”の土に、私は思わず寝そべりたくなりました。作物もひとも“ふかふか”の土のほうが気持ちいいだろうなと思いました。
コム3は小さめの畑が4枚つながった畑なので、畦も、斜面も低いので草刈りにもやさしかったです。
田んぼに水入れのある時期はとくに、水路周りはきれいにしておきたいです。私は、まず水路周りから刈りはじめました。すると7:00過ぎ、地域の方がお話する声が聞こえてきました。
この畑のそばで、以前、地域の方が声をかけてくださったことや、たくさん可愛がってくださった方のことが思い出されました。私がなのはな(ここ)で農業(草刈り)ができるのも、そうした地域の方の助けや導き、教えがあったからで、ほんとうに得難いことだなと思いました。
午後は、よしみちゃんと山畑の草刈りへ行きました。山畑に上がる農道の坂道は、草丈の高い草や葛(紫色の花を咲かせていました)が迫っており、軽トラで上がるのも危険を感じました。
山畑の畦や斜面(外周)を刈るのと、農道の道際を刈っていきました。草刈り機を振り上げ(せいぜい斜め上にするくらいですが)葛と格闘すること5分。農道が露わになると、足元がみえる安心感を感じました。
よしみちゃんが奥から草刈りを進めてくれて、その姿が迫ってくると、よしみちゃんに負担をかけまいと、私も草まっしぐらで進んでゆきました。
そして、今日は、草刈りメンバーは4人。まりのちゃんとゆうなちゃんも草刈りに入ってくれました。ちょうど私たちが斜畑に到着したとき、同時にまりのちゃんたちも斜畑に到着するという、気持ちのいいプレーでした。
斜畑に4人もメンバーがいるという贅沢(一気に草が刈られてゆく気持ちよさ)に、私の腕も鳴ります。1メートルでも、80㎝、50㎝でも草刈りを進めたいという気持ちでした。日に日に草で“もふもふ”になってゆく畑を見ては、よしみちゃんとも「草刈りしたーい」と言っていました。
ただ、斜畑は、溝の土を上げた土の山や、溝が深く掘られているため、積み上げた山が連なり、ちょっと草刈りのやりづらい箇所はあるものの“痒い所に手が届く”ではないけれど、うまく草刈りの刃がその箇所に当たると、小さくガッツポーズしたくなります。
今日は太鼓の日だったので、よしみちゃんもゆうなちゃんも途中で抜けることになっていました。私は2人が古吉野なのはなに戻っていくとき、草刈り真っ最中だったのですが、ふと顔をあげると、よしみちゃんが「抜けるね(言っていないけど)」の合図に大きく手を振っていて、つづいて、ゆうなちゃんも手を振ってくれていたのが嬉しかったです。
草刈りも、仲間がいるっていいなと思いました。ゆうなちゃんは自ら立候補して草刈り部に入ってくれて、斜畑の直角にも近い斜面をきれいに刈ってくれました。1つひとつ丁寧に覚えるのだけど、草刈りのスピードも考えて、一生懸命みんなの中で作業をしてくれるゆうなちゃんが、なんだか愛おしいなと思いました。よしみちゃんも、私よりも先回りして草刈り機や熊手の準備などしてくれていたり、よしみちゃんの芸術的な“きれいで速い草刈り”に引っ張ってもらい、一緒にやってくれる仲間のいる有難さをいつも感じます。
〇まりかちゃん
今日は、まりかちゃんのお誕生日でした。
まりかちゃんは10歳になりました。
あゆちゃんが、
「まりかちゃんは仲間でもあるけれど、みなは、まりかちゃんを育てていかないといけないよ」
と言ってくれました。
10歳のまりかちゃんは、なのはなのみなの中で生活するのに恐さも、甘えもありません。むしろ、なのはなが好きで、みなの事が好きで、誰とでも話をかけにいくし、その場を明るくしてくれます。まりかちゃんとバッタを捕まえにいったとき、まりかちゃんは「ちーちにあげる」と言って、捕まえたバッタをパックに入れました。
でも、私は、まりかちゃんがバッタを捕まえるときに足が取れてしまったのを、ちーちにプレゼントするのはどうなのだろうかと思ってしまいました。それは、お父さんに、
「大人の価値観で、完全なものしかいけない、みたいな。バッタが足が取れようと完全でなかろうと、子どもにとってバッタはバッタで嬉しいんです」
と教えてもらい、まりかちゃんの純粋なやさしさに気づかされました。
まりかちゃんは、みなと同じように畑で作業をすることはむずかしいこともあるだろうけれど、それでも、一度は拗ねても、すぐ切り替えてみんなの中にいる、心をいつもopenにしているまりかちゃんは強くてやさしいです。
まりかちゃんが、みなの中で笑っていてくれることが嬉しいし、私も、まりかちゃんといさせてもらうことで、大人としてのあるべき姿をもって成長していきたいです。
私は、自由に動く身体、恵まれた身体があるかぎり、働きつづけたいです。
〇
昨日(19日)の話になりますが、第1鉄塔、第1鉄塔畑上、そして、夕の子畑に元肥を入れる作業をしました。あいにく急な雨に見舞われましたが、みなと元肥を撒き切りました。
今日、第1鉄塔畑を通りかかると、またもや須原さんがすでにトラクターで耕してくださっていて、牛肥と土のマーブル模様だったのが、土一色の平らかな畑へと変わっていました。
元肥を入れて思っていたのは、第1鉄塔は以前は粘土質の土で、耕しても耕しても、土の塊がでてくるような畑だったのが、長年使いつづけてきた畑は、土質が変わって粒子の細かい土になっているのが嬉しかったです。
ゆりちゃんにつづいて、今日はえみちゃんがなのはなに帰ってきてくれました。ゆりちゃんの明るい声もそうですが、えみちゃんの穏やかな笑顔もまた、なのはなの空気を明るくしてくれて嬉しいです。
ありがとうございます。
