4月9日のなのはな

人力ベルトコンベヤーで続々と田んぼの肥料入れを更新中!
田んぼの肥料入れ三日目。
今日も多人数で田んぼに向かいます。
肥料入れ皆勤賞のメンバーや、今期初だけれどスタミナとパワーにあふれるメンバーなど強者ぞろい。
畑の倍以上ある広い田んぼに肥料を入れるために、なのはな総出の多人数作業でみんなと団結して作業ができるところが、私の田んぼの肥料入れの大好きな理由の一つです。
今日は諏訪中田んぼからスタート。
最初に、全体がスムーズに流れるようにみんなで等間隔に並びました。

田んぼの肥料入れは全てバケツリレーで進めています。
みんなで均等に田んぼに入って、みんなが同じ速度、同じ動きで規則正しく動き、テミを受け渡していくことで、一人一人の負担を減らしながらスムーズに牛肥を運ぶことができます。
みんなが一列でクローンのように動き、テミが運ばれてくる様子はまさに人式のベルトコンベヤー。
人手があるなのはなだからこそできる作業です。
さらに、田んぼをブロックごとに分けて、奥から手前にブロックごとに前進することで距離の変動を少なくして、テンポよく進めることができます。
田んぼの広さによって分けるブロックを変えたり、道路が両サイドにあれば大きく二等分して距離を最小限にしたり、まえちゃんが田んぼごとに一番いい動きを考えてくれて、みんなでリズムを作りながらの作業がすごく楽しかったです。

牛肥の乗ったエルフにまえちゃんが付いてくれていて、全体を見ながら指揮を執ってくれる姿に安心して作業に臨むことができます。
そして今日は先頭(撒く人)にさくらちゃんがいてくれました。
牛肥が流れてくる前にふとさくらちゃんの方に目を向けると、屈伸やストレッチで準備運動をしている姿が。
さくらちゃんの作業に対してのまっすぐな熱意がすごく綺麗に感じました。
つられてみんなで準備体操をして気合十分。
エルフのまえちゃんから、さくらちゃんへと牛肥をつなぐバケツリレーが始まりました。
田んぼは若干足元が悪かったのですが、みんなの明るさとパワーで乗り越えていきます。

「ハイっ!」と、前の人から明るい掛け声とともにテミを受け取り、「ハイっ!」と声に気持ちをのせて次の人につないでいく。
相手の受け取ってくれる瞬間の笑顔が最高のパワーチャージで、活気ある空気の中の作業にすごく満たされた気持ちになりました。
そして距離が近くなり、バケツリレーが必要なくなると、最後は個人走で、それぞれがテミを持ち、牛肥を撒いていきます。
そうして夢中でみんなとリレーをつないだり、仕上げに一斉にまいたりしていると、田んぼの広さが信じられないくらいあっという間に一枚の田んぼの肥料入れが終了。
1.2反の田んぼを、なんと10分で撒くことができました。

その勢いのまま、続いて諏訪の田んぼの肥料入れを進め、田んぼの広さが広くなったのにもかかわらず、一時間半ほどで計3枚終わらせることができました。
田んぼの肥料入れは畑とはまた違った嬉しさや楽しさがあります。
広かったり、走りにくかったりと、少し大変だと感じる部分もありました。
ですがその大変さがあるからこそ、よけいに仲間の存在の尊さや充実した気持ちを味わうことができます。
ただバケツをつなぐだけではなくて、次の人が受け取りやすいテミの向きを考えたり、先頭の人に合わせて前後の距離や方向を変えたり、詰まってきたら撒く人の人数を調整したりと、バケツリレーでは頭と気持ちを使う場面がたくさんあります。

全体を見て、仲間を見て、気持ちを添わせながらの作業になります。
次に繋ぐ誰かのためにと想って行動すると自分自身やさしい気持ちになることができるし、みんなからの優しい気持ちもたくさん感じられてすごくあたたかい気持ちになりました。

なのはなの田んぼは全部で22枚。それを今日までで15枚終わらせることができました。残り3分の1。
心と身体を全力で使う肥料入れを、最後までみんなの楽しみながらやり切りたいです。
そして今日の3枚目の田んぼに取り掛かるころには、1枚目に入れた田んぼを永禮さんが耕しに来てくださっていました。


