「タイヤ交換」 みつき

4月8日
 
●タイヤ交換
 
 今日は白井さんに教えていただいて、なのはなの車のタイヤ交換をしました。
 初めてのタイヤ交換。いつもみんなで、季節の変わり目で冬タイヤや夏タイヤを納屋から出し入れしたりお仕事組さんが朝にタイヤ交換をしているところを見かけたり……、それだけで、どこかで自分には無縁のように感じてしまっていました。
 自分が車に乗っていて、運転するドライバーになっているからには、必ずできるようにしないといけないことだな、と気持ちがハッとして、絶対に覚えて帰るぞ! と気合を入れて作業に入りました。
 まず一つ目の発見。「音の正体はこれだったのか!」
 白井さんがエアーコンプレッサーを持ってこよう、とおっしゃいました。青色で、まあるい筒形のタンクがあって、この中に空気が入っている。コンプレッサーの先端に、インパクトの機械を取り付けて、これでタイヤのナットを取り外しするのだということでした。
 エアーコンプレッサーが電源に繋がっているとき、ウイーンと大きな音がしています。この音はよく聞き慣れていて、白井さんが作業をしてくださっているとき、玄関下の方から聞こえてくるもので……。そうか、インパクトを使うためにこの機械を使っていて、この音がしていたのか! と納得しました。
 
 二つ目の発見。『切り欠き』。
 車を上げていくのにジャッキを使いました。ジャッキを使うのは知っていたけれど、さて、車のどのあたりをジャッキアップしたら良いんだろう?
 そう思っていると、白井さんが車体の下部を指さしてくださいました。二つの切れ込みがあるのが見えました。一見傷のようにも見えてしまったのですが、「この『切り欠き』がジャッキアップする部分だよ」と教えてもらいました。車のサイドシルをしっかり見たこともなかったなと思って、切り欠きというものを知りました。
 ジャッキのハンドルを上げ下げすると、車が少しずつ上へと浮いていきました。このジャッキだけで、重たい車が浮いてしまうのが本当に信じられないような気持ちでした。まるで『バックトゥザフューチャー』みたい……なんて思いながら、車の後輪が浮くまでジャッキを上げました。
 
 ナットを取り付ける時には、5つのナットをタイヤが斜めにならないように留めるのと、インパクトを絶妙な力で使うのがとても難しかったです。1回トライさせてもらったときは、力を入れすぎてしまって、一か所だけが入りすぎてしまいました。インパクトの扱いは慣れだよ、と話されていて、また白井さんと作業をさせていただきたいなと感じました。
 最後に取り付けたタイヤの横に金属の棒を置いて、タイヤを回してみました。その棒とタイヤの距離感を見て、曲がっていないかどうか、まっすぐ取り付けられているかどうかを見るのだそうです。
 綺麗に取り付けることが出来て、「良いですね!」と白井さんと喜びあいました。次は、白井さんがおっしゃるよりも先に、自分で分かって、考えて動けるかなと感じました。新しいことを教えていただけて、とても嬉しかったです。
 

●肥料入れ
 
 午後、まえちゃんたちと田んぼの肥料入れをしてきました。
 3枚の畑を終わらせることが出来ました。
 光田んぼ下は、見た目は土が乾いているのに、歩いてみると、中が柔らかくぬかるんでいました。あまり同じところにとどまり続けると、足が沈んでいきそうな感じでした。
 まりかちゃんがテミを渡してくれて、それをかのんちゃんに繋いでいきました。歩きにくかったけれど、足が沈みそうになる前にと、小走りで駆けていきました。
 かのんちゃんが忍者のように、サササ、と前かがみでこちらに来てくれて「はい!」と大きな声で返してくれるのがとても嬉しかったです。
 
 途中で、エルフの荷台に乗せてもらって、まえちゃんが入れてくれた牛肥のテミを手渡していくことになりました。エルフの前で、みゆちゃんが「はい!」と手早く受け取ってくれました。あおりが付いている高いエルフを前にしても、高身長のみゆちゃんだとへっちゃらそうに見えて、頼もしかったです。焦る気持ちから、テミを渡す手が荒くなってしまうときもあったのですが、みゆちゃんが、何も動じないで力強い手でガシリと受け取ってくれました。これまた嬉しかったです。
 
 まえちゃんが途中で、「自分が楽するようにじゃなくて、みんなが楽になるように動こう」と声をかけてくれました。
 その言葉がとても心に残っていました。
 まえちゃんの補助として、どうしたら牛肥を入れやすいか、どうしたらみんなやみゆちゃんの手を止めないで進められるか。どのポジションに居てもいつも、「誰かが楽になるように、助かるように、力になるように動く」ということを考える。それが自分の動く指針になるんだなと改めて感じました。
 いつも誰かのためであって、そのうえで意味のある確かな動きを心がけていこうと感じました。
 
 肥料入れは後半戦に入るそうで、明日からもまた頑張りたいです。