連日なのはなに来てくださり、変わらない優しい笑顔でみんなとあいさつをして、颯爽と田んぼの耕しに出かけてくださる永禮さんの姿に感謝と喜びで胸がいっぱいになります。
そして、移動中に昨日肥料入れをした光田んぼを通ると、須原さんがトラクター掛けをしてくだ さっていました。
肥料を入れてすぐに耕してくださる方々がいることがすごく有難くて心強いことだなと感じます。
私たちの肥料入れは作業時間をたっぷり残して11時過ぎごろに終了。
次の作業は播種に向けてのトレーの準備かなと考えつつ、怪しい雲世冷たい風を感じていると、午後から前倒しで雨が降るかもしれないという情報が。
雨が降る前に少しでも畑を進めたい!
夏に向けて畑がにぎわい始める中、貴重な作業時間を有効に使うべく、急遽午後に予定されていたトウモロコシの植え付けを、肥料入れのメンバー全員で行うことに。

急いで古吉野に帰って道具を準備して保育園前畑へ。
手分けして、ライン引きから定植を進めていきます。
トウモロコシは高く高く土寄せをしていくので畝を立てる必要がありません。
最初に知ったときは畝が要らない野菜もあるのかと驚いたのですが、おかげでラインをひいてすぐに植え付けを始めることができました。
苗を置く人、あとから追いかけて埋める人。
さくらちゃんが全体の進み具合を見て、人数を調整しながら割り振ってくれるおかげで、スムーズに進んでいきます。
細長い畑で、1畝が長く感じるのですが、みんなで1畝ずつ入って終わらせていくと、その長さも苦に感じることなく進めることができます。
やはりどの作業でも人数の力はすごいなと感じて、仲間がたくさんいるなのはながすごくあたたかいことを改めて思いました。

植えたいトウモロコシは約3000株。作業時間は約1時間半。
絶対終わらせる。みんなが気持ちを一つに作業に取り組む真剣な空気間が心地よくて気合が高まります。
そのおかげでどんどんと畑にトウモロコシが植わっていき、時間内にすべて植えきることができました。
やったー! と喜びたいところですが、まだ定植の作業は終わりません。

最後に根切り虫対策に草敷きをします。
よしみちゃんとるりこちゃんがその日の午前の最初に刈ってくれた、刈りたての新鮮の草。
それをトウモロコシの周りに敷くことで害虫から守っていきます。
ここでも、草を置く人と置かれている草を株に寄せる人の二手に分かれていきました。
草敷きは一人完結のイメージがあったのですが、分業すると全員がコンテナを持つ必要がなくすごくスムーズでやりやすく感じました。
効率の良い作業を指揮してくれることがすごく有難くて、作業もより楽しくなるなと感じます。
ラストスパート、みんなでスピード感をもって進めました。

私は置いてくれている草を寄せていく人だったのですが、同じ役割のまえちゃんとなつみちゃんの手つきがすごく素早くて、自分との差に愕然。
私ももっと早く、テンポ感のある動きができるよう、二人の動きに合わせて食らいつくように手を動かしていくと、どんどんと自分のスピードも上がっているのを感じてすごく嬉しかったです。
ぎりぎり午前中では完成させることはできませんでしたが、午後の最初も使かって、無事に雨前にトウモロコシの定植を終えることができました。


田んぼの肥料入れ、トウモロコシの定植。
優先して終わらせたい作業を多人数で一気に進めていけた時間がすごく充実していて楽しかったです。
どんな作業も、こんなに心強い仲間がたくさんいたら楽しんで進めることができるなと改めて感じることができた1日でした。
田んぼも畑も、良い実りにつながるよう引き続きみんなで手入れして、美味しい作物を作っていきたいです。
(ゆうは)
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古畑ハウスでワサワサと育った元気な苗たち。いよいよさつまいも第一弾の定植です!
苗は2節ほど残して、カット。新芽から20cmほどの大きの苗にします。
約500株植える予定で、黙々とカットしていきます。

2樽分一杯に苗をカットし終えたところで、いよいよ植え付けです。
苗を畝の上に置いていたら、苗の節から既に発根しているものもありました。いかにも”元気いっぱい!!”といった感じの苗です。
なのはなでは、篠竹を畝の上から斜め45度くらいに刺して穴を開け、そこにさつまいもの苗を滑り込ませて植え付ける方法が定番となっています。


今年は株間20cmで植え付けていきました。株間が狭い分、畑にたくさんの苗を植え付けられます。
なのはなで採れるさつまいもは、甘味が濃く、料理でも、焼き芋でも、すごく美味しくいただけます。今年もたくさんの芋がつきますように。
